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今川義元の野望  作者: 高野康木
上洛編
32/32

28話 上洛作戦

「そろそろ、上洛に動くべきだと思います」


重虎の発言に、家臣達が揃って首を縦に振る。

上洛とは、都である京に行くことなのだが、これには、大義名分が必要である。

だが、重虎が上洛に動くべきと言ったことにより、大義名分ができたのだと、広大は確信した。


「確かに、戦力も申し分ありません。しかし、上洛するには、南近江の六角ろっかく家をどうにかしないといけませんよ?」


雪斎がそういうと、重虎が、懐から巻物を取り出す。


「安倍晴明様に頼んで、足利義昭様から、上洛の書状を頂いて降ります。これで、大義名分がなるかと」


どうやら、重虎は早めに動いていたらしく、安全な上洛の手はずを整えていたらしい。

その言葉で、家臣達のやる気がみなぎる。


「よし。それなら、各々準備を始めようと思う!そこで俺は、あることを考えた」


広大の発言に、家臣達が不思議そうにする。

咳払いを一つすると、直虎が現れて、大きな和紙を広げる。

そこには、部隊政策の文字が大きく書かれていた。

今さら部隊の事かと、家臣達がざわめきたつ。


「みんな落ち着いてくれ。確かに今さらと思う人もいると思うが、これには重大な意味があるんだ。説明は、雪斎がしてくれる」


広大は、みんなを落ち着かせると、一緒にこの策を考えた雪斎に説明を任せる。


「では、説明をさせていただきます。まず、なぜ今さら部隊を分けるのかと言うと、今まではその時に応じて、兵数などを各々に割り振っていました。しかし、そうすると、美濃合戦の氏真殿のように、危険な場面におかれる場合があります」


美濃合戦の事を思い出したのか、秀吉は、なぜか得意気に頷いている。

対する危険な目にあわせた重虎は、複雑な顔をするが、それを慰めるように、氏真が頭を撫でる。


「そこで、殿が人選した人間に、今川の兵の大多数を任せようというものです」


雪斎がそう説明を締めくくると、家臣達から、おぉー!という声が上がる。

つまり、広大から信頼されている人物がわかり、その人物は、手柄を多くとれるということだ。


「しかし、選ばれた人間は、注意してほしいことがあります。それは、責任があることです。例えば、兵が沢山死んだなどが起こった場合は、領地を取り上げられたりします」


雪斎が、にこやかにそう注意すると、場が凍りつく。

それもそのはず、今まで頑張ってきた証が、取り上げられるとなると、みな困ってしまう。


「いや。俺は、そんなことしなくてもいいって、言ったんだけどよ」

「ダメです。強い力を持つなら、それ相応の責任をもつ必要があります」


広大が、頬をかきながら本音を言うが、雪斎が、それを有無を言わさずに否定する。

すると、直虎が咳払いをして、先を進めるように広大に視線で訴える。


「えーと。それじゃ、発表するぜ。まずは、大原雪斎。次に朝比奈泰能。関口親長。岡部元信。そして、今川氏真。以上の五名を、部隊隊長として任命する!」

「えー!?わ、私ですか!?」

「うん。そうだよ」


まさか、自分の名前が出ると思わなかったのか、氏真が驚きの声をあげる。

それに対して広大は、あたり前のように頷く。


「でっ、でも私に力なんて!」

「おや。今までの合戦で、氏真殿が活躍しなかった時がありましたか?」


氏真が、尚も否定しようとしたが、それを雪斎 が、微笑んで遮る。

その雪斎の言葉に、秀吉が頷く。


「そうでござるよ。桶狭間の時も、美濃合戦でも、氏真殿は活躍していたでござる」

「秀吉の言う通りだ。前に言ったが、氏真には人徳があるだろ?知恵も力もないなら、それを補ってくれる人間を、味方につければ良い」

「でも。そんな人間なんて、私には……」

「嘘つけよ。後ろにいるだろ」


微笑みながら、広大が、氏真の背後を指して言う。

その指に、導かれるように、氏真が振り返ると、そっぽを向いてる秀吉と、微笑んでいる重虎がいた。


「まぁ。氏真殿の下なら、拙者が出世できる機会もあるはずでござる。どうしてもと言うなら、力を貸してあげても良いでござるよ?」

「私の知恵は、仕える主がいないと意味がありません。氏真殿なら、必ず、私の策を正しく使ってくれるはずです」


そう二人が答えると、氏真の目に涙が溜まる。

その姿をみて、重虎はアワアワしだし、秀吉は、仕方なさそうにため息をつく。

そんな三人をみて、広大はにこやかに笑うと、手を叩いて、言葉を発する。


「みんな!各々準備をしてくれ。決行は、一週間後だ。よろしくな!」






家臣達が広間から出ていくと、広大は、直虎が書いた和紙をゆっくり眺める。

すると、同じく広間にいた雪斎が、広大に話しかける。


「嬉しそうですね」

「まぁな。俺が、信頼している五人だ。きっと、役に立ってくれる」

「おや。それは、期待に答えないといけませんね」


広大が笑うと、雪斎も笑い出す。

しばらく、二人で大笑いしていると、雪斎が、あることをきく。


「ところで広大。あなたは、いつになったら、その羽織を脱いでくれるのですか?」

「これか?脱がないよ。ほら、俺って異名みたいのあるじゃん」


雪斎的には、自分で縫った羽織を脱いでほしかったのだが、広大はそれを拒否する。


「復活の海道ですか?」

「そうそう。その、復活の海道ってのダサくないか?てか、海道って何だよ」

「ださっ?よくわかりませんが、海道というのは」

「あー。説明しないでくれ。どうせ、俺はその異名嫌だし」


せっかく雪斎が、海道について説明しようとしたが、広大は、子供のように耳を塞いでしまう。

そのことに、頬を膨らませる雪斎だが、ため息をつくと、諦めて話を続ける。


「では、どのような異名が良いのですか?」

「決まってるだろ。雪斎がくれたこの羽織に、書いてあるだろ?」

「まさか、天下太平の義元が良いとか、言わないですよね?」

「そのまさかさ!でも、それだと言いずらいだろ?だから、太平の義元で!」


あまりの広大のお気楽ぶりに、雪斎は、額に手を当てて、壮大に二度目のため息をつく。


「本気ですか?」

「本気だ!」

「しかし、百歩譲ってそれで良いとして、せっかく私があげたものを、ボロボロになさるおつもりですか?」

「え?ボロボロになんて、するわけないだろ!」

「戦に出れば、なりたくなくてもなりますが?」

「あっ……」


さすがの広大。戦で、羽織が傷つくことを気づかなかったようで、雪斎に、視線で助けを求め出す。

その事に、クスリと笑った雪斎は、笑顔で答える。


「呉服屋に頼んでおきます。それと同じものを、作るように」

「雪斎ー!」

「ですから、私があげた物は、部屋に飾って」

「よし。それじゃ、これは室内用にするか!」


雪斎が、部屋に飾るよう助言をしようとするが、広大は、一人で勝手に決めてしまうと、頷いて満足しだす。

さすがの雪斎も怒り顔になるが、半年も一緒にいた広大は、ここで雪斎を落ち着かせる策をだす。


「広大。いい加減にしないと、私も怒りま」

「よし。そうと決まれば、饅頭でも食べに行くか?」

「えっ?饅頭ですか!?」


そう、これこそ広大が最近編み出した、饅頭の計である。

雪斎が怒ると、広大の寿命は、自然と減少していくため、なんとか良い策はないかと考えたのが、この饅頭の計である。

雪斎は、饅頭の話を出すと、頭の中がそれ一色になるということを、つい最近知った広大は、これを危険なときに使用している。


「どこの饅頭を食べに行くのですか!」

「それは、着いてからのお楽しみさ。それじゃ、行こうぜ」





泰能は、義昭に対する返事を書き終えると、庭に控えていた直虎に、手紙を渡す。

直虎は、それを受けとると、視線を鋭くして、泰能に尋ねる。


「お返事は、なんと?」

「……それを知ってどうするのよ?」

「…………」

「乱波は、どっちつかずだと私は思っているから、こうして頼んでるのよ」

「なるほど。それなら、御意」


直虎は、そう答えると、木の葉を撒き散らして消える。

それを見届けてから、泰能は、短く息をはいて、自室の机の前に座る。


「さて。どれくらい、あいつらの一歩先を行けるかね。これからが、本当の勝負だわ」


そう呟くと、和紙に策を書き出す。





「美味しい饅頭でしたね。京に行けば、もっと美味しい饅頭に出会えると思います」

「そうだな。京かー。なんか、懐かしいな」


泰能の決意を知らない広大と雪斎は、散歩がてら、城下町を歩いていた。

初めて京で起こした事件を、二人とも思い出したのか、クスクスと笑い出す。

すると、広大が突然道から外れる。


「どうしたのですか?」

「食後の運動っていうか、種子島の練習でもしようかと思ってな」

「なるほど。そういえば、我々の中では、種子島を一番扱えるのは、広大ですものね。なんなら、千里先まで、射てるようになっていただかないと」

「冗談だろ。種子島じゃ、千里は無理だろ」


広大が、苦笑いしながら、いつも訓練している少し開けた場所に行くと、突然立ち止まる。

その事に気づいた雪斎が、不思議そうに広大を見ると、広大の顔が険しくなっていた。


「どうかしましたか?」

「雪斎。この場所で、種子島を射てるのは、俺だけだよな?」

「はい。他の家臣達には、広大の訓練場だと教えているので、誰も近づかないと思います」

「なら、少しまずいかもな」


広大は、そう呟いて歩き出す。

まだ、広大の険しくなった理由がわからない雪斎は、首を傾げて、一応広大についていく。

すると、広大は、いつも自分が使っている的当ての近くまでいき、その的当ての中央に空いている穴を触る。

そこで、やっと雪斎も広大の険しくなった理由に気づき、愛用の薙刀を袋から取り出す。


「まだ、少し火薬の臭いがする。たぶん、今からそう時間は経過してないな」

「広大ですら、真ん中を狙うのは、かなり大変なのに。この人物は、たったの一発で射ち抜いたのですか?」

「そうだ。俺は、東の方をみてくる。雪斎は、西の方を頼む」

「……護衛をつけます」

「そんなことしてたら、逃げられる。これほどの腕前なら、民や他の家臣が危ない」

「しかし、危険すぎます」

「大丈夫だ。みつけたら、すぐに応援を呼ぶ」

「……必ずですよ。それでは、後で会いましょう」


雪斎は、仕方なく広大の提案にのると、すぐに西に走り出す。

的を見ながら、広大は、舌打ちをすると、鬼丸を抜き、その的を切り捨てる。

息を短くはいて、鬼丸を鞘に納めると、広大は、東に向かって走り出した。

しばらく走ると、橋の上で、川の流れを見ている町娘がいた。

水色の短い髪の毛を、風にまかせて踊らせている町娘は、男なら、誰しも見とれてしまう容姿である。

とうぜん、広大も足を止めて、町娘を見つめる。

すると、町娘が、視線に気づいたのか、広大の方に振り返る。

しばらく見つめあっていると、広大が慌てて視線を反らす。


「悪い。何してるかと思って」

「……川の流れを見ていました。綺麗でしたので、つい見いってしまって」


そう答えると、町娘は、数歩広大に近づいて、立ち止まる。

鋭い眼であるが、不思議と魅力的にみえる。


「ずいぶんと、お綺麗な服ですね。もしかして、殿様ですか?」

「えっ?あぁ、一応殿様やってます」


そう広大が照れながら言うと、町娘が、そうですかと答える。

その瞬間、とつぜん周りが静かになる。先ほどまで鳴いていた鳥の声が、なくなったのだ。

そのことに気づいた広大は、不思議に思ったが、すぐに理由がわかった。

いつの間にか、町娘から、あり得ないほどの殺気が放たれているのだ。

すぐさま、広大は、鬼丸の柄を握るがーー。


「お止めになった方がよろしいですよ。あなたの技量は、だいたいわかりました。その体制から、少しでも動けば、その首を跳ねます」


先手を打たれてしまい、刀を抜くことができなくなってしまう。

しかも、懐から刀を取り出して、広大に状況をわかりやすくする町娘。

数歩近づいたのは、広大を間合いに入れるためだったのだと広大は、やっと気づいた。

町娘は、広大に近づくと、片手で柄を逆手に握り、

空いている片手で、広大の頬を触る。


「本当に、変わられたようですね。私ごときに見られただけで、視線を反らしてしまうなんて」

「あんたが、あの穴を開けたのか?」

「種子島の使い方を、教えてあげましょうか?」


広大の質問に、肯定ととれる返しをする町娘。

その答えに、冷や汗が頬を伝う広大。応援を呼びたくとも、すでに殺傷圏内にいるため、下手に呼べないからだ。

広大の焦りがわかったのか、クスリと妖艶に笑う町娘。


「ずいぶん可愛らしいですね。そんな表情もなされるなんて……。ある人物の監視のために来たのですが、これは、良いものが見れました」

「くっ!バカにしやがって」

「そうですね。種子島を射つときは、銃身を、少し下に構えた方がよろしいですよ」

「的確なアドバイスだな」

「意味がわかりませんが、指導料は、いただきますよ」


不思議な事を言い出した町娘に、広大が睨みつけると、町娘は、その視線を無視して、広大の頬にいきなり口づけをする。

とつぜんのことに、広大が固まると、ゆっくりと唇を離していく町娘。

視線が広大と会うと、町娘は、微笑んでその場から飛び退く。

その瞬間、ほとんどタイムラグ無しに、広大すぐ真横から、槍が跳んでくる。

どうやら、攻撃がくることをわかっていた町娘は、自分の着物を脱ぐと、その着物で、二度目の攻撃である矢を防ぐ。

着物の下には、きちんともう一枚着ており、武装もしていた。


「殿。無事でござるか!?」

「何者ですか!?今、殿に何をしていたのですか!!」


広大を助けにきた秀吉は、投げた槍を拾い上げ、広大の右側で構える。

そして、もう一人助けにきたのは親長。広大の左側で、弓を構える。顔が真っ赤なのは、町娘に怒っているからだろう。


「おかしいですね。私の考えでは、もう少し遅れてくるはずだったのですけど」

「甘いでござるな!殿と、おかしな女子が、橋の上で睨み合っていると、子供から教えてもらったでござる!」

「殿に何をしていたのか、身柄を捕縛してから、じっくりききます!」


親長は、そう言うやいなや、すぐさま矢を放つ。

しかし、町娘は、腰にある刀を眼にも止まらぬ速さで抜刀すると、矢を切り捨てる。


「捕縛しなくても、教えて上げます。接吻ですよ」

「なー!!」

「いや、違う!!望んでないからな!」

「このこの!殿もすみにおけないでござる」


町娘の言葉に、親長は、噴火するくらい顔を真っ赤にして、広大は、慌てて弁解をするが、それを秀吉がニヤニヤしながら、肘で突っついて、茶化しだす。


「バカ野郎!ふざけたこと言ってんなよ秀吉!」

「いやはや。殿もやはり、男でござったな。そんなに柔肌が欲しければ、拙者がいつでも」

「……許さない」


親長のドスのきいた声により、広大と秀吉が、会わせてもいないのに黙る。

あまりのショックで、顔を伏せていた親長は、殺気の溢れた眼で、町娘を睨みつける。


「ここで頭を置いていってください!」

「私は、争うつもりはありません」


すると、親長が弓を構えるより早く、町娘が、種子島を構える。

それにより、歯ぎしりをした親長は、広大の前に両手を広げて立つと、秀吉も槍を構えて、その親長の前に立つ。

二人とも、広大を種子島の狙いから、守るためである。


「私が種子島を構えてすぐに、弓より早く射てると勘づき、主を守るとは……。頭に血が昇っているわけではないということですか」

「昇っていますよ。でも、この人だけは守ります」

「射つなら、早くするでござるよ。もっとも、お主もそうとう聡明でござるから、この状況で引き金を引ける訳がないはずでござるが」

「確かに。人が多くなってきましたからね」


町娘がいうように、広大達の周りには、ちらほら民が集まり出していた。中には、子供までいる。

にらみ合いが続いていると、秀吉が口を開いた。


「お主。名は?」

「……明智あけち光秀みつひで

「そうでござるか。では、明智光秀殿。お主は、拙者達、今川家の団結力を甘くみすぎでござる!」


そう言うと、とつぜん秀吉と親長が、広大から左右に跳んで避ける。

その広大の手には、いつの間にか、種子島が握られていた。

その事に、目を丸くした光秀は、すぐさま引き金を引くがーー。


「甘いと言ったでござる!!」


秀吉がタイミングよく、光秀の射撃線に、斜め下から槍を投擲して、光秀の銃弾を防ぐ。

その隙に構えていた広大は、狙いから銃身を少し下げて、引き金を引く。

パンっ!


「いっ!?」


狙い通り、広大の銃弾は、光秀の片方の肩を射ち抜く。

それにより、光秀の手から種子島が落ちる。


「バカな!いつ種子島なんて!!」


そこまで言ってから、光秀は、気づいた。

広大の背中に隠れている子供に……。


「そういうことですか。まさか、民が殿様のために、種子島を持ってくるなんて。周りにいる民も、その子供を気づかせないために……」

「観念するでござるよ。お主の敵は、最初からこの町の人間全てでござる」


秀吉の発言に、静かに親長が弓を構える。

すると、光秀は、広大の事を見ると、微笑んでーー。


「また、会いましょう」


そう呟いて、走り出す。

すぐさま親長が、広大に殺しの確認を取るが、広大は、首を横に振って、それを拒否する。

仕方なく、親長が構えをとく。


「追撃するでござる!」

「やめろ秀吉。彼女は、本当に争うつもりはないようだからな」

「ふぇ~!殿は、あの女に恋をしたんですか!?」

「なんでそうなるんだよ親長!」


広大が顔を赤くしてそう答えると、周りの民達が笑い出す。


「家の殿様は、初だな~」

「殿様。顔が真っ赤だよー!」


などという声が至るところから上がり、ますます顔を赤くする広大。


「お前ら!年貢を多くするぞ!!」


そう広大は、大声を上げるのだった。

今川家。上洛の時は近い。

これから、書くスピードが遅くなります。申し訳ありません

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