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猫守賛歌(ねこもりさんか)

寝る前に窓の外を見ることはもはや、習慣となっていた。


「何もないし、何もいない」

それがいつもの事だった。今日この日までは…。


いつもの暗闇に小さな金色の輝きが二つ。

その距離、僅かに離れて横に並ぶ。

その二つの目玉は、俺の横にいるチビ助と目が合っている。


「君が見ていた物の正体はあの猫だったのか?そうか、よかった。これで安眠できる。」

そう言って枕元の小さな明かりを消してベッドに入る。


「ふにゃーふ」

チビ助は威嚇のようで甘えるような不思議な声を上げると、また外を凝視する。大きく振られた尻尾が本とぶつかり、テンポの良いリズムを刻む。

不安が解消された俺には心地よい音楽だった。


しかし、ガラスを叩くようなコンとポンの中間の音で締めくくられると、演奏者は拍手も浴びずに早足で部屋を去ってしまった。


「興奮し、ガラスが見えなくなったのだろうか?

全くドジなんだから。」



翌朝、寒さも和らぎ 結露することもなくなったガラスには肉球のような跡が一つ残されていた。


肉球と赤ん坊程に小さな人の手のひらが重なったような痕跡。一瞬だけそう感じるが、多分気のせいだと自分を落ち着かせて部屋を後にする。



隣に住んでいた老夫婦が息子さんとスーツを着た人を連れて挨拶に来ている。新しい家族を迎えるために新居を建てるとの事だ。




「猫は赤ん坊を傷つけないらしいよ。本脳的に守るべき存在だって分かるらしくて、側によって見守るんだって。」


母がまた、猫にまつわる噂を仕入れて来た。

今度の噂は本当だろう。

日常からヒントを得て小説にするのは

逆に難しかったです笑。

言い回しを凝ってみたくて、読みにくい文章になってしまいました。申し訳ありません。


「案ずるより産むが易し」に習って

本来の目的であるラノベ系異世界小説にサッサと挑みたいと思います。

大したオチもないですが、

アドバイスをくださった方、感想をくださった方、読んで下さった皆様、ありがとうございました。

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