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臨界を告げる刃  作者: 城猫
ギルド
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ギルドを告げる刃Ⅱ

サラ「昼間から寝ているとはいい度胸だな?クレア?」



クレア「すいませんすいません!マスター!クビにしないでください。ってあれ?」


サラ「まったく何を寝ぼけているんだ……」


クレア「なんだ、サラじゃないですか驚かせないでくださいよぉ~」


サラ「驚かしてはない!寝ているお前が悪いんだ!」


クレア「それでどうしたの~?依頼でもしにきたの~」


サラ「無視か!まぁいい彼女の登録をお願いしたい。」


クレア「私はクレア・グランディアスよ~よろしくね~」


ユキ「よろしくお願いいたしますクレアさん」


クレア「まずはこれを書いてね~」


一枚の紙を渡されたので書いた。


名前

ユキ・ムロヅキ


出身地

和国


魔力量

測ったことのないのでわかりかねます。


属性

上記で記した通りです。


使い魔

まだ居ないです。


武器


(これは持っている雪鎖でいいよかしら)


雪鎖を持っています。


趣味


お兄さまを観察すること。


料理


です。


以上に記入できましたら、依頼でも責任を負いませんのではいかいいえで答えなさい。


依頼中不慮の事故にあっとしてもこちらではいっさいの責任を負いません。よろしいですか?


はい←○


いいえ






クレア「ユキちゃんていうの?かわいい名前ね~属性と魔力が解らないの~?趣味については私は触れないからね~」


ユキ「そうしてください」


クレア「こっちで検査するからに来てね~」


クレアに連れられて部屋の中に入ると、水晶が2つ並んでいた。


クレア「まずは魔力から測るからね~」


ユキ「魔力のだしかたなんて解らないのですけど?」


クレア「しょうがないわね~後ろを向いて?魔力を流すからコツは自分で見つけてね~」


クレアが少量の魔力を流すとユキの体に入ってくるのがわかった。


ユキ(これが魔力……温かい、これはお兄さまのあれみたい)


クレア「じゃあ触ってみて~」


ユキ「わかりました。」


水晶に触れると、蒸発して雪のように舞った。


クレア「あらあら~」


サラ ; ゜Д゜)


ユキ「これは弁償なのですか?」


クレア「大丈夫ですよ~マスターに買わせれば問題ないですから~それよりも属性を測っちゃって~」


もうひとつの水晶に触れると、属性のデータが浮かび上がった。


属性


水、雪、混沌、氷、闇、病、幻、妖、空間


と浮かび上がった。


クレア「私は解らないからマスター呼んでるわね~」



クレアはマスターを呼びに退出した。


サラ「すごいな、その年齢でこれだけの力とは……」


ユキ「いえ……お兄さまに比べたらまだまだです。」


サラ「ヒバリも気になるな……でもあれじゃぁ測れないだろう」


床に座わらされて気を失っているヒバリを見てサラはさらに興味を示した。ドアが開くとクレアて一緒に男性も入ってきた。


「俺はここのギルドマスター。ドム・フレイヤーだ。第5貴族だが気にしないでくれ。」



ユキ「私はユキ・ムロヅキといいます。お初に御目にかかります。ドムさん」


ドム「あの勇者より礼儀がなってるな……まったくあの勇者とかいう野郎……」


勇者とはたくさんの人を困らせる職業と実感したユキであった。


ちなみに第7貴族とは……王国開闢以来ラグナ(襲名制)とともにこの街を開拓してきた人々をさす。


炎の貴族

フレイヤー家


水の貴族

アクア家


風の貴族

フェザー家


地の貴族

グランディアス家


闇の貴族

ダークネス家


光の貴族

ライト家


雷の貴族

ライトニング家


を指す。さらにその下に上級・中級・下級・平民となる。奴隷は禁止されているが所持している貴族が多くいる。


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