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「ねぇ、私たちって折り紙みたいだよね?」




杏の残した手紙の冒頭はこれで始まっていた。

また、意味のわからないことを…

『折って、折って…

開いても線は残ってる。

私たち人間もそう。

どんな過去も消えることはない。

だから、安心して。

私は奈子の過去の中にずっといるよ』


当たり前だ。

あんたみたいな変な子、一生忘れる訳がない…


『それに、1枚の紙でいろんな物が作れる。

そして、必ず形として残る。

私も形として、奈子のそばにいるよ』


その手紙には1枚の葉が同封されていた。



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