ゴブリン退治
作戦は単純だ。ゴブリンを呼び出して滑らせて範囲魔法を放つ、簡単だ。
「足場凍らせたからいつでも呼び出してオーケーだよ」
「わかった」
ガリントが叫ぶとゴブリンの集団がこっちにきた。
滑ると思ったのだがまさかの迂回してこっちにきた。
「ダメダメじゃん、だれだよこの作戦立てたやつ」
「お前だよ、お前が作戦立てたんだよ」
「でも、賛成したじゃん」
「ケンカしないでどいするか考えましょ」
取り敢えず作戦を立てるが全然いい案が思いつかなかったので、一人で二体を相手するという単純な案になった。
こんな単純な案でも穴があった。それは
「無理です!近づかれたら私無理です!」
「私も無理ー」
そうアーチャーのレインと魔導師のサレンが近づかれたらやばいのだ。
近づいた度にぼくかアリアかガリントがカバーに行く、これのループになっているので決着がつかないのだ。
そして、ガリントがレインのカバーに行った時ゴブリンが棍棒を思いっきり振る時ゴブリンの首から上が飛んだ。
その攻撃を放ったのはサレンだった。
「ナイスカバー危なかったぜ」
「こちらこそ危なかったしお互い様ですよ」
ギルドを組んでままなかったがチームワークは完璧らしい。
その後の流れは良かった。
仲間をやられて怒ったゴブリンの動きが単調になってなんなく倒せたのだ。
後三体になった時ぼくの目の前でゴブリンの首から上が飛んだ。
飛ばしたやつの正体を見てみるとそこには普通のゴブリンよりも大きい、ホブゴブリンが三体いた。
ホブゴブリンはゴブリンの進化系だ。
身長も2m50cmぐらいある、パワーも速さもゴブリンよりも凄いのだが、知能はゴブリンよりも低い、だから作戦をキッチリ立てて倒すのだが、なんせ目の前に居るから無理なのだ。
「ホブゴブリン...」
「なんでここにいるんだしかも三体も」
「DかEランクとかじゃないと無理って噂じゃない」
ギルドメンバーは困惑していた。
困惑している僕達にも容赦なくホブゴブリンが近づいてくる、ホブゴブリンが棍棒をぼくに振り落とすが結界でギリギリ防ぐ。
「みんな集まって、ぼくとサレンで結界を張ってレインが攻撃したらなんとかなるかも」
ぼくの呼び掛けに応じてみんな集まった。
サレンとぼくは結界を張る、だが僕達の結界は無惨に壊れてしまった。
ガリントの大剣てギリギリ防ぐがピンチだ。
「よし、逃げようまともに戦うのはバカだ」
「なに言ってるのよ、ホブゴブリンは足速いのよ」
「まじ?無理ぽじゃんこれ」
ホブゴブリンが棍棒を振り落とした時ホブゴブリンが火玉に飛ばされて無惨に死んでいた。
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今日二回目の投稿です。