第20話 アウラ・グラティア
その鍵は、カチリと鳴った。
内部のどこかで、小さな歯車が噛み合う音が続く。
ヴィンクルムの店内は、営業時間前の静けさに包まれているのに、ピアノの中だけが生き物のように息づいていた。
「……開いた?」
エーリが首をかしげる。
「はい、間違いなく」
アルトの声は冷静だが、瞳の奥にわずかな光が宿っている。
ミヤビはゆっくりと鍵盤奥の台座に手を掛け、板を持ち上げた。本来、魔導ピアノの内部など、 音を蓄える魔石と簡単な機構がある程度――それが常識だった。
だが、そこに広がっていたのは常識の外だった。
「……何だ、これ」
金属とも樹脂ともつかない板の上に、細く光沢を帯びた線が無数に這っている。緑や黒の板が層をなし、所々に小さな箱型の部品が整然と並んでいる。
それはまるで、音を出す楽器というよりも、見たことのない“何か”の心臓部。
「魔導具の構造じゃない……」
アルトが眉をひそめる。
「っていうか、この世界のモンじゃないよね、これ……」ミヤビは思わず後ずさる。
その配線の束の中央、細長い筒が埋め込まれていた。慎重に引き抜くと、古びた羊皮紙が丁寧に巻かれている。
革紐には古代マニール文字で、ただ一行――
『アウラ・グラティア』
ミヤビは息をのみ、ゆっくりと紐を解いた。羊皮紙は思ったより重く、広げると机の端から端まで届くほどの長さがあった。
「……楽譜、ですね」
アルトが低くつぶやく。だがその目は、譜面の異様な密度に驚きを隠せていない。
「なにこれ、段がいっぱい……え、これ全部同時に鳴らすんですかね?」
エーリが眉を上げる。
譜面には、パイプオルガンの五線が最上段に大きく記され、
その下に管弦楽のパートがずらりと並ぶ。弦、木管、金管、打楽器――さらに最下段には“ソプラノ・ソロ”の文字。
アルトは視線を譜面から外し、深く息をついた。
「……とにかく、この譜面をユリシウス様にご覧いただきましょう。我々では、到底手に余ります」
三人は再びユリシウスのもとへ向かった。
王城の回廊は、白い大理石の床に朝の光を映していた。歩を進めるごとに、靴音が高く澄んで響く。
やがて三人は、重厚な両開きの扉の前で足を止めた。衛兵が短く合図を送り、扉を押し開ける。
謁見室の奥――青と金を基調とした長卓の端に、一人の男が腰掛けていた。薄い金髪が肩にかかり、金色の瞳がこちらを射抜く。
「……来たか」
ユリシウス=アリスベルト。その声音は低く、甘く、それでいて空気を震わせる力があった。
アルトが一歩進み出て、両手で包みを差し出す。
「例のピアノから、こちらが見つかりました」
ユリシウスは視線を落とし、革紐を解く。その動きには急き立てる様子も、余計なためらいもない。
羊皮紙が卓上に広げられた瞬間、金色の瞳が細くなる。
「……“アウラ・グラティア”やはり実在したのか……」
名を口にする声は、何かを確かめるように低く響いた。
「ご存じだったのですか?」
エーリが一歩下がって尋ねる。
「禁書庫に保管されている古代マニールの魔導技術書にはこうある。祈りの場所でアウラ・グラティアを奏でよ。鐘は祈りを祝福し命の源は原点に還るだろう……と」
ミヤビが息をのむ。
「それってつまり、水門の封印っていうかリセットの事なんじゃ……」
ユリシウスはゆっくりと頷く
「おそらくそうだ。演奏とは、つまり水門の機構を再起動させるための音波信号を魔導暗号に変換……。古代マニールの最高魔導技術のひとつだ。そして『祈りの場所』とは鐘楼に繋がる大聖堂で間違いないだろう」
「なんという……」
アルトが絶句する。
ユリシウスは視線を譜面の最上段に移し、指先で五線を軽く叩く。
「パイプオルガン……そして大編成の管弦楽。それに、ソプラノ・ソロ」
「そんな大人数、どうやって集めるんですか……」
エーリが、思わず息を呑む。
「揃えるまでだ。王宮楽師隊と中央音楽隊を合わせれば、数は足りる」
ユリシウスは譜面から視線を外し、三人を順に見据えた。
「これで、ようやく一歩だ。……長かった」
その言葉に、重く張り詰めた空気がふっと和らいだ。
ユリシウスは譜面から視線を外さず、静かに言った。
「……これが、アルト。おまえの妻、アネモネが最後まで探していた答えだ。解読が困難な古代文書からここまで我々を導いてくれた。彼女にこの譜面を見せれなかったのが残念だ」
その一言が、部屋の空気を変えた。
アルトの肩がわずかに揺れる。ユリシウスは立ち上がり、卓を回って彼の隣に立つと、無言でその肩に手を置いた。
押し殺していた何かが、アルトの胸の奥でほどける。
視界が滲み、音が遠ざかっていく。
「……そうでしたか」
掠れた声が、静かな謁見室に落ちた。
エーリは息を呑み、ミヤビは何も言えず、ただ二人を見守っていた。
ユリシウスはしばらく手を置いたまま、アルトが顔を上げるのを待った。
ユリシウスは肩に置いた手を静かに離し、卓の譜面へ視線を戻した。
「……ならば、この“アウラ・グラティア”は、国としても動くべきだ」
金色の瞳が三人を順に見渡す。
「王宮楽師隊と中央音楽隊を合同させる。規模は百名ほどになるだろう」
最上段の五線を指先で軽く叩きながら、低く続けた。
「パイプオルガンは……ふさわしい奏者を探さねばならない。並の腕では務まらん」
次に、譜面の最下段――ソプラノ・ソロの部分を見やる。
「そしてソリストは……エーリ。君に任せる」
「わ、私が……?」
エーリは思わず姿勢を正す。
ユリシウスは静かに微笑み、揺るぎない声で告げた。
「私が思うに、君がいまこの国で一番の歌手だ。異論は出ないだろう」
エーリは一瞬言葉を失い、やがて小さく頷いた。
「……光栄です。必ずや、務めを果たします」
「指揮は私が執る。音が揃えば――」
ユリシウスは一拍置き、重く続けた。
「カリオンの鐘と共に、水門は応えるはずだ」
譜面を巻き直しながら、彼は思案するように視線を横に流した。
「次は中央音楽隊のリーダーと接触をはかる必要があるな。あそこを動かさずして、この編成は組めない」
「彼らって、普段どこで練習してるんです?」ミヤビが尋ねる。
「王都南区の練兵場だ。明日、私と共に行こう」
ユリシウスの声には、すでに計画が動き出している気配があった。
エーリは小さく息を整え、「はい」とだけ答えた。
ミヤビもアルトも、その目の奥に宿る熱を見逃さなかった。
ユリシウスは手元の小鐘を軽く振り、控えていた執事を呼ぶ。
「陛下との謁見を希望する。私は陛下に報告に上がる」
執事が恭しく一礼し、足早に部屋を出ていく。
ユリシウスは三人に向き直り、淡く笑みを浮かべた。
「では、明日」
金色の長衣が静かに揺れ、彼の背は謁見室の奥へと消えていった。
翌朝、まだ日が低いうちにミヤビたちは王城に赴き、ユリシウスと合流した。
「行くぞ。話は後だ」
金色の瞳が短く合図を送り、一行は整然とした足取りで王都南区へ向かう。
練兵場に併設された中央音楽隊の練習棟は、厚い石造りの堂々たる建物だった。塔の上に掲げられた隊旗が朝風を受け、深緑と金の紋章をはためかせている。すでに中からは、規律正しい金管の響きが遠くまで届いていた。
正門前の衛兵がユリシウスの姿を認め、瞬時に姿勢を正す。槍を垂直に構え、敬礼。
「閣下、ようこそ」
「ゼノはいるか」
ユリシウスの声は低く抑えられているのに、鋭く通った。
「はっ。ただいま練習場に」
衛兵の先導で、厚い扉が音を立てて開く。
中から溢れ出したのは、軍靴の踏み鳴らしと息の合った合奏音。音の壁が押し寄せるような迫力に、ミヤビは思わず息を呑んだ。
その中央、指揮台に立つ背の高い男が、鋭い動きで指揮棒を振っていた。深緑の軍服は肩から胸にかけて金糸の飾緒が重く垂れ、肩章には隊長の徽章が光っている。
演奏が終わるや、彼は棒を下ろし、低い声を響かせた。
「……ユリシウス閣下」
中央音楽隊隊長、ゼノ・ファルク。軍人らしい規律の厳しさと、
音楽家としての研ぎ澄まされた眼差しを同居させた男。その視線が、次の瞬間、ユリシウスの背後に立つミヤビたちへと移った。
ゼノは階段を降り、長靴の音を響かせながら近づいてくる。
「何か重大な用件とお見受けしますが」
「そうだ」ユリシウスは短く答え、視線だけでアルトに合図を送る。
アルトが慎重に抱えていた包みを前へ差し出した。
ユリシウスはそれを受け取り、卓上に置く。練習場のざわめきが次第に静まり、音楽隊員たちの視線が集まった。
革紐が解かれ、羊皮紙が広げられる。
ゼノの瞳が譜面を追い、その表情が徐々に変わっていく。
「……これは……」
「“アウラ・グラティア”」
ユリシウスが名を告げる。その声に、場の空気が一段重くなった。
「この曲を、君たち中央音楽隊に担ってもらう。譜面の指示によると規模は丁度百名王宮楽師隊と合同だ」
ゼノはしばし沈黙し、譜面に指先を置いた。
「閣下……本気ですか」
「私は冗談を言わない」
金色の瞳が真っ直ぐに返す。
短い視線のぶつかり合いの後、ゼノは深く息を吐いた。
「……了解しました。だが、並の訓練では足りません。全員、死ぬ気で臨ませます」
「それでいい」ユリシウスは薄く笑った。
ゼノは譜面から手を離し、周囲を見回した。
「……であれば。閣下、少しお時間をいただけますか」
「構わん」ユリシウスが短く頷く。
「では奥へ。うちの連中にも、これがどれほどの曲か肌で感じさせたい」
「写譜をいそげ!」
ゼノの声が練習場に響き渡ると、隊員たちは整然と動き出し、楽器を持ったまま奥の広間へ移動していった。
広間は天井が高く、壁際には整然と椅子が並べられ、中央には指揮台。
ゼノは手早く配置を指示しながら、アルトとミヤビたちに向き直る。
「編成通りとはいかないが、抜粋で雰囲気だけでもお見せしましょう」
ゼノが配置の指示を出す中、ひとりの青年がミヤビたちの前に歩み寄ってきた。
背筋の伸びた長身、整った顔立ちに淡い茶髪。手には黒光りするクラリネットが握られている。
「……お久しぶりです、エーリさんミヤビさん。そして、アルトさんも」
「ライトさん!」ミヤビが目を瞬く。
ゼノが近づき、青年の肩に手を置く。
「彼はライト・ハルフォード。うちの若手のエースだ。クラリネットで右に出る者はいない」
ライトは一瞬だけ唇を噛み、それから真っ直ぐにアルトを見た。
「……アルトさん、あの時、体力を鍛えてくださって……本当に、ありがとうございました。あの訓練がなかったら、僕はここに立てませんでした」
アルトは穏やかに微笑み、ゆったりとした声で答える。
「お役に立てましたのであれば、結構です。努力を重ねたのは、ライトさんご自身です」
ライトの頬にわずかな赤みが差す。
「……はい。今日は全力でお聴かせします」
彼は深く一礼し、クラリネットを胸に抱いたまま試演の列へ戻っていった。
隊員たちが所定の位置につき、ざわめきが静まる。
ゼノが指揮台に上がり、譜面を軽く掲げると、全員の視線が一斉にそこへ向かった。
「――始め」
指揮棒が振り下ろされる。
静寂を切り裂くように、澄んだクラリネットの音が空間を満たした。
ライトの息はまっすぐに伸び、柔らかくも芯のある旋律を描く。高天井の広間が、その一音一音を余すことなく受け止め、反響させた。
続いて低弦が深く支え、木管が絡み、金管が力強く咆哮する。
抜粋であるにも関わらず、曲は確かな重厚さを帯びていく。
ミヤビは思わず息を呑み、エーリは胸の奥が震えるのを感じていた。
ユリシウスは腕を組み、わずかに目を細めながら、その響きを静かに聴き入っていた。
最後の和音が高らかに鳴り、余韻を残して静かに消えた。
広間に訪れた沈黙は、わずかに湿った息と鼓動の音だけを含んでいる。
ゼノは指揮棒を下ろし、深く息を吐いた。
「……これが“アウラ・グラティア”か。抜粋だけでも、この響きだ」
ゆっくりと台から降り、ユリシウスの前に立つ。
「閣下、中央音楽隊は全力でお供します。王宮楽師隊との合同、必ず成功させましょう」
ユリシウスは短く頷く。「期待している」
ライトは列の中から、ほんの少し誇らしげにこちらを見ていた。
ゼノとの握手を終えたユリシウスは、譜面の最上段――パイプオルガンのパートに目を落とした。
「……残る問題は、オルガンだ。かつて、この国の神官の中に名手がいたと聞いたことががある しかしかなり昔に職を辞したらしい」
「神官……?」ミヤビが首を傾げる。
「ああ。式典で、如何なる時も音を乱さなかった人物だ。確か名は――」
ユリシウスが記憶を探るように目を細める。
エーリがはっと顔を上げた。
「……それって、もしかしてマリナ院長のことじゃないですか?」
ミヤビも思わず頷く。「そうだ、あの人なら……」
アルトが静かに補足する。
「ヴィンクルムの“鳴らずのピアノ”を起動させた方でもございます。演奏技術も信仰心も申し分ございません」
ユリシウスはしばし三人を見やり、やがてアルトに向き直った。
「アルト、至急その院長と接触せよ。私も赴く」
「畏まりました」アルトは背筋を正し、深く一礼した。
こうして、次なる訪問先は決まり、計画はさらに一歩進んだ。
王都から孤児院までは馬車で半刻ほど。
ついこの前まで、ミヤビはここで何度もピアノの練習を重ねていた。
その門をくぐるのも、数日ぶりにすぎない。
「また来たな、って思われそうだな」ミヤビが苦笑する。
「それならそれでよろしいではありませんか。今回は立派な用件がございます」
アルトが穏やかに返す。
エーリは膝の上で手を組み、
「でも、院長ならきっと引き受けてくれますよ」と小さく笑った。
馬車が止まり、木製の門扉が目の前に迫る。
そこに立っているのは、すでにこちらに気付いているマリナ院長の姿だった。
門扉を開けたマリナ院長は、柔らかな笑みで迎えた。
「まあ、みんなそろって。今日は練習じゃないのね?」
「はい、本日は別件で参りました」アルトが一礼する。
「実は……」ミヤビが言いかけると、ユリシウスが一歩前に出た。
金色の瞳が院長をまっすぐに見据える。
「あなたの力を借りたい。大規模な演奏の、パイプオルガン奏者として」
マリナは目を瞬かせ、少しだけ眉を上げた。
「私に……ですか?」
「ええ」アルトが静かに言葉を添える。
「演奏技術も信仰心も、この国で他に並ぶ者はおりません。何より……あなたはオーナー以外で“鳴らずのピアノ”を起動させた唯一の方です」
短い沈黙の後、マリナはふっと微笑み、両手を胸の前で組んだ。
「……そのお話、詳しく聞かせていただけますか」
孤児院の応接室。
テーブルには湯気の立つハーブティーが置かれ、ほのかな香りが漂っている。
計画の説明を終えると、マリナは譜面から視線を上げ、ユリシウスを正面から見た。
その眼差しは落ち着きと敬意を帯び、わずかに深く頷く。
「……お会いできて光栄です」
ユリシウスは、静かに頷き返す。金色の瞳が落ち着いた光を宿し、場の空気を自然と引き締めた。
「水門の謎を追うこの計画、その中枢を担う者として、あなたの力が必要だ」
マリナは短く息を整え、譜面へと視線を戻す。
「……ずいぶん大きな編成ですね。これを聖堂で……素晴らしい試みだわ」
やがて顔を上げ、はっきりと告げる。
「わかりました。私でよければ、お引き受けします」
エーリがぱっと笑顔になる。
「ありがとうございます、院長!」
アルトも深く頷く。「心強いお言葉です」
「それで、練習はいつから?」マリナ院長が尋ねる。
「本隊の合同練習はまだ先ですが、オルガンパートは早めに取り掛かっていただきたい」ユリシウスが答える。
「では……明後日から聖堂で」マリナは迷いなく日程を決めた。
こうして、すべての音を揃えるための最後のピースが動き始めた。
明後日――。
聖堂の扉を押し開けると、ひんやりとした空気と微かな香が頬を撫でた。
高い天井からは朝の光が差し込み、祭壇奥の巨大なパイプオルガンが静かに鎮座している。
マリナ院長はすでに祭壇脇に立ち、譜面台を整えていた。
「お待たせしました」ミヤビたちが入ってくると、彼女は振り返り、穏やかに微笑む。
ユリシウスは視線をオルガンに向け、低く言った。
「……この響きが揃えば、鐘は必ず応える」
マリナ院長は深く頷き、椅子に腰を下ろす。足元のペダルが微かにきしみ、鍵盤に指が置かれた瞬間、低く重い音が聖堂全体に広がった。
まるで石壁が震えるようなその響きに、ミヤビは思わず背筋を伸ばす。
音は徐々に重なり、祭壇から天井へ、そして聖堂全域へと満ちていく。
その時――。
「国王陛下、ご入場!」
衛兵の声が響いた。
ミヤビたちは思わず動きを止め、振り返る。
深紅と金の衣をまとった王が、ゆったりとした足取りで聖堂を進んできた。
背後には近衛と数名の廷臣がついて歩いてくる。
王は祭壇の前まで進むと、演奏を終えたマリナ院長をまっすぐに見つめた。
「見事な腕前だ……やはり間違いない。そなた、かつては神官であったな」
マリナは静かに礼をとり、「はい」と短く答える。
「では何故、今は孤児院を?」
少しの沈黙の後、マリナ院長は穏やかに語り出した。
「……教会に仕えていた頃、孤児への対応に苦慮しておりました。施しはあっても、あの子たちが本当に必要とする日々の温もりや居場所までは行き届かない。ならば自らがその場を作ろうと、孤児院長となったのです」
王はその答えをじっと聞き、やがて満足げに頷いた。
「……よい。ならば今回も、神と民のためにその腕を振るってくれ」
「謹んで」マリナは深く頭を垂れた。
ユリシウスはそのやり取りを静かに見守り、視線を譜面に戻す。
「では、続きを」
再び指が鍵盤に置かれ、オルガンの響きが聖堂に満ちていった。
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次回「聖騎士の贄は結びの料理」 アウラ・グラティア演奏への準備が始まる一方ヴィンクルムに国王が来店。ミヤビにある依頼をする。
17日(金)21:00更新




