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暑すぎない陽射しの空に

作者: 夜朝

せめて

被害が少ないといいのに


そう

思っても


たった一つでも

たった一人でも


それが自分だったら

きっと苦しい


だから

全然ないといいのにね


けれど

現実は

そうもいかないから


悪いことが

重なって

重なって


それでも

いいことは

きっとあるんだって


信じたいし


どうしても

手離せないほど


強く

信じてる


今が

つらい

あなたの上に


雲の上の空は

やさしくしてくれますか


包んであげてほしい

傷む体と

痛む心を


灯ってあげてほしい


たくさんの

ほっとする明かりが


その涙を

癒してくれますように


あの雲の向こうには


もう

ずっと


苦しいことも

辛いことも


なければいいのにね


けれど

現実は

そうもいかないから


負けないで

いられたらいいね


「こんなことで

 くじけないから!」


そんな風に

言える人も

言えない人も


みんな

大切に

そっと

包んであげてほしい


少しずつ

秋が近づいて


暑すぎない

陽射しの空に


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