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千羽鶴はお日さまのにおい  作者: 立川ありす
第3章 体育館の妖精と、小夜子さんの願い
8/12

体育館の妖精

 次の日、わたしはいつも通りに小夜子さんといっしょに登校した。


「ゾマ! おはよう!」

「おはよう、そのかちゃん」

「チャビーちゃんおはよう。小夜子さんも、おはようございます」

 ゾマに会ってあいさつする。すると、


「チャビーちゃん、無事でよかった!」

 ゾマは昨日のパパとママみたいに、わたしをギューッとだきしめた。

「……お兄さんのこと、気を落とさないでね。気づいてあげられなくてゴメンね」

 そう言いながら、ワンワンと泣きだした。

 そっか、ゾマもお兄ちゃんのことを、昨日知ったんだね。


「ゾマー。くるしいよー。それに、わたしはもうだいじょうぶだから!」

 ゾマのむねに顔がうまって、いきができなくなって、あわてる、


 わたしは、昨日、マイとお話して、パパやママと、小夜子さんとお話した。

 そして、お兄ちゃんのことを受け入れることができた。

 でもゾマは、そういうのなしで、お兄ちゃんが実はいなかったってことだけを聞いたんだもんね。

 だからショックだし、わたしのことを、すごく心配してくれてるんだ。


「本当に本当にだいじょうぶだから、ゾマも泣かないで!」

 わたしはゾマをなぐさめる。


 お兄ちゃんがもういないって知って、ほんとうは今でも悲しい。

 できるなら、お兄ちゃんに帰ってきてほしい。


 でも、お兄ちゃんはいつもわたしを気づかっていてくれた。

 そんなわたしが、いつまでも泣いていたらダメだ。

 それじゃ、お兄ちゃんだって安心してねむれないもん。


 だから、わたしはちょっと無理して、ニコッと笑った。

 やさしかったお兄ちゃんみたいに、ゾマを笑顔にできるように。


「そっか。チャビーちゃんは強いね」

「エヘヘ、そうかな」

「そういえば、今日、体育があるよね。たいそう服は持ってきた?」

「うん! わすれずに持ってきたよ!」

 たいそう服が入ったバックを見やると、思わずニコッと笑顔になった。

 ママが買ってくれて、ほつれたところをお兄ちゃんが直してくれた、大切なバッグなんだ。


 でも小夜子さんは、ズーンと暗い顔になった。

 小夜子さんは、お兄ちゃんのガールフレンドだったんだもん。

 やっぱりお兄ちゃんのことで、さみしい思いをしてるのかな。そう思ったら、


「体育はイヤだよね……」

 そっちなんだ!?

 小夜子さんったら、お兄ちゃんとは関係なく考え方がネガティブなんだね……。


「みんなといっしょに遊んだり、走ったりするの、楽しいのにー」

 わたしは口をとがらせて小夜子さんを見やる。


 わたしは、病気だったころは、走ったりすると心ぞうがバクバクしてたの。

 だから、みんなとスポーツなんてできなかった。


 でも、今はそんなことない。

 みんなといっしょに走ったり、ドッジボールしたりできる。

 だから、今は体育の時間がいちばん好き。

 ……算数とかはいっぱいわからなくて、ちょっと苦手っていうのもあるけど。


「そりゃ、チカちゃんはすばしっこくてスポーツ得意そうだもんね。いいな、わたしは体を動かすのって得意じゃないし……」

「でもでも、小夜子さんは勉強できるし!」

「あのねチカちゃん、勉強が苦手な子はテストの時にこまるだけだけど、体育が苦手だと、体育の時間のたびに、つらくて悲しい気持ちになるんだよ……」

 小夜子さんったら、相変わらずネガティブなんだから。


「そうだ、体育館の妖精って、お願いごとをかなえてくれる妖精らしいですよ」

「ゾマ頭いい! 妖精さんに小夜子さんをスポーツを大得意にしてもらえば!」

「……そのかちゃん、チカちゃん、気持ちはうれしいんだけど、妖精さんにお願いしてもスポーツが得意になったりはしないと思うな」

 おまけに夢もない。

 もー! お兄ちゃんのかわりも大変だよ。


 ……けど、そんなわたしも、体育の時間でこまっていた。


「きゃっ!」

 ものすごいスピードで飛んできたボールを、あわてて横にとんで、よける。


 わたしがよけたボールを、コートの外にいた男子が取る。

 わたしのすぐ後ろにいたんだよ。


 その男子は、よけたばかりのわたしを連続してねらう。

 ヒドイ!


 体育の時間は、体育館でドッジボールをすることになった。

 チーム分けは女子と男子と合同だ。

 ゾマはマイといっしょに赤組で、わたしと安倍さんは白組。


 今はどっちのチームも半分くらい当てられてコートの外に出ている。

 赤組のゾマは外にいて、マイは中にいて、白組の安倍さんは外にいて、わたしはまだ当てられていなくて中にいる。でも、


「それ! 日比野を集中こうげきだ!」

 赤組の男子が3人がかりで、わたしばっかりにボールを投げてくるの。

 男子が力いっぱい投げるボールは早くて、コワくて受けることなんてムリ!

 でも、よけると別の男子がボールを拾って、わたしめがけて投げてくるんだよ!


「なんで、わたしばっかりに投げるの!?」

「へへーんだ! これも作戦なんだよ! くやしかったら取ってみろ!」

 そんなことを言って、笑った。

 もー! ヒドイ!


「チャビーちゃん、がんばってー!」

 ゾマは相手のチームなのに、おうえんしてくれる。

 ありがとう。


 でも、ごめんね。

 男子のボールは早すぎて、わたしには取れない。

 あわててボールをよけるけど、コートの外にいる大がらな男子がひろって、またわたしに投げてくるんだよ!


 今朝ゾマが言ってた体育館の妖精さんって、ほんとうにいるのかな……?

 いるんだったら、男子たちを、どうにかしてほしい!


「日比野さん、相手の目を見て! あいつらはまっすぐにしか投げてこないわ!」

 安倍さんはアドバイスしてくれる。

「だから、ねらいがわかればボールを取るのなんてカンタンよ!」

「そんなことを言われたって……きゃつ!」

 そんなマンガみたいなことを言われても、できないよ!

 そりゃ、安倍さんだったらできるかもしれないけど!


 安倍さんは勉強だけじゃなくて、スポーツもカンペキなんだ。

 ボールを投げるときはお手本みたいなキレイなフォームで、当てられそうなときは機械みたいにすばやく、正かくによけるの。


 もし、ねらわれてるのが安倍さんだったら、男子のボールなんてカンタンに取って、投げ返してるにちがいない。

 でも、そんな強い安倍さんが、どうして外にいるかっていうと、


「へへん、ボールいただき!」

 わたしがあわててよけたボールを、男子より先にマイが取った。

 つむじ風みたいにすばやく取ったんだよ。


 マイは運動はなんでも得意で、体をきたえてるから力も強いの。

 さすがのカンペキな安倍さんも、マイにだけはかなわなかったんだ。


「あっ、志門! ズルして日比野にボールわたしたりするなよ!」

「そんなことしないって。全力で投げてやるよ」

 マイは男子に向かってニヤリと笑った。


「ええっ!? ウソウソ!? マイが全力で投げたボールなんて、よけられないよ!」

 わたしはあせる。

 でもマイは、あたしに向かって思いっきりボールを投げる。


「きゃあ!?」

 ビュウッ!


 まるで、たいほうが飛んできたみたいに風を切る音がした。

 でも、ボールはわたしのドリルの髪をかすめて、わたしのすぐ後ろで待ちかまえていた大がらな男子の顔面に命中した。


「ぎゃぁ!?」

 男子は思わずふっとんだ。


 でも、それだけじゃない。

 はねかえったボールは体育館のてんじょうの柱に当たってはね返った。

 そしてコートの中で目を丸くしていた男子2人の頭にぶち当たった。

 まるでボールのゲンコツみたいだ。


「思いっきり投げたら手元がくるっちゃった。おまえら、だいじょうぶか?」

 マイが何食わぬ顔で笑う。

 男子たちは、ふっとばされて目を回していた。


「柱や、かべに、ボールが当たってはね返ることを、ちょうだんって言うのよ」

 勉強もカンペキな安倍さんが、教えてくれた。

 はね返ったボールが、わたしの目の前まで転がってきた。

 わたしもビックリして目を丸くしながら、ボールを拾い上げる。


「やったね、チャビーちゃん。ボールが取れたね」

 ゾマが喜んでくれた。


 えへへ、お願いがかなっちゃった。

 でも、お願いをかなえてくれたのは妖精さんじゃなくてマイだけどね。


 だから、わたしはマイにニッコリ笑いかける。

 それから赤組の太っちょの男子に向かって「えいっ」ってボールを投げた。


「……っていうことがあったんだよ」

「そうなんだ。まいなちゃんって、いろいろとスゴイよね」

 放課後、わたしはウサギ小屋の前で、小夜子さんとお話をしていた。


 3びきのウサギが、大きな小屋の中で仲良くご飯を食べている。

 わたしたち4年生と、5年生の先ぱいが持ち回りでお世話をしてるんだよ。


 今日はわたしとゾマの当番だったんだ。

 ホウキとチリトリでフンや食べカスをそうじして、トイレのすなを取りかえた。

 エサ入れもそうじして、近所のスーパーマーケットからもらってきた売れ残りの野菜を入れたんだよ。

 がんばって持ってきた野菜を、ウサギがたちが、おいしそうに食べてくれる。

 なんだか、うれしい。


 それで、ゾマが先生のところにウサギ小屋のカギを返しに行っててくれてるの。

 だから、わたしは小夜子さんといっしょにゾマを待ってるんだ。


「小夜子さんも、初等部のときにウサギのお世話をしてたの?」

「うん」

 小夜子さんは、なつかしそうに笑った。


「あのね、この子たち、わたしたちが初等部だったころに生まれたんだよ」

「わ、赤ちゃんウサギだったんだ! いいなー」

「でも大変だったんだよ。ウサギが4ひきになっちゃったから、先生が小屋を大きくしてくれたんだ」

「4ひき?」

 わたしは、首をかしげる。

 今はウサギは3びきしかいない。


「うん。この子たちのパパとママは、もういないの」

 小夜子さんは、さみしそうに言った。


「ちょうど、わたしたちが初等部の4年生のときに、いなくなっちゃんだ……」

「そうだったんだ……」

「わたしとようすけ君が小屋のそうじに行ったら、パパのウサギがぐったりしててね。あわてて先生にお話ししたら、病院に連れて行ってくれて、でも、もどってこなかったんだ……」

 赤ちゃんウサギのお世話をできるのはうらやましい。

 けど、パパのウサギがいなくなっちゃうのはイヤだな……。


 小夜子さん、悲しいことを思いだして、また暗くなっちゃうかな?

 でも今回はそんなことはなくて、話を続けてくれた。


「先生ったら、ウサギのことをずっとだまってたら、そのうちわたしたちがわすれちゃうって思ったみたい。でも、わたしがずっと心配してたから、ようすけ君がしつこく先生に聞いてくれてね、そうしたら、ウサギはもういなくなったて教えてくれたの。あのウサギはおじいちゃんだったから、もうお休みしたんだよって」

 そう言って、小夜子さんは、さみしそうに笑った。


「それでね、わたしが泣いちゃって、ようすけ君も先生もこまってね、結局、ウサギがお休みしてるっていう教会に、おはか参りに行ったの」

 そっか、お兄ちゃんは、そのころからやさしくて、わたしのヒーローだったのと同じくらい、小夜子さんのヒーローだったんだ。


「ねえ、チカちゃん。今朝、お願いをかなえてくれる妖精の話してたよね?」

「うん」

「あの話、高等部でもうわさになってるの。妖精に会った子もいるんだって。いいな。わたしも、そんな妖精に会えたらいいのにな」

 そう言いながら、小夜子さんは、さみしそうにウサギを見ている。


 小夜子さん、妖精さんに会って何をお願いしたいのかな。

 パパのウサギを返してってお願いするのかな?


 ううん、小夜子さんはお兄ちゃんに会いたいんだよね。


 お願いをかなえてくれる人は、いる。

 本当に神さまに会ったわたしは、知ってる。


 でも、いなくなった人に会いたいなんて願いごと、かなえてくれるのかな?


 そりゃ、わたしだってお兄ちゃんに会えるなら、会いたい。

 けど、いくら自分がさみしいからって、そんなお願いをしたらダメだ。

 そんな気がする。


 お兄ちゃんだって言ってたもん。

 力を、自分勝手な理由で使ったらだめだって。


 だから、わたしはうーんと考えて、


「……そうだ。あのね、小夜子さん。この子たちも赤ちゃんを産むのかな?」

 そんなことを聞いてみた。


「どうだろう。生まれた2ひきはメスだったけど、いつの間にかオスが1ぴき、ふえてるから、ひょっとしたら生まれるかも」

 小夜子さんは少し考えてから、

「そっか、そうしたら、今度はこの子たちがパパとママだね」

 そう言って笑ってくれた。

 よかった。


 やさしかったお兄ちゃんのかわりに、わたしはみんなを笑顔にしたい。

 同じように、パパとママのウサギが子どもウサギを生んだみたいに、子どもウサギが大きくなって子どもを産んだら、きっとさみしくないよね。


 小夜子さんといっしょに、わたしもウサギを見て笑った。

 仲よく葉っぱを食べるウサギたちを見ていたら、ゾマが帰ってきた。


 そして3人で、商店街を通って家に帰る。


「【シロネン】の前を通ると、いつもおなかがすいちゃうよね」

「うんうん、すっごくおいしそうなにおいがするよね」

 そんなことを話しながら、お店のカンバンを見やる。


 カンバンには、シロネンちゃんの絵がかいてある。

 お兄ちゃんのストラップと同じ、プリンのぼうしをかぶった女の子だ。

 すごくかわいくて、高等部のお姉さんたちにも人気なんだって。


 でも、見ると、ちょっとお兄ちゃんのことを思い出しちゃう。


 お店の中は女の子でいっぱいだ。

 お兄ちゃん、お店に入ってケーキを買うの、はずかしくなかったのかな?

 それなのに、わたしのために買って来てくれたのかな?

 そんなことを考えながらカンバンを見ていると、


「ねえ、知ってる? シロネンって、もともとは外国の神さまの名前なんだよ」

「そうだったんですか?」

「そうなの!?」

 わたしは思わず、ゾマといっしょに聞き返した。


「うん。外国の人がよく食べてたトウモロコシの女神さまなんだよ」

「そっか、だからケーキ屋さんの名前になったんだね」

 小夜子さんがあんまりにも物知りだから、2人でかんしんした。


 シロネンちゃんは神さまなんだ。

 ってことは、【白昼夢の世界】のどこかにシロネンちゃんがいるのかな?


「それからね、チカちゃんのブザーのハチドリは、太陽の神さまの化身なんだよ」

「わっ、小夜子さんすごい、なんでも知ってる」

「太陽の神さまなんだ」

 ビックリするゾマのとなりで、わたしは思わず笑顔になった。


 このブザーを選んでくれたのは、小夜子さんだ。

 小夜子さんは、何を思ってこの選んでくれたのかな?


 このブザーは、わたしの病気が治ってから買ったものだ。

 だから、その時には、もうお兄ちゃんはいなかった。


 お兄ちゃんの名前の【ようすけ】の【よう】は、太陽の【陽】だ。

 そんなお兄ちゃんの名前と同じ、太陽の神さまの形のブザー。


 小夜子さんは、お兄ちゃんのことを考えながら選んでくれたのかな?

 お兄ちゃんみたいに、わたしを守ってくれるようにって。


 えへへ。ありがとう、小夜子さん。


 それから、ブザーと同じハチドリのすがたをした、妖精のポチ。

 いきなりあらわれてビックリしたし、長くてヘンな名前だ。

 だけど、ポチがいると、お兄ちゃんがいなくても、そんなにさみしくなかった。

 お兄ちゃんがもう帰ってこないってわかってからも、ポチとお話していると、悲しい気持ちにならずにすむ。


 みんなにもポチが見えたらいいのにね。

 ポチもみんなといっしょにお話とかできたら、もっと楽しいのに。

 でも、見えないものはしかたがないよね。


 ああ、そうだ。いつか、ポチといっしょに街を歩いてみたいな。

 そのほうがポチだって楽しいよね。

 商店街にも学校にも、ポチに見せたいものがたくさん、たくさんある。


 そんな風に考えながら、みんなとお話して家に帰った。


「……っていうことがあったんだよ」

 家に帰ってから、ポチに体育の時間のマイのこと、小夜子さんとウサギ小屋のウサギのこと、体育館の妖精のうわさのことを話した。


 ポチが見えたりお話しできるのはわたしだけだから、ポチは昼間はずっとわたしの部屋にいる(どこかに遊びに行ってるのかもしれないけど)。

 わたしがいない間にさみしくないといいんだけど。

 あ、でも、ポチは【白昼夢の世界】に行けるからさみしくはないのかな?

 そんなポチは、


『ボクみたいな妖精が、他にもいるのかもしれないね』

 体育館の妖精のことが気になったみたい。


「そうなんだ! どんな子なんだろう?」

 ポチがその子とお友だちになれたら、ステキかも。

 その子とお話したり、街を飛び回ったりしたら、ポチもわたしがいないときでもさみしくないもん。


 その妖精は、どんな子なんだろう?

 ネコの神さま……えっと、テスカトリポカさまに聞いたら、教えてくれるかな?


 ……でも、以前に「お兄ちゃんに会いたい」ってお願いしたときに、お兄ちゃんのことを教えてくれたのに「ウソつき!」って言って帰っちゃったんだ。


 テスカトリポカさま、おこってるよね……?


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