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90%の可能性  作者: 子見
12/12

〜〜 当然 〜〜

すみません


この作品

急遽、休載にさせて貰います

読んでいただいた方、申し訳ありません!!


落ち着いたら再会する予定です

 テストの時も使えた。

特に成績が悪かったわけではないが、生田はやはり平均点

クラスで成績が良いやつの声を聞いて、少しだけ遊び感覚で使う事もあった。


それは無口なやつが心では想像以上の罵声を叫ぶやつ

女はが怖いと感じた事は何度もあった

強面なのに優しいやつ

クソ教師

色々な発見があった。


 茜との関係も良好だ、茜との時間は極力能力を使わないようにしたが、恋愛に不安は付きもの、高校2年生の17歳には心の制御の方が難しく感じていた。


 どうしても使ってしまう...

聞こえてくる声は良い関係を簡単に維持することができた。


 使えるもの、便利なもの、一度手にしたものは手放せなくなるものだ、生田の能力は、たった2週間でスマホと同じように、なくてはならないものにまで進化してしまった。


 能力自体も、時間と質の進化に自覚があった。


「よう浩太!お前はテスト結果どうだったよ?」

声をかけてきたのは同じクラスの平井雄也、こいつはマジで勉強する気もないくせに結果ばかり気にするやつだった。

単純に言ってお調子者、嫌いではない憎めないやつだった。


「今回も俺はいつもの普通だよ!俺も別に勉強なんてやる気ないしね」


「ばーか、俺もとかじゃねーよ!俺はやる気あるから」

完全にふざけた顔と姿勢


「そんなことより数学の横田!気をつけろよ!」


「なんだよ?なんかあんのかよ?」


「とにかく声かけられたら、(とにかく頑張ってます!野球部の練習が辛くて)とか適当に答えとけよ」


「なんでそんなこと言うんだよ!?」


「小耳に挟んだだけだよ」


「マジか!?thank you!助かるわ!」


心から能天気なやつだった。

やはり嫌いじゃない。


こんなやりとりは日常的にやっていた。

(まさか心が読めるとは誰も思いはしない)


これが絶対だと思っていた



その日の放課後は、病院の定期検診のため1人で病院に向かう事になっていた。


もちろん未だに原因不明とされている。

自分だけが原因がわかっていることで2回目となる定期検診は、只々、めんどくさかった。


高校から歩いて5分、さびれた商店街を通った先が駅だ


そしてその商店街を歩いてる時


商店街の隙間、40〜50cmの隙間から


「生田浩太...」女性の声だ  

低い声ではないが、腹に響くような落ち着いた声..

聞き覚えのない声...ギョッとした!


恐る恐る、声が聞こえてきた方向へ顔を向けようとした瞬間


「見るな...そのまま立ち止まってスマホを操作しているフリをして、そのまま聞け」


言われた通り、スマホをポケットから出す

ついでに蜂蜜がポケットに入っていたか確認した。


「あなたが身につけた能力...」


「なぜそれを!」

「声を出すな!」さっきよりも語気が強い

もちろん黙った

恐怖心しかなくなった。


「あなたのような能力..そんな能力を見つける能力..それがあっても不思議ではない...そうは考えなかった?」


「......」


「まぁ無理もないわね...私はその能力者ではない、私は別の能力...接触時は危険もあるから..私が適任と判断されて来ただけ」


(なんなんだ..とにかくヤバい...)


「病院へは連絡済み、とにかく、このまま黙ってついてくるか?それとも一生監視された生活を送り、私たちのルールが破られた場合は、強制的に拉致される...どちらを選ぶ?」


(なんだよそれ!選択になってねーよ!)


「私たちのルールは、今は言えない。さぁどうする?ついてくるなら、こっちを向いて入ってきて、無理ならそのまま駅へ向かえばいい...」


選択肢とは思えなかった。

もちろんこの声に、集中して探った。


聞こえてきた声は

(来た方が身のため…私はそれなりに訓練も受けている…探っても無駄)


恐怖心が多くをしめていたが

好奇心も確かにあった


生田はその路地へ足を踏み入れる、

これが全ての始まりだった


私の話は前振りが長いかもしれません


すみません...


やっと段々始まってきた感じで


読んで頂けたら幸です。

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