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回想Ⅲ 数日経って 新しい約束

女友A『でさー』


『あははは マジでー』


女友B『ちょっと止めて! 腹痛いーー!』




友A「明日どっかいかね?」


友B「講義いっぱい 難易度MAX…」


「バイトだわ…」


友A「なんだよー 連れねえなぁ…」


「仕方がないだろ…」






「『あっ』」


「ここで会うとは…」


『どうもです』ペコ


「キャンパス内で初めて会いましたね」ニコリ


『意識してなかっただけで、今までもどこかで会ってたのかも知れないですよ?』ニコニコ


「んー 確かに…」


『今日、どうです?』


「あ、俺も連絡しようと思ってとこです 夜7時くらいで良いですか?」


『はい! じゃあお伺いします!』 ペコリ


「お待ちしてます!」 ペコ








友A「おい 緊急会議だ」


友B「急がねば急がねば」


「なんだどうした」


友A・B「どういうことだ!!!」


友A「あんな…お嬢様と… きっさまあああ」


友B「えーなー 先月別れたばっかりの癖に えーなー」


「ちょちょちょちょちょちょっとまてええ! かくかくしかじかで、飯友なんだよ」


友A「お前には裏切られたよ…」


友B「このやろ… もげろ…」


「話聞こうぜ…」








かくかくしかじか


友A「なるほどなぁ…で、どう思う?Bよ」


友B「…」グッ


「その卑猥な形のグーをやめろ」


友A「でもそれって付き合ってオッケーじゃねえの?」


友B「どう考えてもそう ゲームなら感情値MAX」


「いや、どうなんだろうな… 女の気持ちなんて分からんぜ?」


友A「えー これでだめなら1ヶ月奢ってやるわ…」


友B「ゲーム100本無料譲渡…」


「何でそんなに必死なんだよ…」


友A「俺たち友達だよな…」


友B「…」コクコク


「おい… 落ち着け…」








『おいちい』モグモグ


「ありがとうございます」モグモグ


『週1で夕ご飯がご馳走だ!』モグモグモグ


「いったい普段何を…」


『え? えと… …コンビニサラダかカップラーメンを…』


「それは一大事だ…」


『若いうちは多少の暴飲暴食でも良いかなって、あはは…』


「そう言う人は25すぎて30になっても暴飲暴食してると思いますよ… そもそもお料理の勉強は…」


『しっかり食べてるじゃありませんか!』


「…そうでした」








「そういえば」ズー


『んん?』ズー


「日中会いましたよね? お友達と一緒で…」


『ええ そちらもご一緒でしたね、お友達と』


「腐れ縁ですよ…」


『私もです』ズー


「お昼も、一緒に?」


『半分くらいですかねー 講義一緒の日は食べるって感じで』


「俺もですね それ以外の日は弁当持って行ってる感じです」


ズッ ズズズズ


『っ!』


「ん?」


『お、お弁当…』


ズズズズ


「まぁ、有り合わせですけど 食費浮くしいいんですよねぇ」


『おべんと…』


ズズズズズ


「…」


『べんと…』


ズッズズ


「…あ、あの」


『はい? お弁当?』


ズズズ


「ぷっ  気持ちが顔と言葉で出てますよ」ズー


『あ… えへへ…』


「週一で一緒にお弁当もいか」


『ぜぜぜひお願いします!』


「早っ… おおおおおちついて」


『これが落ち着いていられないでか!』


「それ落ち着いてるって事じゃ…」


『あぅー ニホンゴムツカシイネ』


「もう20年以上使ってるのに、やっぱり難しいですよね日本語」


『保育所で書き方から勉強してるのになぁ…』


「…で、何の話でしたっけ?」


『絢爛豪華重箱弁当のお話ですっ』


「ちょっと見ない内に成長したな…俺の弁当… さてさて、いつからお持ちしましょうか?」


『とりあえず明日から行ってみましょうそうしましょう』


「即行動は長所だとは思います…」


『思い立ったが吉日ですっ!』


「昔の人って、ややこしい言葉残すよね」ボソ

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