表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2/2

一話のつづき

適当に描いてたのでへんなとこできれた。これからもてきとうだ。

あらすじ!

世紀の大告白!

加速度的に物語は進む!!よてい!!!

しかし、男の中のガンジーがそれを許さない!!!

どうなる!!!

★心の中はすでにガンダーラ。三千世界をガンジーが覆っている。

 「まて!このままでは俺の告白が進まない!彼女のことを許してくれ!!」

 ガンジーは態度を変えない。どうすればいいのだろうか!?

 しかし、俺はここで重要なことに気付いた。

 ガンジーはもう、死んでいるのだ!!俺の中のガンジーだって死んでいるべきではないのか!!!?

 「その境地にたどり着くとは、見事なり!!」

 ガンジーは叫び、爆発した。後には大気の鳴動する躍動感あふれた世界だけが残った。

 俺は正気に戻った。しかし、依然として苦難の前に立たされている!!

 一度はやったことだ!何度でもやってやる!!おおおおおお!!!死んでしまええええ!!

 「初谷さん・・・この俺と付き合ってくだひゃい!!!」

◇初谷京子にはやはり目の前の男(確か名前は間寺吉雄と言ったか)の言っていることがわからない。

 私と付き合いたいだなんて変な男だ。私よりかわいい子なんて、アフリカの蟻塚ほどにいるだろうに。

 いつの間にか一人称が俺に変わってるし、不安定なんだろうか。シーソーみたい。

 「間寺くん・・・何で私と付き合いたいの・・・?」

 「なぜ!?そ・・・そそんなの好きだからに決まってるじゃないか!!」

 「・・・だから何で好きなのかを聞いてるのよ。」

 「え、えっと・・・」

 ほらどうだろうか。確たる理由も存在しないようだ。理由もなく存在する事象、そんなものはこの宇宙では有り得ない。ということはこの間寺とかいう男もわたしのことが好きではないのだろう。なんなのだろう、ムカつく!早く閉ざされた本の中で眠るように静かになりたい。

 「・・・なに?何もないわけ?そんなんで私が好きだっていうわけ?」

 京子はわざと冷たいアラスカのような言葉を放った。

 「まって!適切な言葉が思い浮かばないんだ!!確かに理由があるはずなんだ。宇宙で起こるあらゆることには因果が働いているから矮小存在の僕もその例外ではなく、万有引力に従うしかないんだ!!そうだ!!!まさにそいつだよ!!!僕は君という大きな存在に魅かれているんだ!!!!」

★「・・・」

 言い終えてから吉雄はしまったと思っていた。俺の木違いはどうしてこうもひどいんだ!!!

 闇雲が俺を殴りつけてくるのはどういう筋書きのシナリオだ!!

 「・・・」

 沈黙が続く。京子の明るい茶髪は夕日の光を受けてより明るさを増す。

 駄目なんだ俺は、息を飲むので精いっぱいだ!!やってられるかくそ!!

 「・・・ねぇ。」

 驚いた。急に声をかけられて心臓は存在感を増す。

 「ほんとに今のが付き合いたいって理由?」

 「・・・わからない・・・」

 俺には俺がわからない。見えないのは本当に自分だ・・・。

 「付き合って、て話の返事なんだけど・・・」

 「・・・はい」

 「・・・」

 「二、三日考えさせてくれる?」

 「へ?」

 やっぱり俺にはわからなかった。

一人称視点は減る予定だ

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ