高咲瑠璃の日常
こんにちは。今回はこの作品を読もう、なんて思ってくださり、誠にありがとうございます。ところどころ、誤字・脱字があるかもしれません。日本語がおかしいかもしれません。でも、どうか温かい目で見てください。よろしくお願いいたします。
ジリリリリ
いつものように目覚まし時計を止めて、制服に着替えて、トーストした食パンをココアに浸しながら急いで食べる。それから歯を磨いて家を出る。そう、私、高咲瑠璃の変わらない朝。
今日は3学期初日の登校日。冬休みの間会えなかった、真由や美音に会える。そう思うだけで、とても寒く、暗くなった、駅までの道も苦痛に思わない。
私は、真由や美音と違って自転車通学だから、2人と一緒に登下校もできない。しかも、通学に1時間30分もかけている。(毎朝起きるのが辛くて泣いていた、中1の頃が懐かしいなぁ)と、3年と9ヶ月前の入学式振り返っていると、いつのまにか学校の近くの駅まで来てしまった。急いで飛び降りて、2人の待つ教室へと急ぐ。
真) 「るーりー!いつもより遅いよ!もう待ちくたびれた〜」
瑠) 「ごめんごめん真由、おはよう。」
美) 「電車通学大変だねえ瑠璃、おはよう。」
瑠) 「おはよう美音。今日は寒すぎて、なかなか家出られなかった〜」
キーンコーンカーンコーン
真) 「もうチャイムとか早っ!また後で話そ」
こういう時、上手く話を切り上げたり、話題転換してくれるのが真由で、いつも優しく見守ってくれるのが美音で、そんな2人が、私は大好きだった。この中高一貫校に進学したのも、2人がいるからだ。
元々同じスイミングクラブで泳いでいたが、小学6年生の時に真由と美音が中学受験をするために辞めた。その時、学校でも仲良い友達がいなくて、真由と美音だけが友達だった私にはショックだった。と同時に、2人と同じ学校に行きたい、と思った。その時の私は、辞めるにはもったいないくらい速くて、何度も親やコーチに止められた。それでも、私には、2人がいないプールに続ける価値はなかった。3ヶ月、真剣に勉強だけして、同じ学校に受かった。その代償として、私は親子の仲を引き裂いてしまった。それでも、今は後悔も何もしてない。そう思ってた。ずっと、ずっと、そう思ってた…
でも、日常はたった少しの出来事で崩れてしまう。私は、その時、何が起こるかもわからないまま、担任の話を上の空で聞いていた…
こんにちは。作者の泡姫です。泡姫は、普通の高校1年生です!ちょっとディズニープリンセスが好きすぎる女の子です。もし、感想があればどしどしお願いします!下手くそ〜とか、ここをこうするといいかも!とか…何でも歓迎です!