表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

3/9

そして、朝

 モモンガは目を覚ました。

 布団に潜り込んでいる男性神エロスで美少年。

 すやすやと眠っているエロス。

 モモンガはこう叫んだ。

「イヤアアアアアアアアアアアア!」

 エロスは目を覚ました。

「おはよう!」

「おはようじゃないわよ! この変態!」

 女子モモンガは怒っている。

「まさか、一緒に寝たっていうの?!」

「一緒に寝たよ? おはよう!」

「イヤアアアアアアアアアアアア!」

 モモンガは泣き出した。

「どうして泣くの?」

「なんで私がこんな変態美少年と……!」

 エロスは少し考えてみる。

「あれ、エロスの矢は誰に当たったのだろう?」

「何よ……? エロスの矢って?」

「あれ、知らないの? 私は別名、キューピッドだ」

 そう、男性神エロスは別名、キューピッドと呼ばれるのだ。

「え、ということは、あなたはキューピッドの矢を……?」

「うん、そうだよ? あれ、エロスの矢は誰に当たったのだろう?」

 モモンガはジーっとこの美少年を見つめる。

 この美少年がキューピッドですって? そうモモンガは思っている。


続く

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ