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第16wwwヒロイン?

俺は、簒奪を行うわけでは無いが、

アジルタスノに潰されないために、

そして、シアイエンティアに攻撃を受けたときにリスクを分散するために、

タウノリマジーハーだけでなく、その周辺の町や村にもより密接なネットワークを作って、集合都市シルガナツを形成することにした。


以前言っていた、各町や村のネットワークを強化することにしたわけ。

離れた場所を繋ぐところには中継の村を置いたり、

離れた村を廃村や統合したりして、ネットワークスの多重化やコンパクト化を行い、利便性を上げることにしたんだ。


1本のポ○キーなら折られても、

3本のポッ○ーならそんなに折られる事は無い。

ならば、袋に入った100本のポッキー纏めてならオリンピックの砲丸投げ選手にも折られない。

理論上はそうなるだろ?

まっ、袋越しでも1本ずつ折っていけば園児にも折れるんだけどな。

えっ? 纏めてでも和製ダビデ像なあの選手なら折れるって?

やっぱ、所詮は○ッキーじゃダメか(笑)

でも、俺のシルガナツはポ○キーじゃなくて、かりん糖位の強度にはしておくけどな。


集合都市シルガナツ。

その完成形は世界最小規模の小国と呼んでもいい。

勿論、表だってシルガナツの名前を使えるわけではない。

産業の発達した地域群の仮称として位でしか使えない。

アジルタスノ国に、勝手に領地内で小国を立ち上げましたなんて言えないだろ?


まあ、そんな感じで、タウノリマジーハーに便宜上の政庁を置くシルガナツ配下、つまりJr.達に支配された町村に新しい動きを指示しにいくことにした。


そう、そのはずだった。








身長150㎝位の少女がこちらに駆け寄ってくる。

走る姿は年相応だが、育ちの良さそうな服装と容姿をした少女だ。

後数年、いや、今からでも人間繁殖場に毎晩押し込めてもいいかもしれない。

美人の遺伝子が多ければ外交的にも美味しい思いができるしな(笑)

ゲームに出てくるオークにでも輪されていそうなファンタジーな世界観のファンタジーな少女に、

ゲームの違和感のある喘ぎ声じゃない、リアルな喘ぎ声を響かさせてやるのも面白い。


そんな事を考えながら、

ふと周囲を見回したが俺以外に少女の方を振り替える人がいない。


それはそうだろう。

だって、他の人間は本能と俺の命令にしか興味が無いJr.達の容れ物、もとい容れ者なんだから(笑)


で、その少女はこちらに駆け寄るやいなや、






「パパッ‼」


……俺? おいおい待てよ。確かに子供達はたくさん作ったし、人間達もいっぱい繁殖させたさ。

だけどさ、だけど人間の娘にパパなんて呼ばれる覚えはないぞ?


あー、分かった、この体の持ち主、

イケル氏の娘なのか?

この体の持ち主だけあって結構金を稼いでいたのかな。いい服を着させてるもんな。

というか、もしそうだったらこの体と交配させて超人遺伝子を濃く残しておくのもいいかもな。

なんか、ファザコンみたいだし問題ないだろ(笑)


そう思って少女を見ていると、

少女は俺の前で立ち止まって目を閉じ、頤を上に向けた。


えっ? マジでファザコン?

どういう教育してきたのさイケル氏。


そして少女はーーーーーーーー、







ーーーーーーーー顎が裂けるのではないかというほどに口を大きく開くとその中から進化した姿の眷属が一匹顔を出した。



「パパ、こんにちは‼」



誰得ヒロインだよ、こんな展開。

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