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水晶玉でこじ開けますか?

高)「あ、あれ?開かない…」

おかしい。そんなことはない。寝起きで力ないのかな。そう思って、もう一度右に回すがやっぱり開かない。今度は逆に回してみたけど開かない。夢なのかなと思い、自分の頬をつねってみるけど痛い。これは現実なの?でも誰が何のために私の部屋をあかないようにしたの?鍵を取りつける場所なんてないし、どうしてーーー


?)「おやおや、もう起きましたか、高咲瑠璃さん。」

高)「だ、誰?ここは本当に私の部屋?だとしたら何のために私は閉じ込められているの?」

?)「おやおや、もう忘れちゃったの?ひどいなあ。あんなにも君と仲良くしていたのになあ。」

高)「私はあなたに会ったことなんてない。初対面よ。なのにどうしてそんなに馴れ馴れしいの?それより、私をここから出して!」

?)「君は口の利き方がなってないねえ。前に言ったはずだ、俺には敬語を使えと。そんなことも覚えてないのか?ああ、そうか、記憶を望んで消したんだっけ(笑)だから、なーんにも覚えてないのか。残念だなあ。」


この人は誰?私の記憶は『自分が望んで』消したの?医者はそんなこと、一言も言ってくれなかった…というか、なぜこの人は そんなことまで知っているの?


?)「あ、なんで俺が知ってるのって思っているでしょ?だーかーらー、君と仲良くしてたって言っていただろう?あーじれったい、もう君もさ、いい加減知りたいでしょ、自分がどんな記憶消したのか。教えてあげるよ。今俺が持っている、水晶玉を覗けば全てがわかるよ。ただし、『全て』だから、嫌な思い出も憎む過去も、ぜーんぶ、思い出しちゃうんだよねえ。さあ、どうする?どうする?」

高)「どうしてあなたは突き放すような言い方をしながら、記憶を戻してあげる、なんて私にとっていいことを言ってくれるの?私の味方?それとも敵?」

?)「ハッ、君にとっていいこと?何を言ってるのかい?君が取り戻す記憶に良い記憶なんて、なーんにもない。むしろ、嫌な記憶しかないよ。俺がそんなにいい人間だと思ってるのかい?やっぱり君は馬鹿で単純だねえ。」

高)「いったいどれだけ私を馬鹿にしたら気がすむの⁈あなたは何が望みなの?そして、あなたは何をしに来たの?」

?)「君の質問の全てには答えられないけど、1つ教えてあげるよ。俺はね、君の記憶がほしいんだよ。君の記憶には、◯◯を解く鍵がある。君にそのつもりはなくてもね。おおっと、これ以上は喋りすぎだし、もう時間だ。また来るよ。その時には、記憶を取り戻すかどうか、結論を決めてね。それじゃ」

高)「ま、待って…!」

母)「瑠璃!うるさい。いい加減にしなさい。何大声出してるのよ。」

高)「………すみませんね。」


あれ、今までのは夢なの?それにしてもリアルな夢だった…部屋の鍵は開かないし、変な男が目の前にいるし、しかも知り合いとか言ってくるし…一体どういうこと?しかもまた次も来るって?せめていつ来るかくらい言ってよ…!


でも、あれっ?

高)「私って誰?」

瑠璃は記憶喪失激しいです、これも記憶を消した後遺症です…

そして、いつになったら瑠璃と亮がくっつくの!と思ってる方、もうしばらく瑠璃の過去について触れるつもりなのでお待ちください…

そ、そのうち亮が瑠璃の過去に関係している秘密が出てくるので←


あと、全く話変わりますが、実はこれは記憶喪失というダークな部分もある恋愛ものですが、そういうダークな部分を一切消した、また別の話も作ろうか悩んでます…

連載しようと思ったらまたお話ししますね(●´ω`●)


もし、瑠璃、亮、真由、美音etc.の番外編(本編とは全く関係ないです)を作ってくれ!とか、いっつも瑠璃視点だからたまには亮視点にして!とかあればお気軽にコメントください(≧∇≦)

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