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退学、そして試験

 「サクト今月いっぱいでこの学校から退学させる、二度とこの学校に顔を見せるな」


校長から退学の命令を受けた。


 「は~退学されちった。弱いのは認めるけどさー」


 ぼくの通っていた学院は、剣士育成学校だ。育成学校というがお金さえ払えば入れる。だが、ぼくはお金を払っているのに退学されてしまった。

理由はぼくに才能がまったくないからだ。対人戦をすれば剣で攻撃を受けただけで剣が飛ばされてしまう。ぼくに剣士は向いてないのだ、剣士の上位職魔法剣士を目指していたがそれも魔力が少なくてなれなかった。そして剣士を目指したが無理だった。

ぼくは来年で十四歳だ、そして一週間後は魔法剣士育成学院の試験がある。一応受けるが受からないだろう。神様ぼくに才能を!

そう願ったとき体の底から熱くなるのを感じた。これは、魔力が沸き上がる時の感触、聞いたことある魔力が沸き上がる時は体の底から熱くなるということを聞いたことがった。

魔法が使えるかもと、思いプチファイアと叫んだら火が出た。これは、そして一週間後の試験に向けて特訓を開始した。





◇◇◇◇◇






 ついにこの日がきた、試験の日だ。一週間の特訓で鍛えられる所まで鍛えたつもりだ。

どこまでいけるかワクワクしていたら話かけられた。


 「おいサクトここはお前が来るところじゃねーぞ」そいつがそう言うと後ろから笑い声が起きた。

そいつはぼくと同じ学校だったレントだ。

「いいじゃないか、受けるのは自由だろ」

「本気か、wwwお前剣も魔法も無理なくせにまーいいだろう笑い話にできるぜ」

そう言って、笑いながら去っていった。そして会場に声が響いた。


「試験を受けたくれた諸君、早速だが試験を始めるる、最初はトーナメントだ」学院長が説明するとくじ引きが始まった。


 初戦の相手はムキムキの男だった。武器も大剣だった。そしてムキムキの男ががっかりそうに

「初戦はこんなヒヨコかよ、まーいいトーナメントの初戦で体力使うのはあれだしな、体力はあいつと戦うまで温存だ」男がそう言うと、勝負が始まった。


「くれぐれも死なないように気を付けろよ」男が大剣を構えると警告してきた。

「負けるつもりはないがな」ぼくも剣を構えると突っこんだ。


 片手剣を両手で降りかぶす、と思ったのか、結界を足元に展開し、習得した魔法ファイアボールを放つが、大剣で斬られる。

「ちょこまかと鬱陶しいな、叩ききってやる」男が大剣を振りかぶる。だが後一センチで届かない危なかった。


「クリエトウォーター、フリーズ!」覚えた魔法で相手の足場を凍らせる、が怪力で抜けられてしまった。あいつ魔力関係使わないな。


「ハエがちょこまかしやがって」

「ハエでいいじゃないですか、攻撃が当たらないカッコいいですよ」


そして長い戦いはあっさり終わった。男の大剣が地面に挟まり、そして後頭部を蹴って勝負がついた。


二戦目は、砂で目眩ましをして勝った。

三戦目は相手が剣を取り出す所を凍らせて、いじめた。

三戦目は相手の髪の毛を燃やして、相手が許さないと言おうとしたところに首をチョップして勝った。

四戦目は真面目で卑怯な技を嫌うタイプだったのでまた、目眩ましで勝った。

そしてこのトーナメントで一番優勝すると言われている女と当たった。


「おい、お前」

「はいなんでしょう?」

「お前はどうやって勝ち上がってきた」

「言うわけないでしょう」

そう言うと勝負が始まった。



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