第69話 やんごとなき身分の方を助けますわ
半日5月22日、コミカライズ更新されています!
今なら全話無料で読めます。
下のリンクからぜひお読みください〜!
ワタクシ、悲鳴がした方に向かいましたわ。
すると森の中で、剣を構えた騎士の方々が1体のモンスターさんに立ち向かってらっしゃいますわ。
騎士の方々は、豪華な装飾の馬車を背にして戦ってらっしゃいますわ。なるほど、どうやらやんごとなきご身分の方を護衛してらっしゃる様子。
そしてそんな馬車を襲っているのは――
「また風変わりなモンスターさんでいらっしゃいますわね……」
上半身は猛禽。身体は……ライオンでしょうか? それに、背中には立派な翼も生えてらっしゃいますわ。まるで2種類の生き物を組み合わせたような変わった姿ですわ。ただし、体格は普通のライオンさんより大きくて、優に二倍はありますわね。
"ゴクリ……"
思い出すのは、以前森の中で殿下を襲っていたモンスターさん。あのときは上半身は鳥で下半身は馬でしたけれども、今回は上半身が鳥で下半身がライオンですわ。
一体どんな味がするのか、楽しみですわ!
ワタクシ、早速騎士の方々に話しかけますわ。
「失礼しますわ。ワタクシ、モンスターさんを相手にするのは多少覚えがあるのですけれども。お手伝いさせていただいてもよろしくて?」
「誰だアンタ!? なんだっていい、俺たちじゃどうにもならない! あの化け物を倒すのを手伝ってくれ!」
騎士の方々は、モンスターさんの身体の大きさに腰が引けていらっしゃるご様子。そしてそんな話をしているうちに、モンスターさんがワタクシの方にやってきましたわ。
モンスターさんがワタクシにむかって飛びかかり、猛禽の爪を振り下ろすのですわ。でも――
”ぱしっ”
「はい、捕まえましたわ♡」
ワタクシ、モンスターさんの爪を手のひらでキャッチしますわ。
モンスターさんってば、ワタクシに対してまっすぐ飛びかかってくるのですもの。運動は苦手なワタクシですけれども、こんなにわかりやすい動きなら簡単に捕まえられますわ。
「うっそだろ……」
周りの騎士の方々は大変驚いていらっしゃいますわ。
モンスターさんというのは強そうな見た目に反してとてもか弱い生き物。驚くのも無理はありませんわ。
「では早速。”プチファイア”ですわ!」
ワタクシは火の魔法でモンスターさんを倒しますわ。
「い、一撃!?」
「あり得ないあり得ないあり得ない!」
「なんなんですかその強さは!?」
ワタクシが強いのではなく、モンスターさんがか弱いだけですわ。
そして無用な注目を集めるのを避けるために、モンスターさんを倒して出てきたお料理を”アイテムボックス”にしまいますわ。
「それでは皆様ごきげんよう。良い旅になることをお祈りしますわ」
ワタクシは一礼して、その場を後にしますわ。
早くモンスターさんの料理を食べて、乗ってきた馬車に戻らなくてはいけませんもの。
少し離れたところへ移動して。アイテムボックスからテーブルと椅子を出して。そして、先ほどしまったお料理を取り出しますわ。
今回のお料理は――
「カットステーキの盛り合わせですわ~!」
前に殿下を襲っていたモンスターさんを倒したときと同じですわ。
『またカットステーキですの? 今回は他の料理が良かったですわ』とは言いませんわ。
美味しい料理は何度食べても美味しいのですわ。
毎日カットステーキでも一向にかまいませんわ!
まずは鳥の上半身のステーキから。
「以前と同じ期待を裏切らない味ですわ~!」
鶏肉のジューシーさがたまりませんわ。
口の中に幸せが広がりますわ。こんなもの、いくらでも食べられますわ。無限にお代わりしたいですわ!
鶏肉鶏肉鶏肉大好き~♪
あっという間に食べ尽くしてしまいましたの。続いて下半身のお肉へと参りますわ。
「この重厚なうまみ、たまりませんわ~!」
ライオンの身体のお肉ということで少し身構えていたのですけれども。このお肉、肉食獣らしい肉の臭さがなくてまるで牛肉と鹿肉を足したような味わいですわ。
そしてとっても重厚な脂がのっていますわ!
鶏肉のあっさり系のお肉も好きですけれども、ワタクシ脂の乗ったお肉も大好物ですの!
この脂の香り、癖になってしまいますわね……!
こちらもあっという間に完食ですわ!
しかし今回は、上半身のステーキと下半身のステーキの間に、少しだけお肉が盛られているのですわ。
「一体なんでしょう……?」
ワタクシ、ワクワクしながらお肉を口に運びますわ。
これは――
「上半身と下半身の境目、希少部位のお肉ですわね!?」
上半身の味と下半身の味が絶妙なバランスで混ざり合って、お互いの良さを引き立て合っていますわ!
ジューシーなようなあっさりしているような……。
あまりのおいしさに頭の理解が追いつきませんわ!
お肉を口に運ぶ手が止まりませんわ!
パクパクですわ!
楽しいときというのはあっという間に過ぎてしまうもので。
「完食ですわ……!」
お腹もいっぱいになって、ワタクシ大満足ですわ!
さて、そろそろワタクシの乗ってきた馬車も出発する時間ですわね
美味しいものを食べたら乗り物酔いもどこかへ吹き飛んでしまいましたわ!
「さぁ、早く馬車へ向かいませんと」
ワタクシが小走りで馬車に戻ると、ちょうど他の皆様も馬車に再び乗り込んでいるところでしたわ。ワタクシも乗り込むと、馬車が動き始めますわ。
その後馬車は順調に進んで、正午過ぎに無事渓谷に着くことができたのですわ。
さぁ、この渓谷ではワイバーンさんの他にどんなモンスターさんにお会いできるか。
楽しみですわ~!
『ボスクラスモンスター“グリフォン”を食べたことによりレベルが5上がりました』
『グリフォン捕食ボーナス。風属性魔法“ウインドカッター”を修得しました』
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
◇◇◇シャーロット・ネイビー◇◇◇
◇◇◇パラメータ◇◇◇
LV:114
HP:99/99
MP:159/159
筋力:84
魔力:133
防御力:108(+ボーナス105)
敏捷:72
◇◇◇スキル◇◇◇
〇索敵LV8
〇オートカウンター(レア)
〇無限アイテムボックス(レア)
〇状態異常完全遮断(レア)
〇オートヒール(レア)
〇全属性魔法耐性LV10
〇ナイトビジョンLV2
◇◇◇使用可能魔法◇◇◇
〇プチファイア
〇プチアイス
〇パラライズ
〇ファイアーボール
◯ステルス
〇トルネード
〇ウォーターショット(威力++++)
◯バブル
〇グラビティプレス
〇タイムストップ
〇ウインドカッター[New!!]
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
半日5月22日、コミカライズ更新されています!
今なら全話無料で読めます。
下のリンクからぜひお読みください〜!








