強敵、ソフィーとの勝負
「勝負が始まって言うのもあれなんですけどなんで、どうやって勝ってきたと聞いたんですか?」
「そんなの簡単だ、このトーナメントに姑息な手を使って勝ち上がって来ているやつがいると聞いてな」
それぼくですね、はい。
だが姑息な手を使ってでも勝ってやる。
「火玉!」
「水玉!」
相手の女は魔法で防いだ、と思えたが剣を振るった。
「なんで剣を降ったんですか?」
「わかってるだろ、火矢が飛んできたぞ」
ち、ばれてたか、まーいいだろう。
ぼくは地面はおもいっきり蹴ってジャンプした。そこまで跳ばないが結界を足場にして女の上をとった。
もらった。かかと落としをしたら女が消えた。
「テレポートかよ」
そして蹴られて飛ばされてしまった。
テレポートは消費魔力が多いし距離が短い、だが上に行ったことで距離の問題がなくなったのだ。
「く、暴風」
風でステージに戻るが、そこには剣を構えて待っている女がいた。
剣を左手で受けて飛ばされた。
「試験で骨折るのはまじ勘弁」
そう呟くと女が距離を詰めてきた。
「ぼくが飛ばされている時なにもしないと思ったのか?」
「なに?」
女が一歩下がった。
本当はなにもしていない、女の勢いを止めるために吐いた嘘だ。
「いや、なにもしてないんだけどね、飛ばされている時にトラップ仕掛ける技術ありません」
「お前は騎士道精神なんて物はないのか、魔法剣士は騎士を目指している者がなるものだ。騎士を目指すならもっと正々堂々と戦え嘘をついて止めるなんて卑怯な手は使うな」
女は正々堂々と戦えと言っているようだが、それは否定する、なんで自分の戦いかたを他人に決められなくちゃいけないんだ。
「いやいやいや、騎士目指すなら人の戦い方否定すんなよ、正々堂々なんてバカだ正直言うが」
「なんだと、ちゃんと礼儀を払い正々堂々と戦うのが騎士というものだろ、お前は魔力が多いのは認めるが、剣に関しては素人だ力はないし振り方にも無駄があるし、軸もブレブレだ。正直言ってお前には剣士を語る資格はない!お前は魔導師にもなったほうがいいだろう」
この女好き勝手いいやがって。
「騎士は正々堂々なやつだけだと思うなよ、後言うがな正々堂々なんて正直言って弱い、剣の技術によってはなんとかなるかもしれんが、ぼくみたいなズル賢い奴のほうが戦いの沢がある。正直言って正々堂々は勝てない奴が作った戯れ言だ。戦争で卑怯とか言ってられるか?言ってられないだろう。卑怯な手で負けたとしても負けは負けだ。変わりない、それとも負けた相手に騎士道精神やら正々堂々とか言うのか?違うだろ、結局だ正々堂々なんて言ってる奴は強くなんかならない、だって新しい事に挑戦しなくて安定を取る。そして正々堂々なんて言葉に騙されて目潰しなどの卑怯な手を使わない、勝ちを求めるなら目潰しでも使えよ、勝ちを求めないなら騎士道精神に従ったらいいんじゃないか?」
「な、なにおー」
口喧嘩になっていた。
三十分後、試験官が話かけてきた。
「いい加減戦かってください、時間もあるんですよ」
「「すいません」」
もう一度戦いを始めた。
「お前の足らず口叩き直してやる」
「あれ~口ではすげー劣勢だったから叩き斬ってやるって?脳筋だな」
「そんな言葉遣い出来ないよいにしてやる」
戦いでは劣勢だ。詰めるのが早いこいつ。
そんな戦いにも決着がついた。
「もらったー!!!」
「あ、そこは」
バナナの皮を捨てて逃げるを繰り返してたからな、だからそこはバナナの皮が捨ててあった。
女が滑り、ぼくが転んだ女に剣の先を突き指して女が降参した。
「くそ、この男に負けるなんて屈辱」
「まーまー落ち着いて、自己紹介しよぼくの名前はサクト・ノーレル、サクトでいいよ」
「私はソフィー・アストレアだ、ソフィーでいい」
こうして、強敵との勝負はぼくの勝ちで幕を閉じた。
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