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感覚の歪

作者: 豊田直輝
掲載日:2026/05/20

地球が生まれる前は私は何をしていたのだろ

何を考え何を思い何を感じていたのか。

無であったと言われても

少なくとも今の私の感覚は突然に始まったように感じないのはひとえに私の感覚が鈍いからなのだろうか。

いずれ人は死を迎える。

だけれども私の感覚では無限に生が続いていくような感じがあって

これを間違いであると誰が証明出来るのか。

無限の生を私が獲得したと言い張ったら笑うだろうか。

少なくとも私にはそう思えるんだ。

「だから佐藤はダメなんだよ」

真衣の投げやりの言葉が胸に刺さる。

私のどこがダメなんだろう。

私が持っている哲学の事なんだろうか。

世界はこの先も永遠に続いていくという私の感覚は

どこか歪なものであるのか。

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