謁見と任命を告げる刃Ⅲ
「僕は反対です!」
全員「またか…」
ラグナ「何故だ?くズ、んん聖帝よ」
クズ「だって!みんなに攻撃したじゃないか!」
ラグナ「あれは、実力を見るためにやったものだ!お前がどうこう言える奴ではないだろう!」
クズ「陛下がそこまで言うのなら!僕があいつを倒してやります。」
とクズは俺を指してきて言ったので、瞬間移動して指した指を折ってやった。
クズ「あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」
ヒバリ「指を指すなと襲わなかったか?」
クズ「き、キュア…はっはっ…本性をみせやがったな皆の洗脳を解け!」
((何故そうなる!))
クズのバカさ加減に呆れていた。そしてラグナはちょっとだけキレていた。
ラグナ「お前なぁっまあいいその二人で決闘スレばよかろう」
クズ「そうですね!お前!僕が勝ったら洗脳を解け!いいな!」
クズは闘技場へと向かった。
全員「はぁーーなんであいつが勇者なんだろうか…刀帝頑張れ!」
ユキ「ファイトです。お兄さま……クズに鉄槌を…」
ラグナ「すまないねぇあれを降ろそうにも娘らがうるさくてねぇ。」
ヒバリ「はっ不幸だ……」
クズと決闘をするために闘技場へと転移した。闘技場は帝の決闘を観覧しようと兵士らが集まっていた。
闘技場
ラグナ「これより聖帝と刀帝の決闘を始める!両者が賭けるものは」
クズ「僕は皆の洗脳をとき、帝を降りてもらう!」
ヒバリ「後で……」
ラグナ「それでは両者構え!」
クズは、黄金でできた武器を顕現した。気になったので術式で調べた。
魔武器
エクスカリバー(レプリカ)
アーサー王が持っていたとされる伝説の剣。それを象っただけの玩具。威力は劣るが業物である。使用者が強ければ本物と代わりない。
ヒバリ(レプリカって本当のクズだな……魔武器にすら使用者として認められられないとは……)「紅椿解放……001式秋雨」
紅椿解放する。いつも以上に秋雨は輝いていた。
ラグナ「始め!」
クズはフェイントをせずただ突っ込んできた。
ヒバリ(太刀筋がめちゃくちゃ、おまけに使いこなれてない。ただ魔力が多いだけか……)「遅いな……ショック!」
エクスカリバーを秋雨で防ぎ、右手に雷を給付させ、クズの腹にぶちこめた。
クズ「がは……」
それでは終わらない。吹っ飛ぶ前に他属性を合成する。
ヒバリ「神之雷土炎光闇」
圧倒的な実力でクズを上回っている。土煙からクズが立ち上がった。
クズ「嘗めるな!ダークネスアローアクアX100」
調子に乗って合成魔法を放った。どや顔がムカついたので、本気で殺ることにした。
ヒバリ「004式……逆刃刀
脆月流抜刀術
三日月道真
」
三日月を描くように抜刀する。クズには失敗したかのように喜んでいた。ヒバリの10m付近でクズが放った100もの矢は細切れになった。