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臨界を告げる刃  作者: 城猫
ギルド
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ギルドを告げる刃

ここは……どこだ……



目が覚めると、木でできた天井があった


ヒバリ「っぃ……ここは……」


頭を押さえてここに来るときの一部の記憶が抜けていた。


ユキ「お兄さま目が覚めたようですね♪」


ヒバリ「ユキ……ここは?」


ユキ「ここはラグナ王国でギルド『白いホワイト・ファング』というところです。」


ヒバリ「ありがとう……それと何故俺は寝ていたんだ?」


ユキ「疲れたいたのですよ♪」


ヒバリ「流石にそれは……」


ユキ「考えない方がいいですよ?それとサラさんたちの言伝てを預かっています。『3日後、お礼をしたいそうなので使者が来るので王宮へ』だそうです。」


ヒバリ「そんなこといいのに……まったく、ユキ伝えてくれてありがと」


ユキの頭にぽんと手をおきなでると、くねくねしながら赤くなった。


ユキ(な!撫でられるなんて……ぞくぞくしちゃう)


ヒバリ「それはそうと、ここはギルドだったよな?」


ユキ「そうですわ」


ヒバリ「登録はすんだのか?」


ユキ「はい♪お兄さまが眠っている間にサラが強制的にやってしまったのです。ここのマスターに勝負を挑まれました。」



ヒバリがユキに殴られて気を失ってから……



ギルド『白い牙』前


シャナは王宮へと騎士団の人達に連れられて一足速く戻っていった。


サラ「ここはギルドで3番目に強い所だ。」


ユキ「3番目と言うことはたくさんあるのですね?」


サラ「年々増えてはいるから10ぐらい有るんじゃないかな?まぁここは私も登録しているから顔が聞くと思うよ?」


ユキ「そうですか……一番強いところは?」


サラ「ギルド『双生の剣』あそこは全帝と総帝が兄弟で作り上げ、人数もたくさんいるから人気なんだよ。だが今年は勇者とか言う軟弱な野郎が入ったんだが、そいつ目的で入る輩が絶えない。1度だけ模擬戦をしたんだが話にならない魔力が

多いだけで『女性に傷を付けたくない』とかほざきやがるから奴の玉を潰してやったよ……」


勇者の悪口をずっと喋っていて一行に終わらないと思ったユキは話の腰を折ることにした。


ユキ「早く入りましょう?サラ」


サラ「///.すまないみっともないところを見せてしまったな……まずは受付にいこう」


サラに着いていき、扉を開けるとそこは昼間だというのに大勢の人が酒を飲んでいた。


サラ「気にしない方がいい……依頼で疲れているやつもいるし、ああやって昼間から飲む馬鹿やろうもいるからな」


「お?サラじゃねぇか久しぶりだな?うしろのは誰だ?」


サラ「ギースじゃないですか?依頼は成功したのですか?こちらなこの街に初めてきたので案内をしていたのですよ」


ギース「そうかぁ……俺は今終わって飲んでいる所だ。どうだ一緒に飲まないか?嬢ちゃんもどうだ?」


サラ「こちらのユキさんを登録しなくてはいけないので……」


ギース「そうかそれは残念だな……またな」


ギースは酒を飲んだあと出ていった。


ユキ「彼は?」


サラ「彼はギース・トレートス……王国2番隊隊長で今日は非番だったので息抜きのためにいたのでしょう」


ユキ「そうですか」


サラ「行きますよユキ」


受け付けににたどり着くと昼寝をしている女性がいた。




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