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141.ヤンヒロは退場させましょう

最初はカインさん、次は愛良視点に変わります

◇◇◇◇


ヤンヒロを殺るか逃げるかの2択でしかないのに、まるで究極な選択を突き付けられたような表情で黙り込むシン。

そんなに悩むことか?


「選ぶなら早くしろ。奴がもうすぐ落ちてくるだろうが」


俺のその言葉に、抱え上げた愛良が体を震わせて俺の首に回している腕にさらに力を込めた。

……よほど怖かったみたいだな。


「えーと。カインさん?受付嬢のごはんって、すごく魅力的なんですけどね?俺、飢えていいよ。俺頑丈だし、そこらへんにあるので飢えを凌ぐからさ。だからヤンヒロから逃げさせてください。マジで関わりたくないし、視界に入れたくない。できれば一生関わりたくない珍種だ」


土下座せんばかりの勢いで頭を下げたシン。

確かに、その気持ちは分からないでもない。

愛良の魔力を辿って転移したら、ちょうど病み度MAXといった感じの奴が薄ら笑いを浮かべながら愛良に迫っていたからな。

被害者が愛良じゃなければ、俺だって何も見なかったフリをしていたはずだ。


「ああ、分かった。じゃあ、頑張って生き残れよ。どうしようもなくてダメだと思ったら来てもいいぞ」

「おうよ!受付嬢も、あんまりカインと離れないようにな!」


そういうなり脱兎のごとく逃げ出したシン。

……あいつの向かった方向に、三男のトラップが大量に仕掛けられていたことを言うの忘れていたな。

爆発音やらが大量に聞こえてきているが……まぁ、シンなら世界で一番丈夫だから大丈夫だろ。

さて……後は奴をぶちのめすだけだな。


「僕の愛良を返してぇえええええ!!!」


そう叫びながら落ちて来る奴。

誰がてめぇのだ、誰が。


「死にさらせ」


最上級並の魔力を込めたダークボールを百発程撃ったんだが……。


「ごぼえらぁああああっ!!?痛いじゃないか!!ああああ!?僕の愛良を何お姫様抱っこしてんのぉおお!?」

「………」


おい……普通なら今ので死んでるぞ。

流血しまくってるくせして、何普通に着地してんだよ。

復活が速過ぎだろ。

そして、何でてめぇの言うことなんざ聞かなきゃならない。

俺がどうしようが、俺の勝手だろ。

そう思って愛良を抱く手に力を入れらば、奴の目は大きく見開かれた。


「僕の愛良が汚されるぅうううっ!!」

「すでに龍雅の中で汚されてる気がしてしょうがないの……」

「同意見だな」


絶望からわなわなと手を震わせている奴を見て、ぽつりと呟く愛良。

現実で奴には絶対に汚させないから安心しろ。


「愛良を抱いていいのは僕だけなんだからね!?」

「ひっ……」


涙目で俺と愛良を引き離そうと近づいてくる奴。

おい、それは別の意味に聞こえるから。

そして愛良が余計に泣くから近づくな。


「愛良と手を繋ぐのもご飯食べるのも寝るのもお風呂に入るのも後ろをこっそり付いて行くのも部屋でカメラ持って待ち伏せするのも愛良の枕とかクッションとか(勝手に)借りるのも、やっていいのは全部僕だけなんだからね!?」


「いや、最後らへんは犯罪だ」


何さも普通のような顔して言ってんだよ。

捕まえて牢屋に入れんぞ。

あ……でも一応仮にも勇者として召喚されてるんだから、牢屋にはぶち込めないか……。

ちっ……面倒な存在だな、お前は。


「たまに誰かに付けられてると思ったら、龍雅だったの……?お父さんだと思ってたのに……」


変態ストーカー勇者の言葉に、愛良の震えがさっきよりも酷くなった。

愛良もまさか幼馴染が前からこんな行動しているとは思ってなかったんだろうな。

やっぱりこのヤンヒロは抹殺すべきだな。

……その前に愛良に空間遮断の結界を張っておくか。

もうこいつに関して、希少属性を持っているのをバレてもいい。

でないと愛良を守れない。

というより、今のこいつの様子だと気づくこともなさそうだし。


「あああ!!近づけない!?何で!?」

「ストーカーから愛良を守るためだ」


ショックを受けているヤンヒロに、わざわざ説明してやる。

近づけないと分かったからか、愛良もほっとした様子で俺の首に回していた腕を降ろして、頭を俺の肩に預けた。

俺、愛良がこうして甘えるように俺の肩に頭を乗せる体制が一番好きかも知れない……。


「ええっ!?愛良、ストーカーに狙われているの!?」


目を見開いて驚くヤンヒロ。

いやいやいやいや。


「自覚してなかったのかっ!?どう見てもお前がストーカーだろ!末期の!」

「あ、やっぱりあの子はストーカーなんだ……」

「はあっ!?愛良も気づいていなかったのか!?」

「一緒に育った幼馴染が末期のストーカーとか考えたくなかったんです……」


遠い目をしながら乾いた笑みを浮かべる愛良。

ああ、なるほど。

奴はかなり重度のストーカーだ。

早いうちに現実を認識しとけ。


「愛良が目の前にいるのに近づけない……何で?おかしいよね?愛良が僕じゃない人にお姫様抱っこされてるっておかしいよね?うん、やっぱりおかしい。愛良の近くにいるのは僕のはずだよね?僕じゃないと、愛良を守れないもん」


いや、愛良を守るとかほざいているが、お前が一番危険だ。

個人的に言うなら、邪神なんかよりよっぽど危険だ。

魔族や魔物が来た方がよっぽど精神的に楽だから。


「「「ぐぎゃああああああ!!!!」」」


そうそう、こんな感じで魔物が襲ってくる方が……は?

何でか、急に走竜が3匹も襲ってきたんだが。

この島にはドラゴン系の魔物はいなかったはずだぞ。


「……カイン、魔物でも召喚した?」

「……知らんぞ、俺は」

「うぎゃぁああああ!?」


あ、ヤンヒロが走竜に轢かれた。

走竜って鋭い牙も爪もあるんだが、どちらかというと素早い走りで轢かれる方が被害数的には多いんだよな。

……訳分からんが、走竜、よくやった!!


「いやいや、カインさん。走竜にグッジョブ!ってしたくなる気持ちは分かりますけど、今ここになんで走竜がいるのかを考えようよ」


俺の腕から降りた愛良が呆れ気味に言うが、俺は気づいているんだぞ?


「そういうお前はなぜ走竜に身体強化と魔法耐性の結界を張っているんだ?」

現在進行形でヤンヒロを集中狙いで轢いている走竜たちに、魔法で支援しているぞ。

「はっ……無意識だった」

「無意識か。なら、俺が無意識に走竜ごと奴を攻撃しても問題ないよな?魔法耐性の結界が張ってあるから、連発しまくっても何の問題もないよな?」

「えっと……ない、かな?……うん、何にも問題ないです!」


最初は困惑気味だったが、俺がしようとしていることを理解したのか、最後は清々しいまでの笑顔を浮かべた愛良。

まぁ、泣き止んでよかった。


「お前を奴に近づけたくないから、ここで待ってろ。下手に近づいたら、奴に何されるか分かったもんじゃないぞ」

「絶対に近づきません!」


手を挙げて宣言する愛良を残して結界から出る。

さて……殺しても殺しても殺したりないから、たくさん遊んでやるか。








◇◇◇◇


「てめぇごときが俺に勝てると思うなよ、屑が!!」


何故か高笑いしながら上級通り越して、無詠唱で最上級を連発しまくるカインさん。

学生が無詠唱で最上級を使えるわけないから、不可視の結界張っておこうかなぁ……。

でも、これを見た生徒たちの反応は、それはそれで楽しそうかな?

反抗する子達も減るだろうし。

うん、そのままにしとこ。

それにしても……。


「なんだ、そのざまは!!愛良を守るとほざくなら、これぐらいは防げ!!」


何でカインさんは、あんな清々しい笑顔なんでしょうか。

何か、今のカインに黒地の裏が赤いマントを羽織ってもらったら、とっても立派な魔王様に見える気がする。

あ、魔王はロリコンルシファーだから、大魔王か。

うん、元魔王を使い魔にしているし、超ぴったり。


「うぐ……あい、ら……」


走竜に轢かれまくって、なおかつ大魔王様の攻撃を受けて口を開くのも辛そうな状態で私の名前を呼ぶヤンヒロ。

え、そんな辛うじて息しているようなボロボロな状態で私の名前を呼ばないでください。

ちょっぴり罪悪感にかられるじゃないですか。

……まぁ、大魔王様には関係がなかったご様子なんですがね。


「気安く愛良を呼ぶんじゃねぇえ!!轢けっ!!!」

「「「ぐぉおおおおお!!!」」」


……カインさんのキレた言葉と同時に、走竜が特攻かけたんですけど。

いつから走竜を使い魔にしたの!?

いやまぁ神族(仮)だから、魔物ぐらいなら実は簡単に操れたりはするんだけど!


「あ、あれ……?俺の言うこと聞かなくなった……?」

「……ん?」


あらまー。

いつのまにか私の横でお耳が尖ったおじさんが立ってました。

殺気も敵意も何もなかったから、全然気づかなかった……。


「んーと。どちら様?」

「あ、魔族です。どもー」

「初めましてー。で、何しに来た感じですか?」

「えーと……勇者を殺しに?」

「なぜ疑問形」


いや、別に勇者をどうにかしようと来たのは想像済みですけどね?

何でそこで言い切らないんですか。

疑問形で勇者を殺しに来ていいもんなんですか。


「いやぁ……本当はリディちゃん……真魔様はお城の庭の手入れで忙しくて、別に勇者とかどーでもよかったんですけどね?何か、突然マントを被った三人組が押しかけてきて『お前らの野望を止めるために勇者が召喚されたんだけど、殺りに来ないか?今すぐに』って半ば強引に話を進められたんですよねー」


あははー……と軽い感じで笑い声をあげて頭を掻く魔族のおじさん。

その三人組……お兄ちゃん達ですか?


「急だったから、真魔様も動く気なかったんだけど……なぜか、元魔王を連れていたんですよねー。そんで、元魔王が真魔様を見て大暴走しちゃって……

『こやつを止めてほしかったら、大人しく勇者を襲いに行くがいい!そして我らが妹を泣かせた奴をさっさと退場させろ!』

『全く。学園の行事で僕たちが手を出せないことをいいことに、好き勝手やっちゃって……。こっちに戻ってきた瞬間にお仕置きだね。手を出そうとしたカイン君もだけど』

『まぁ、お前らも邪力手に入れたんだし、そろそろ次の段階に行ってもいいんじゃね?てなわけで、ヤンヒロを殺りに行け』

……って言われて拉致られたので仕方なく……はぁ……」


ごめんなさい。

絶対にそれ、お兄ちゃん達だ。


「えーと……じゃあ、おじさんが勇者を襲いに来たの?一人で?」

「いや、拉致られる前に走竜たちを操ってきたんだけど……なぜか、俺の使役から外れちゃって……もう、歳かな……」


ほんとごめんなさい。

神族(仮)がおじさんの使役を奪って操ってます。

おじさんの歳のせいじゃないので、安心してください。


「ま、まぁ、勇者はすでにボロボロになってますし、いいんじゃないですか?」


それに、走竜と魔族のおじさんだけでヤンヒロを止められるなんて思えないですし。

たぶん、中兄ちゃん辺りがキレたカインの動きとか計算して作戦立てただろうし。

ぶっちゃけ、おじさん達は単なるきっかけ作りなだけの可能性大です。

ほんと、色々ごめんなさい。


「うん、そうだね……。もう、帰っていいよね……?」

「どーぞどーぞ。お騒がせしました。お詫びにプリンをどうぞ」

「これ何?」


プルプルプリンを魔族のおじさんに渡すと、不思議そうに首を傾げた。

やっぱりプリンの知名度はまだまだ低いね。

頑張って広めなきゃ!


「私特製デザート『プリン』です!子どもから大人まで大人気!新しい魔王ちゃんのお土産にどうぞ!甘いから喜ぶんじゃないですか?」


ロリコンのターゲットっていうからには、見た目は幼女でしょ?

甘いものが好きな可能性は高いよね。


「あ、じゃあありがたく頂きます。一応聞きますけど、毒とか入ってませんよね?」

「え、劇物入りのプリンがよかったですか?物好きですねー」

「普通のプリンをありがたく頂きます!さようなら!!」


あ、準備している間に魔族のおじさんが転移で帰っちゃった。


「あっはっは!!手も足も出ないとは無様だな!!ミンチになるまで轢きまくれ!!!」

「「「ぐぉおおおおお!!」」」

「うがぁああっ!!?」


……せめて、走竜は連れて帰って欲しかったな。

この大魔王様と大爆走竜とボロ屑勇者、どうしたらいいんですか?

うーん……みんな仲良く大暴走な状況、どうやって収めたらいいのか分かんないです。

とりあえず、走竜たちは落とし穴に落としてー。


「「「ぐぎゃぁああっ!!?」」」


止まったところで強制転移。

魔王城に送るので大丈夫かな?


「なっ……愛良!?」

「カイン、ちょっと落ち着こ?大魔王様なカインはカッコいいけどちょっと怖い」


ジメジメ鬱帝よりカッコいいんだけど、やることがちょっとリアルにえげつないです。

本当に、有言実行でヤンヒロをミンチにしていってたし。


「愛良がカッコいいって言った……」


聞いてるんですかね、君は。

何でそんなに感動しているんですか?

……まぁ大人しくなったからいいか、ほっとこ。

龍雅は……すでに事切れる手前ぐらいのミンチです。

むしろ、これでまだ生きているのが不思議。

打たれたら丈夫になるって言われてるけど、この子の場合は人外になってきてません?

痛みが長引くのも可哀相だから、さっさと退場させたげよ。

パールを鉄ハリセンに変化、上に掲げて一気に振り下ろ……


「きゃぁあああ!!あなた、何していらっしゃるの!!?」


そーと思っていたら、甲高い悲鳴に止められました。

あらまー。

龍雅のチームの子達じゃん。

……ちっ。

後もうちょっとで龍雅を退場させれたのに……と思っていたら。


「愛良、借りるぞ」


カインが私の手からパール(鉄ハリセン)を取り上げて、何のためらいもなく振り下ろしました。


ズバンッ!!シュン!!


あっさり退場しちゃったヤンヒロ。


「えー……」


私が殺ろうと思ってたのにー……。


「いやぁああ!!あなた、リョウガさんに何て事をしますの!?」

「でも、リョウガったら一人で突っ走ってたから困ってたのよね。……だからって、カインにお礼なんて言わないんだからね!?」

「カイン君です!カイン君、リョウガ君止めてくれてありがとうございます!」

「ええっ!?リノ!?止めてくれてって、リョウガがやられたんですけど!?俺らのリーダーだぞ、一応!」

「まぁ、相手は二人だしリョウガがいなくても、なんとかなるだろ」


リョウガの心配をしているのは、ビッチ王女だけっていう事実。

病んだりするから、こんな扱いになっていくんだよ?


ピンポンパンポーン……


ビッチ達に睨まれている中、突然空から聞こえてきた放送音。


『やあ。みんな、頑張っているようだね。さっき、ちょっとした邪魔者が入ったんだけど、一般生徒に特に危害はなかったから、サバイバルはこのまま続けるよ』


中兄ちゃん……龍雅は、一般生徒の中に入っていないんだね。

走竜にほぼミンチになるまで轢かれていましたよ?

まぁ、実質的に命令してたのはカインだから、問題はない……のかな?

龍雅も勇者で一般生徒の区切りの中にはいないだろうし……。


『ちなみに撃破数のトップは、たった今退場になった一年Sクラスの龍雅だね。チームプレイも何もないけど、この子のチームが今のとこトップかな』


いや、それって絶対に龍雅単独の撃破数が高すぎるからだよね?

病んでる時、敵味方の見境なく暴れてたし。

一体どれだけの生徒が餌食になったの。


『だけどトラップ回避力に特化しているのは、同じく一年Sクラスのカイン君チームだから。この子たち、まだ一度もトラップに引っかかってないから無傷だし、撃破数もそこそこ稼いでいるし。総合的に見ると、どっちが優勝するかはまだ分からないよ?他の生徒たちも、諦めずに気合を入れて頑張ってね。

……さぁ龍雅。ちょっとあっちでお話ししようか……?』


ちょ、中兄ちゃん?

放送切れてないから!

そういうのは放送切ってからお願いします!


『え、何で!?というか、兄さん達なの!?』


退場させられたことで全快になったらしい龍雅の焦った声が、同じように響く。

いやいや、今気づいたの!?

あ、でも普通なら人間が自由に異世界に来るわけないって考えるか。

お兄ちゃんたちは、この世界に転生までしてきてるし。

だけどお兄ちゃん達とちょっと話しただけでも、気づきそうなんだけどなぁ。

金髪碧眼だけど顔立ちはそのまま、中身はまんまお兄ちゃんズだし。


『ちょ、兄さん達!?何で異世界にいるのごぼるぁあああ!!?』

『貴様なんぞに兄と呼ばれる筋合いはない!!』


いやいや、大兄ちゃん?

地球では普通にお隣のお兄さん達だったじゃないですか。

何でそこでキレるの。


『だ、大兄さん……そんなにすぐに殴ってくると、小母さんに言いつけるんだからね!!?』


出た。

お兄ちゃんズに効果抜群の必殺呪文『小母さんに言いつけるんだからね!』

だけどね、君、どうやって地球にいるお母さんの所に行くつもりなんですか?


『あん?だったらお前の母親に、録画しているヤンヒロを見せんぞ?』


ちぃ兄ちゃん、ヤンヒロなんていちいち録画しないでください!

小母さんには見せたいけど!!


『ごめんなさいすいません申し訳ありませんでした!だけど愛良は僕のお嫁さんになるんだかぐあぁっ!!』


いやいや、待って?

勝手に君の中の妄想を肥大化しないで?

君のお嫁さんにだけは、絶っっっっ対になりたくありませんから!


『おいおい。ヤンヒロの分際で愛良を嫁にするぅ?……余計なこと言ってやがると、寿命を縮めたんぞゴラァ!!』

『貴様には我らの教育が足りなかったようだな!!一から叩き直してくれる!!』

『心配しなくても大丈夫。時間はいくらでもあるから……ね?』

『いぎゃぁあああっ!!!』


……ヤンヒロ、私のとこに化けて出ることなく成仏してください(合掌)

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