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神明流 奥義リスト

●神明流

東方の小さな島国から伝わった特殊な剣技。

『気』と呼ばれる生命エネルギーを活性化させることで、常人にはなしえない戦闘能力を発揮する。


『気』=生命エネルギーを震わせて戦うことから本来の字面は『震命流』である。

しかし過去の継承者の一人が、

「震命流ってなんかイマイチ字面が古臭くてパッとしないよなぁ。あ、神明流とかよくね? マジ神ってんじゃん? いいじゃん、こっちの方が絶対イケてる!」

とかなんとか思って勝手に字を変えたせいで、名前が変わったとか変わらなかったとか。


ことの真偽は不明である。


*神明流・初伝『剣気発生(はっしょう)

神明流の全ての基礎となる技。

『気』を活性化させて身体能力を大幅に強化する。


これが使えないと神明流の全ての技が使えないため、初伝にして奥義と呼ばれている。


*神明流・皆伝奥義・一ノ型『ダルマ落とし』

分厚い岩をも易々と斬り砕く横薙ぎの一閃。


*神明流・皆伝奥義・二ノ型『カワセミ』

 刀の切っ先に強烈な剣気を込めた一気の突き。巨大な城門ですら吹き飛ばしてぶち破る。


*神明流・皆伝奥義・三ノ型『ツバメ返し』

空を飛ぶツバメをも斬って落とすほどの、息をもつかせぬ連続の斬り返し攻撃。


*神明流・皆伝奥義・四ノ型『シシオドシ』

相手の攻撃の勢いを利用した鮮烈なるカウンター一閃。

最良のタイミングで放たれた一撃は、1+1を2ではなく相乗効果で3にも4にも膨れ上がらせる。


*神明流・皆伝奥義・五ノ型『乱れカザハナ』

冬に乱れ舞う風花のごとき、荒れ狂う斬撃の舞。

軍団を皆殺しにするための対軍奥義。

『気』の消費が大きい。


*神明流・皆伝奥義・六ノ型『(さく)の夜ナギ』

他の奥義とは逆に『気』を極限まで低下させることで、新月の夜に風が凪いでいるかのごとく、気配を消す隠形法。

気配を消すだけで見えなくなるわけではないので、黒ずくめは必須だし、昼間はほとんど効果はない。


*神明流・皆伝奥義・七ノ型『天のイカズチ』

天から降る雷の如き激烈なる打ち下ろしの一閃。

分厚い鉄板も粉々に粉砕する超威力。

『気』の消費が大きい。


*神明流・皆伝奥義・八ノ型『シンゲツ』

その太刀筋は見えない月=新月のごとく、目にも止まらぬ高速の抜刀術。


*神明流・皆伝奥義・九ノ型『とうざんさんたんネムるがごとし』

相手の心臓に強烈な突きとともに『気』を打ちこんで停止させ、一時的に仮死状態にする技。


*神明流・皆伝奥義・十ノ型『不惑』

『気』を体の一部に集中的に送ることで傷をいやす回復技。

『気』の消費が恐ろしい程に激しく、小さな傷程度ならそれなりに治せるものの、そうでない場合は成功確率は極めて低い。

ほぼ死に技。

自分ではなくアストレアに使用したのも例外的で、リュージはできて当たり前のように言っていたのはただの強がりであり、成功したのは奇跡的確率である。


*神明流・皆伝奥義・十一ノ型『明鏡止水』

自身の周囲に瞬間的に『気』の力場による強力な防御フィールドを作る技。

力場の中は、何人たりとも侵入を許さない絶対の聖域と化す。

『気』の消費が非常に激しい。

本編未登場。


*神明流・相伝奥義『紫電一閃(しでんいっせん)

神明流が一子相伝で伝えてきた最終奥義。

神明流・皆伝奥義・八ノ型『シンゲツ』をも超える神速の抜刀術で、神明流・皆伝奥義・七ノ型『天のイカズチ』をも超える絶大な威力を誇る、究極の一振り。

膨大な『気』と、なによりも剣士の覚悟を必要とする。


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