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エル・カダルシアの魔法手帖  作者: ゆうひかんな


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魔法手帖八十三頁 ヌールと聖女、偽るもの

「お帰りなさい、ヌール。」

聖女が笑みを浮かべ迎え入れたのは、少し前エマ達を襲い檻に囚われていたはずの黒い獣。

慈しむような手つきで優しく体毛を撫でてあげると、嬉しそうに体全体を擦り付けてくる。


「驚いたでしょう?でもあの程度の檻ならどうとでもなるわ。安心しなさい。」

少女が優しく話しかけると黒い獣は大人しく目を閉じ少女の傍らに横たわる。

ゆっくりと手を上下し毛並みを整えると獣は安心したように彼女の傍らで寝息をたてる。

ここはヨドルの森から少し離れた丘の上。

エマ達が狩りを行っていた場所を一望できる。

レイモンドの指示で"お使い"に行ったついでに寄り道をしたのだ。

遠目から見てもわかった。

狩りをしながら必死に戦闘行為に慣れようとするエマ。

「無駄なことを。まもなく貴女は死ぬかもしれないというのに。」

呟いたクリスティーナの声を拾ったのか耳を動かし僅かに覚醒するヌール。

とある晩、彼女は偶然聞いてしまったのだ。

レイモンドがどのようにしてアリアドネの魔法手帖を手に入れたのか。

『正統な後継者を殺して奪った』と。

…なるほど、ルブレストの分家の一つが強盗によって家族全員が惨殺されたという事件にはそういう裏があったのね。

あの家が魔法手帖を隠し持っていたのか、その程度の感慨しか今の彼女には浮かんでこない。

彼女は再びゆっくりと手を動かし、眠りに落ちていこうとするヌールと自分に転移の魔紋様(まもんよう)を発現させる。

宵闇の中、光を発し慈愛に満ちた顔付きの聖女と寄り添う獣の姿は宗教画のように美しい。

一方でその聖女の唇が紡ぐ言葉は…呪いに満ちていた。

「ヌール。魔法紡ぎの女王の匂いは覚えたわね?…時が来たら彼女を殺しなさい。そして魔法手帖を奪うのよ。」


この世に聖女は二人もいらないわ。



ーーーーーー


完全に日が落ちた狩場。

魔物避けの結界が張られたその中では。

「夜にこんな物騒な場所で長話もなんだから手短に話そう。君達は魔物に怯え錯乱し、無害な私達を悪意ある檻に閉じ込めることによって精神的苦痛を与えた。巷で評価の高い"蒼の獅子"もビッグボアごときに怯えるなど大したことはないな。」

「何を!」

怒りに震えるカイロスさんをいたぶるように言葉を重ねる御曹司。

なるほどブラックマーナガルムが逃げた今、それと戦っていたという証拠はどこにもない。

ビッグボアの遺体だけが転がるこの状況をうまく利用したというわけか。

「それで?何が望みだ。」

カイロスさん達を押し止め、ロイさんが御曹司に尋ねる。

余裕ある表情で鷹揚に受ける御曹司は憐れみを含んだ視線をカイロスさん達へ送る。

「人間誰しも失敗はあるもの。我々は非常に寛大だ。よってダングレイブ商会へ謝罪の気持ちを込めて魔法手帖を寄越したまえ。」

…ど直球だな。

せめて要求をオブラートに包むとか、裏を読ませるとかそういう配慮は出来ないものですかね。あんまりな言いがかりに、うっかり異世界人特典の呪い発動しそうなんだが。

無情にもヨルの六の鐘が響き渡る。

お夕飯食べてないから若干気が立っているのはしょうがないだろう。

落ち着け自分。

よし、深呼吸だ。

「魔法手帖?そんなものは所持していないが?」

カイロスさんの訝しげな声を遮るようにダングレイブ商会の御曹司は私の方を指差す。


「そこらへんにいた平凡で地味な顔の方のお嬢さんが持っているだろう。」

…よし、終点指定せずに転移で吹っ飛ばそう。

彼なら食物連鎖に影響を与えることもあるまい。

存在がばれた以上、かけ続けていても意味がないから認識阻害の魔紋様(まもんよう)の効果を自分の方だけ解除する。

「エマちゃん、落ち着いてね?顔が面白いことになっているよ?」

サリィちゃん『エマちゃんは地味じゃないよ、優しい顔立ちなんだよ!』って言ってくれる貴女は天使ですか?

「なるほど、お嬢さんは顔立ち同様お優しい方なのかな?じゃあ、我々へのお詫びにその手に持っているものを私にくれるよね?」

御曹司、笑顔を張り付けているが目が笑ってませんよ?

ロイさんたちも不愉快そうにダングレイブ商会の面々を見ている。

口出さないでいてくれるのは一応雇用主たる私に配慮してるんだろうな。

向こうも小娘だと思って舐めてかかってるのが目に見えてわかる。

まあ、今この手に持っているものを見てその笑顔が続くなら考えてもいいかな?

「これですか?」

首をかしげ手に持つものを掲げる。

「そうだよ!その魔法て…。」

御曹司さんが私の手元をまじまじと見て固まった。

「エマ、ずっと疑問に思ってたんだがその手に持ってるのは?」

「料理に使う、まな板ですよ!」

ロイさんの質問に即答しました。

これね、ほんとに自慢の逸品なんですよ!

天然木材を贅沢に使用し、厚みもちょうど良くて使い心地も完璧なんです!

握る把手のついた洋風のカッティングボードは商店街の日用品売場で入手しました。

作業の邪魔にならないよう、縁に飾り彫りがついているところも乙女心を擽りますね!

「…一応聞いておこうか。この緊急事態になぜそれを持っている?」

「荷物かばん探って最初に取り出したのがこれでした。やっぱり手慣れた道具が一番ですよね!!」

なーんて。

ホントはさっきまでまな板に偽装した魔法手帖だったんだけど、認識阻害かけたときに然り気無く入れ替えました。

ロイさん、さすがです!

空気読みましたね!

近くにいて私が入れ替えているのに気付いているのに、なかったことにしてくれましたよ。

おっと、御曹司、硬直して口開いてますが?

あ、お付きの人に促され意識を取り戻した。

「このまな板、すごく気に入っていたのですけど…どうしてもというなら。」

「いらんわ、そんなもの!」

「あら残念。それで、なんでしたっけ?手帖…ですか?」

「そう、それだよ。持っているのなら早く出したまえ!そうでないと…君達は困ったことになるんじゃないかな?」

「それはどういうことです?」

復活したのか、余裕を取り戻した様子の御曹司に対し『言ってることが全然わかりません!だから教えて!』という空気を醸し出す。

御曹司、目に見えてイライラしはじめましたね。

「これだから子供は嫌いなんだよ。面倒だからお前が説明しろ。」

突然話を振られた格好のお付きの人だけど全く動じていません。

なるほど、御曹司は面倒になると、いつもこの人に話振っている訳ですね。

「例えば、ある日こんな噂が流れます。『"蒼の獅子"はビッグボアに怯えて錯乱し、領民に危害を加えた()()()』と。」

「何だって?そんなことやっていないじゃないか!!」

「そんな事は関係ありません。噂とはそういうものでしょう?」

淡々と答えるお付きの人に反論するカイロスさん。

なるほど、この人(お付きの人)がこの御曹司の頭脳か。

そうやって悪評をたてれば"蒼の獅子"がこの国で活動しづらくなると。

平静を装っているがカイロスさん達の顔色が悪くなる。

もしかしたらすでに仲間内で餌食になった人がいるのかも知れないな。

「もしくは『その場にオリビアの店の従業員が居合わせていたらしい』とも。」

「それは困りましたね。」

おや、こちらにもとばっちりがきますか。

サリィちゃん、お気持ちは察しますが、もう少し我慢ね?『うふふ、人間ていくつの部位に分けられるのかしら』なんて、想像するだけで充分に怖いからやらないでね?


オリビアの店に対する発言のポイントはあくまでも『その場に居合わせていた』とだけ言っているところ。

蒼の獅子に対する噂のように誇張され嘘に近い言い回しをわざと選んでいるのとは違う。

例えば居合わせていたけど助けなかった、もしくは一緒に危害を加えようとしたという風に噂に尾ひれがついて広まることを期待しているのだ。

出発点は無害でも広がった内容には徐々に悪意が含まれるようにね。

このお付きの人、人間の業というものを良く理解している人だ。

悪意なく嘘を混ぜて面白おかしく誇張して、噂を広めようとする人間は残念ながらどこの世界にでもいるものだから。


さて、こんなもんでいいかな。

「ではこちらから一つお伺いしても?」

「なんだね、お嬢さん。魔法手帖を渡す気になったとでもいうのかな?」

にっこり笑ってから私は問う。

「私が魔法手帖を所持している、という嘘をどなたに吹き込まれたんですか?」

「なんだと?」

「魔法紡ぎのお仕事をしている人間はそれなりの数がおりますでしょう?なのになぜ的を絞った相手が私?いったい誰が貴方に吹き込んだんです?私が魔法手帖を所持しているという嘘を。」

「それは…。」

ちらり、と隣を見る御曹司。

やっぱりその人(お付きの人)でしたか。

私はとっておきの笑顔を向ける。

びくっとなる御曹司に表情を変えないお付きの人。

まあ、御曹司はわかるが蒼の獅子の面子が視線を逸らすってどうよ?

笑顔が性格悪そうだと?

…私が一体何をした。

本番はまだこれからなのに。

「やっぱり貴方でしたね。全然容姿が違うから最初わかりませんでしたよ?…トーアさん。」

「「「な、んだって!!」」」

異口同音に驚きの声をあげる蒼い獅子の面々。

あ、でもロイさんはそうでもないかな?

サリィちゃんは満面の笑みだ…殺るのは私がいなくなってからにしておくんなさい。

「貴女は何を言っているのです?」

「私も知っているのですよ、元々トーアという名前が偽名なんですね。()()()お名前素敵じゃないですか!古語で天体に関わりのある…」

そう言った瞬間に、お付きの人…偽名だけどトーアさんでいいか、彼の変わらなかった表情が一気に色を取り戻す。


「それ以上は言うな!」

化けの皮が剥がれましたね。


容姿を偽る方法が魔紋様(まもんよう)によるものではないようなので、初見では見抜けませんでしたよ。

でもステータスは別。

私はスキルとして"女王の魔眼"を持っている。

あれはステータスに関してはどんな悪条件でも有効だ。

他人にステータスを勝手に見られて気持ちのいいものじゃないだろうから、普段は使うこともないし使おうとも思わないが、信用に値しないと判断した人には遠慮なく使うことにしている。

トーアさんはぶっちゃけ初見から怪しさ満点でしたからね。

遠慮なく使ったわけですよ。

で、お付きの人として再登場した際にステータスを確認したら、あら同じ人じゃないか、と。

こんな風にタネを明かせば単純にスキル使っただけなんですけど、私の『調べた』という言葉からは何通りもの手段が推察できる。うふふ、しばらくの間どこから漏れたか混乱していてもらおうか。

そして身を偽るという行為には、時にこういう結果が伴うわけで。

「お前は…我々にも偽っているのか?」

疑心暗鬼。

特に後ろ暗いことの多い人ほどこういう行為に敏感だ。

御曹司が疑いに満ちた眼差しをトーアさんに向ける。


よし、仲違いしていてもらおうか。

ここから一気に畳み掛ける。

「折角なのでうちの店で扱っている新製品の性能をご紹介しましょう!

その名も"録画再生機"!!魔紋様(まもんよう)に録画された音声付きの画像を大画面でご覧いただけます!今までの商品とは迫力が違いますよ!!」

スクリーンの代わりに白い石へと録画した映像を投影する。

『「なるほど、お嬢さんは顔立ち同様お優しい方なのかな?

じゃあ、我々へのお詫びにその手に持っているものを私にくれるよね?」

「これですか?このまな板、すごく気に入っていたのですけど…どうしてもというなら。」

「いらんわ、そんなもの!」

「あら残念。それで、なんでしたっけ?手帖…ですか?」

「そう、それだよ。持っているのなら早く出したまえ!

そうでないと…君達は困ったことになるんじゃないかな?」

「それはどういうことです?」

「これだから子供は嫌いなんだよ。面倒だからお前が説明しろ。」

「例えば、ある日こんな噂が流れます。"蒼の獅子"はビッグボアに怯えて錯乱し領民に危害を加えたらしい(・・・・)と。」

「何だって?そんなことやっていないじゃないか!!」

「そんな事は関係ありません。噂とはそういうものでしょう?」

「もしくはその場にオリビアの店の従業員が居合わせていたらしいとも。」

「それは困りましたね。」』

以上、ダイジェスト版でした!

このダイジェスト版だけ見ると御曹司が幼気な少女から無理やり物を取り上げようとするのを、止めた蒼の獅子とオリビアの店の従業員を脅そうとしているようにしか見えないな。

しかも取り上げようとしたのはまな板とただの手帖(笑)


「な、なんだこれは!!悪意あるねつ造じゃないか!」

「いえいえ、大切なところだけ抜き出したんですよ?」

そして本題に関係ない私とロイさんとの余興を取り除いただけです。

元々本体に保存出来る時間が短いし、今までのやり取り全部は保存できない以上、大事なところだけ抜き出すのは基本じゃないですか。

ちなみに。

「安心してください。転送機能付きなので、漏れなく受信機の方には全部のやり取りが残ってますよ!」

だから御曹司の護衛さん、その手に持つ物騒なものをしまってくださいね?

意味ないですから。

ついでにもう一つ。

「この魔道具の製作者である研究所が、効果の検証の為に色々な所へ、これと同じ録画機能付きの魔道具を設置しているそうなんですよ。普段人の寄りつかない場所や、人目につかない場所にもおいてあるそうだから…」

ちょいちょいと御曹司さん達を確保した茂みのあたりを指差す。

「もしかしたら、あの辺りにも設置してあったりして♪」

「…。おい!おまえ等今すぐ探してあったら破壊してこい!」

「駄目ですよ!御曹司!壊したら…」

「うるさい!おまえはもう首だ!出ていけ!」

お付きの人が止めるのも聞かず御曹司さんの指示に茂みへと駆け込む護衛さん達。

しばらくして。


「御曹司、ありました!」

「壊せ!今すぐ!」

小さなものが壊れる音が響く。

御曹司がニヤリと笑う。

「ふふん、所詮はガキだな。壊せば証拠は残らない。」

「あ、いや、確かに証拠は残らないんですけれども。」

突然扉が現れ十人程度の白衣のような揃いの衣装を身につけた男性達が血相を変えてなだれ込む。

皆さん、る気に満ちあふれていた。

「研究資材を壊したバカどもはおまえ等か!!」

「…我々の研究を邪魔する脊椎動物は滅するのみ。」

「食らえー!必殺"最終破壊兵器超吸引人間車輪"!」

だから私の前では止めてね?怖いから。

ていうか最後の必殺技何よ?ああ、吸引力爆上げした掃除機のことね。

でも、人間吸えちゃうのって…それって便利グッズの域越えてますよね?

あまりの殺気に何も知らず茂みから出てきた護衛さん達がビクッとした。

ええ、同意しますよ!!


「あいつ等は…」

「…多分研究資材なんで破壊されたり盗難された場合に備えて警報装置なんかつけてるんじゃないかなと。で、壊した場合には明後日の方向に危険な人達が殺到するんじゃないかなって…。」

石化しかかる御曹司さんの呆然とした声。

ごめんなさい、わざと最後まで言わなかったの。

ご愁傷様です。

「あっれー?エマ?何でこんなところに?」

「おい、ディノ、いい加減あいつ等止めないと形も残らん…っとエマ?」

おお!どこかで見たことがあると思ったら。


「ディノさん!ゲイルさん!ちょうどよかった!」

「ん~?ちょうどいいの?」

「はい!この人達が録画再生装置ぶっ壊した犯人です!」

「うん、壊される前の記録画像にバッチリ壊される瞬間が残っていたからね。それで?」

「今何時ですか?」

「は…?いや、さっき七の鐘打ったところだけど?」

「よっしゃ間に合う!証人が必要だと思うのですが、何人残していけばいいですか?」

「皆に残ってもらうのは駄目?」

「駄目です!」

「じゃ、半分位は残って。」

「二人ですね!了解です!」

カイロスさん達に状況を説明し、先ずは一人もしくは二人誰が残るか決めてもらう。

その間に私は岩陰で作業。大丈夫!音も光も漏らさない完璧な結界の中で作業(悪だくみ)しましたから。

サリィちゃんにも状況を説明し了解を得る。

『最高にえげつないね!』という言葉はほめ言葉としてとっておこう。

残留組は…カイロスさんとヨーゼさんですね。

そんなわけでロイさん、私とサリィちゃんには認識阻害の皆さん、る気に満魔紋様(まもんよう)発動させる。わかりやすく言うと『この場に誰かがいたけど、あれ誰だっけ?』という効果を付与するもの。

それじゃ、作戦開始といきますか。

行ってきま…。

転移の魔紋様(まもんよう)を発動しようとした瞬間に。


ガッと掴まれる襟首。

ぐう…く、くるしい。

背後から無駄に色気を振りまきつつ、珍しく強い口調で話すディノさんの声が聞こえる。

「君は自動的に残留組だよ、エマちゃん?」

「えっと、残念ながら残留組は蒼の獅子のうち二人に決まりまして。」

「この状況作り出したのはどう見ても君だよね?ということは説明する義務あるよ?それを巻き込まれただけの二人に任せて逃げるなんて随分とつれないじゃないか。」

これは後ろ暗いことがあるからだね~なんて、こちら何もありませんよ?

目は合わせませんがね?ナンカコワイカラ。

「じゃあ、なぜここにいるのかな?」

「ええと。」

「残るよね?」

「ハイ。」

私の言質を取り、襟首を掴んだまま『君達はもういってもいいよ~』といつも通りの親しみやすい笑顔でロイさん達を送り出すディノさん。

ご丁寧に転移の魔紋様(まもんよう)へ魔力を流してくれた。

さようなら、私のお夕飯…八の鐘まで営業している市場の露店で盛大に買い食いできると思ってたのに。


「さ。行こうかー。」

再びガッと掴まれる襟首。

ああ、嫌と言える日本人になれるのはいつなんだろう。






筆が進んだので早めに投稿します♪

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