第七話 拉致
紅茶を飲んだあと記憶がない
ここはどこか?簡単だ城の地下だと思う
簡単って言ってるのにだと思うはおかしいがまあいいだろう
私の状況を簡単に言うと動機は知らんが私は城の地下の牢屋に入れられて手枷足枷をされている
うーんこの状況はどういう状況異世界系で言うと
「奴隷売買?」
と思わず口にすると
「正解だ君の羽、最初は邪魔だと思ったけどよく見たらすごくきれいだったんだよね」
声のした方を向くとそこには審問待ちしていたときに出会った人間がいた
「一応聞くけど君、天使?」
う〜んこれは正直に答えるべきか誤魔化すべきか
「いやもうわかってるんだけど」
わかってるなら聞くなよ
「天使は厄介な種族だな奴隷の指輪が効かない唯一の種族だからなどうしたのもか」
なんでこいつ一人で喋っているんだ
この間に精霊魔法を使って逃げるか・・・あれおかしいな飛んでるときに練習したはずなんだけど
「ああ、言ってなかったかその枷は精霊魔法を阻害する」
ああ〜終わった僕な~んにもできない特殊能力を試してみるか
「『空間操作』枷を人間へ」
「うん?何を言っているんだ」
次の瞬間私の枷は・・・移動・・・しなかった
特殊能力もできないのかよ
「まさかお前特殊個体か」
あ〜これはバレていいものかいやバレていいものではない
「ほー、珍しい特殊個体は天界からほぼ出てこないと聞いたがなぜお前はここにいる」
う〜んよし理由を作ろう
「・・・気分転換」
「ふ~んそうかちなみに能力は?」
絶対に言わない私は黙秘権を行使する
「時空」
なにい〜なぜ私の意思に反して答えているのか
「ふっ、薬が効いてきたか」
は?薬だとどういう原理なんだよ
「お前の飲んだ紅茶には2つの薬が入っていた一つは睡眠薬、2つ目は・・・」
早く言えよていうか睡眠薬ってどうやって作ってんだよ
「服従薬だ」
何だそりゃ〜
なんか・・・日に日に主人公のキャラが崩壊している気が・・・まあ気の所為でしょう
ブックマーク登録よろしくお願いします
誤字脱字報告等感想も書いてくだされば幸いです