表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

2/9

その男性神エロスは美少年!?

 モモンガは状況がわからなかった。

 無理もない。

 突然の女子の部屋に半裸の美少年が立っているのだから。

 モモンガは女の子、目の前にいるのはどう考えても変態にしか見えない。いくら美少年であろうとも、半裸は半裸である。

「とりあえず、出ていってよ?」

「え、君が私を呼んだのに、それはおかしくないか?」

 女子モモンガは頭を抱える。

 どうしてこうなった、と。

 ちょっとだけ思い出す。

 そう言えば、男性神エロスが美少年だったらいいなぁ、とモモンガは妄想した。しかし、まさか本当に男性神エロスが美少年の姿をしてやって来るとは思いもしない。

 どう考えても、目の前にいるのは半裸の変態美少年である。

「とりあえず、私は君と一緒に寝る」エロスはそう言って布団に潜り込もうとする。

「ちょっと待って! この変態! 出ていって!」モモンガは抵抗している。

 その時だった。モモンガのお父さんがやって来てこう言った。

「何をひとりで騒いでいるのだ? もう寝なさい」

「え?」モモンガはお父さんの言葉を疑った。

「ほら、私は君以外には見えない。私は男性神エロスだからさ」なぜか、モモンガのとなりにいるこの美少年はニコニコしている。

 バタン。ドアを閉めたお父さん。

 モモンガは気を失った。


続く

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ