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今川義元の野望  作者: 高野康木
駿河・遠江・三河統一編
6/32

5話 新たな条令

「これで、よし!」


自室にて、雪斎は、和紙わしに策を一通り書き終わった為、ゆっくりとその場で背伸びをする。

この一週間程、雪斎は部屋にこもりっきりであった。

その理由は、自分の思い人であり、守るべき殿(広大)のための、遠江攻めへの策を考えていたからだ。


「雪斎!!」


やっと策を書き終えて、スッキリとした解放感を味わっていた雪斎の耳へ、突然苛立った声が響く。

その声の主に、すぐに当たりをつけた雪斎は、別段べつだん動じることなく、縁側へと向かって、声の主の名をつげる。


「なんです? 声が大きいですよ泰能」

「なんです? じゃないわよ! あのバカ殿。どうにかしなさい!」


バカ殿……。

泰能の言葉の主を、少し考えてから、雪斎は閃いた顔をすると、両の手を強く一度叩く。


「あぁ! 広大のことですか?」

「あいつ以外に、誰がいるのよ!」


なぜ、泰能がそれほどまでに怒っているのかわからない雪斎だったが、その手に持っている饅頭まんじゅうを見つけると、無意識に唾液をすすりだす。

飢えた獣のような音と同時に、既に自分が視界に入ってないことに気づいたのか、額に青筋あおすじを増やした泰能だったが、大きなため息を一度つくと、饅頭の入っているかごを、雪斎へと渡す。


「さすが泰能ですね! 饅頭が欲しかったときに、持ってきてくださるなんて!!」


ウキウキと子供のようにはしゃぎながら、縁側へと跳びだし、籠を受けとった雪斎は、モグモグと饅頭を食べ始めてしまう。

その姿に、再度大きなため息をついた泰能は、静かに腰を下ろす。


「一週間もあんたの顔を見なかったら、部屋にこもってるか、死んでるかのどっちかだからね。どうせ、饅頭を欲しがってると思って買ってきてあげたのよ」

「うくっ!? のっ、喉に!!」

「急いで食べるからよ」


近くに置いていた水を取りに行った雪斎は、それを一息に飲み干すと、深呼吸して、泰能に優しい笑みを浮かべる。


「で。饅頭を持ってきただけではないでしょ? 何を説得して欲しいのですか?」

「……本当。頭の回転が早いわね」

「お褒めの言葉、ありがとうございます。それで、彼は、何をしたのですか?」

「ふざけた事始めたのよ」

「ふざけたこと?」


泰能が、イラつくように人差し指を床へと断続的に突っつきつつ言う為、よほどの事なのだろうと察した雪斎だがーー。

残念なことに。心当たりがないため、首を傾げてしまう。

その様子を横目で見ていた泰能は、唇を尖らせつつ説明を始める。


「あんたが知らないのも、当然よ。今現在、訳のわからないことをしてんだから」

「今? いったい、何をしているのですか?」

「農民や商人を、1ヶ所に集めてんのよ! しかも、新たな御触おふれをだすとか言ってんのよ!!」

「そうですか。あの人らしいですね」

「感心してる場合じゃないわよ! 私達に相談しないで、勝手にやろうとしてんのよ!!」

「ふふっ。あの人の考えた御触れですか……。どんなモノなのか、楽しみですね」


泰能は、真剣に怒って言っているのだが、雪斎は、なぜか微笑むと、楽しそうにしだす。

てっきり、雪斎も自分と同じく憤慨するのだろうと考えていたらしい泰能は、雪斎の予想外の対応に、イライラが絶頂になり、意図せず、爆弾発言をしてしまう。


「もしかしたら、若い女を全員妻にするとかーー。そんな、くだらない御触れだったりして」


もしも。広大に合う前の雪斎なら、今の発言に対して、笑いと共に、受け流していたであろう。

しかし。今の雪斎は、恋する乙女。

そんな余裕などある訳がない。

返答が返ってこないことを不思議に思ったのか、泰能が振り返って雪斎を見るとーー。


「どっ。どうしたのよ雪斎?」


そんなドモルような言葉しか出ないほど、雪斎の様子がおかしかったのだ。

それもそのはず。微動だにせず、笑顔で固まっているのだ。


「……んなこと」

「えっ?」

「そんなことしたら、島流しじゃすまないですね」


先程までの優しい笑顔が、恐ろしい笑顔へと変わっていく。

この恐ろしい笑みの状態の雪斎は、今まで三回ほどしか今川家では見せていない。

記念すべき一回目は、雪斎の教え子であるくせに、三河で突然独立した松平元康まつだいらもとやすに怒った時……。

そして二回目は、先代今川義元の妹君である氏真が、バカな家臣にそそのかされて、遠江で謀叛むほんした時である。

そして、三回目。

自分の慕っている人物が、欲に走り、馬鹿げた御触れを出すかもしれない……。

雪斎の中でも、その可能性は、1%ほどにしか満たないモノであるが、予想ができる範囲内にある。

つまり、大問題である。

自身の発言が、地雷を踏んでしまったことに気がついたのか、慌てた様子で宥めようとする泰能。


「よっ。予想の話よ! だから、落ち着きなさい!!」

「ふふっ。そうですね。泰能は、予想で判断はんだんする愚か者ですものね。あまり、私の導火線どうかせんに火をつけないでくれますか?」

「わっ。悪かったわよ……。私が愚か者でいいわ。でも、島流しより恐ろしい罰なんてあるの?」


あまり愚か者であることを認めたくなかったのか、苦々しい顔で肯定した泰能が、おそるおそる罰についてきく。

その事に対して、雪斎は、実ににこやかに答えた。


「磔にして、棒手裏剣を一本ずつ刺していくんですよ? 知ってますか、泰能。人間は、そうそう死なないのです」

「……あんた。試したことあるとか、言わないわよね?」

「あれは、まだ私が修行僧しゅぎょうそうの時です。夜這よばいをしてきた、くそ坊主を」

「やめて! ききたくないわ」


青ざめるつつ、手を前へと突きだす泰能と、恐ろしい罰を行った時のことを思い出したのか、少し落ち着いたらしい雪斎の前に、新たな人物が現れた。

女性でありながら、筋肉が素晴らしい岡部元信だ。


「二人とも、ここにいたのか。殿が呼んでおられるぞ」

「わかってるわよ。行くわよ。雪斎」

「えぇ。今支度します」




雪斎達が呼ばれた場所は、見張みはりだいの一つであった。

その見張り台の周りには、農民や商人だけでなく、兵士たちも集められている。

その為、かなりの人口密度になっており、ガヤガヤと賑やかな雰囲気をつくり出していた。


「なんで、こんなに人を集めてんのよ!」

「落ち着け泰能。小生は、殿が素晴らしい御触れをだすと思っている。だから、逸る心を抑え、冷静になるのだ」

「あんたの場合は、どんな御触れでも喜ぶでしょうが……」

「うむ。政は、小生の分野ではないからな!」 


なぜか、得意気な顔で胸を張って言う元信。

その様子に、呆れ顔になった泰能は、広大がくるまでの間、イライラを表すように、地団駄を踏む。

そうして、しばらく待っていると、やっと見張りだいへと、広大が顔をだす。


「みなさま。お集まりいただき、ありがとうございます」


礼儀正しく頭を下げた広大は、なぜか満面の笑みを浮かべている。

そして、その隣には、大きな巻物を持って立つ親長。


「親長!? あいつ。何してんのよ!」

「おや。殿だけでなく、親長が一緒ですか……。それなら、変な御触れが出る心配は、ありませんね」


泰能は、親長の姿を確認すると驚きの声をあげたが、雪斎は、親長が関わっていると知ると、安堵の息を漏らす。


「親長がいて、なぜ安心なのだ?」

「普段は、オドオドして頼り無さそうに見えますが、あぁ見えて、親長は知恵があります。元信のような槍働きばかりだと、殿に言いくるめられる恐れがありますが、親長なら、きちんと咎めることができます」


さらりと元信をバカにする発言をした雪斎だが、そのことに気づいていないのか、気づきつつ流したのか……。元信は、納得したように一度頷くと、広大の方へと視線をむける。


「あんた……。それでいいの?」

「むっ? 泰能は、雪斎の説明が理解できなかったのか?」

「……もういいわ」


泰能の発言は、バカにされたことを言っていたのだが、元信は、雪斎の説明がわからなかったのかと、勘違いして問い返す。

それに呆れたのか、額へと片手を当てた泰能は、息をはきだしつつ、話を打ち切ってしまう。


「それでは、これから新たな御触れをだします」


そんな家老達のやり取りを、当然知らない広大は、意気揚々(いきようよう)と、御触れを発する。


「その1。を廃止して、市を開きまーす」


その1だけで、一気に農民達がざわつき始める。

座というのは、この戦国の世ではあたり前にある制度の一つであり、簡単にいうなら、座に加入していないものは、商売ができないという制度だ。

それならば、座に入れば良いのでは? 

と思うだろうが、そう簡単には、入ることができない。

金銭が必要なのはもちろん、座の代表に嫌われてしまった場合、入ることさえ許されないのだ。

そのような座を廃止するなど突然言えば、誰だって慌てふためくだろう。


「俺はこの政策を『楽市らくいち楽座らくざ』と命名します」


その言葉と同時に、親長が1つ目の巻物を、見張り台からたらす。

そこには、デカデカと書かれた『楽市楽座』文字。


「おっ、お待ちくだされ! そのようなこと、我々は認めませんぞ!!」


やっと状況が飲み込めたのか、おそらく、座の代表の一人だろうと思われる男が、慌てて異議を申し立てる。

すると、広大は手を前につきだし、その男に対して『待て』のジェスチャーする。

まだ。話しは終わっていないと言うかのように……。


「もちろん。これだけでは、座の人達が認めてくださるとは、思っていません。そこで! その2」


広大の言葉に続いて、親長が、二つ目の巻物をたらす。


関所(せきしょ)撤廃(てっぱい)しまーす」


巻物には、関所廃止せきしょはいしという文字がデカデカと書かれていた。

その言葉に、商人達から歓声があがるが、今度は、兵士達がざわつき始めてしまう。


「あんのクソバカー!」


そして、その兵士達のざわつきに紛れて、泰能が大声で怒りの声をあげた。

なお。左右の家老二人は、特に反論がないのかーー一人は、何度も頷づいており、もう一人は「その手を打ちますか……」と楽しそうに手を打ち合わしている。

その反応に対して、青筋を立てた泰能は、元信の足に蹴りをいれ、雪斎の頭を叩く。


「関所を失くせば、富士山を見放題になるだけでなく、旅の人達も一息つくために、この国で小休止しょうきゅうしするでしょう。そうすれば、店は繁盛繁盛!!」


家老三人の戯れなど視界に入っていないのか、いつの間にか取り出していた扇子を開いて、ワハハ! と高笑いする広大。

しかし、関所を失くすということは、忍の出入りが簡単になってしまうという事にもなり得る。

となると、当然多くの忍の狙いは、殿である広大になるのだから、兵士達の苦労が増えるのは、確定してしまう。

そのことがわかっている泰能やその他多くの兵士達が、ぞくぞくと口々に異議を申し立て始める。


「まぁまぁ。待ちなさいな兵士の方々よ。これで終わりではないぞ!はい。その3!」


扇子を閉じた広大が、指示するように親長に扇子を向けると、それを合図に最後の巻物をたらす。


兵農分離(へいのうぶんり)です!」

「おおっ!」


この制度に関しては、集まっている人々の多くから、歓声の声があがった。

それは、主に農民達があげたものであった。

この時代、何より多いのは農民である。その為、この場所で一番の歓声があがったもの、それが理由である。


「名前でわかる人がいるかもしれませんが、一応説明しましょう。聞いた話によると、農民の次男坊じなんぼう以下の方々には、遺産がほとんどないとか……。そんなの不公平ですよね! ですから、次男坊以下の方々は、今川家で足軽あしがるとして雇うことにしました!!」

「本当か! これで、兄貴にでかい顔されないですむぜ!」

「うぉー。俺にも出世の道が!」


などと、農民の次男坊以下の人々が、喜びの声をあげる。


「長男の方は雇わないので、そこは注意してください。しかし、大変苦しい長男の方がいるのなら、こちらで調査したのち、雇うどうかを決めさせていただきます! それでは、かいさーん!」


こうして、広大の初めての御触れは、多くのざわつきを残して、終わったのであった。





「こんのーーアホがー!!」


ゴスン!

手加減容赦ない必殺の拳が、広大の顔面へとめり込んだ。


「うがーー!! 何しやがる、泰能!!」


場所は変わり、広大の自室。

今川四家老が、一同に集まっていた。

その中でも短期な泰能は、広大の顔を見るや、真っ先に殴りかかってきたのだ。


「ちょっ! 俺、殿様だよ? お前、くびもんじゃね!?」

「やかましいわよ! 仕方なく2代目今川義元にしてあげたのに、調子に乗って相談もなく御触れだして!!」

「仕方なく!? 仕方なくで、命狙われてたまるかってんだよ!! 御触れくらいだしてもよくね? こっちとら命狙われたことあんだぞゴラ!!」


額をぶつけ合いながら、鼻息を荒くしつつ、口論を始める二人。

その様子にオロオロしていた親長は、唯一この状況を止められるだろう人物に、助けの視線を向ける。


「泰能。そこまでにしておきなさい。殿も、深いお考えがあって、御触れをだされたのでしょう?」

「当たり前さ! 俺は、完璧主義者かんぺきしゅぎしゃだからな!」


雪斎の問いかけに、腰に手をつけ、威張りつつ言う広大。


「やはりな……。小生は、初めから殿の事を信じていました」

「あんたの場合は、よくわからなかっただけでしょ……」


やはり、私の仕える殿だけあるな! と、自信満々に頷いている元信に、呆れた声をだす泰能。


「で、具体的になんのための御触れなんですか?」

「うーん。なんて、言えばいいのかな……」


うなりながら、あぐらをかく広大。


「単純にいうと、兵士の増加。それと、人口の増加?」

「はぁ? なんのために?」

いくさ?」

「ど素人しろうと集めれば、勝てると思ってんの?」

「勝てないの?」

「あぁ。そう。つまり、あんたは大雑把おおざっぱにしか、考えてなかったて言うことでしょ!」


ゴスン!

青筋を額に浮かべた泰能の本気の蹴りが、またも広大の顔面へとめり込む。


「うご!? おま、いい加減にしてくれね? ほら、鼻から血がーー」

「やかましいわよ! このうつけが!!」

「落ち着きなさい泰能。殿は、説明が苦手なだけです」


すぐさま雪斎がフォローに入ると、広大の鼻を摘み、血が流れてこないように、上をむかせる。


「ふがぁ。ありがどう雪斎」

「いえ。殿を守るのも私の勤めですから」


そう言うと、いつもと変わらぬ優しい笑顔をむける雪斎。


「……どうして、雪斎はこの男に甘いのよ。訳わからないわ。ねぇ親長?」

「いいな~。私も殿と……。いやいや、いけません。私は、側室で我慢です!」


泰能は、同意を得るために親長に問いかけたのだが、親長は顔を赤らめながら、ブツブツ独り言を言っており、まるで声が届いていない。

なんとも、バラバラな家臣団である。

そんな事をしていると、突然庭に、木の葉が舞い上がる。

直虎である。


「殿。兵士として、志願してきた女子がおります」


当然、親長以外は誰かと思うが、説明するよりはやく、広大が前に出てーー。


「わかった。今行く」


そう言って、奥ゆきがある部屋に向かう。

そこには、ボロボロの服を着ている女子がいた。


「お初お目にかかります!尾張の農民、木下藤吉郎きのしたとうきちろうといいます!」


広大が、上座にある畳に座ると同時に、方膝をついていう女子。

今川四家老も、広大の少し下座に、左右並んでる座る。

こうなると、藤吉郎から広大を見ると、美少女の花道のようになる。


「うん?尾張の人なの?」

「はい!尾張の者です」


広大は、首を傾げながら、パン!と手を叩いた。

すると、すぐさま直虎が現れる。

木の葉を撒き散らしてであるが……。


「お呼びでしょうか?」

「俺、遠江だけしか言ってないよね?」

「どうやら、噂が広がりすぎたようです」

「あっ、そうなの?なら、いいや。下がってよし!」


そう言うと、頷いて消える直虎。


「尾張からきたのか。長かったでしょう、採用!」

「ありがとうございまする!」


これには、今川四家老も驚きしかない。

もしかしたら、尾張の織田信長からの間者かんじゃかもしれないのに、こんなに簡単に採用してしまうとは、誰も思わなかったのだ。


「待ちなさい!殿、そんな簡単に決めていいの!?」

「うん。この子は、真面目そうだから」

「だからって!!」

「泰能!殿がお決めになったことです。口を閉じなさい!」


泰能は、正面に座る雪斎の言葉で押し黙る。

家臣のやり取りに、戸惑っていた藤吉郎をみて、雪斎が言う。


「明日から、足軽として働いてもらいます。今日の所は、お引き取りを」

「はい!!」


元気よく出ていく藤吉郎。

この時は、まだ誰も知らない。

この木下藤吉郎。後の豊臣秀吉である。

秀吉が、今川に仕官した。

この時から、歴史は大きく変わるのである。

太原雪斎。


この人は、小さい頃の今川義元の先生であり、良き理解者でもある人です。

お坊さんでありながら、今川の軍師としても働き、外交でも働いた人のようで、今川の仕事をほとんど受け持っていたとかーー。

実は、この人が今川の全盛期を築き上げたんですよね!

しかし、桶狭間の戦いの前に病で死んでしまうんです。

もし、この人が生きていたら、信長の奇襲攻撃は成功しなかったと言う歴史学者が、多いようですよ。

それほど、義元にとっては必要な人だったようです。

あと、あの徳川家康も、この人に教わっていたとかーー。

私の物語の中では、恋する乙女であり、怒らすと恐い人でもありますが、なるべく驚く策を出そうと思っています。


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