表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
5/91

5話 ステータス確認


「では1度召喚してみましょう」



「まだまだ覚える事が沢山ありそうだな」



軽く苦笑いを浮かべて話しかけるとセバスはニッコリスマイルで



「ユウの物覚えが良くて私は大変楽してます」などと白い歯を見せ笑っている。



イケメンスマイル 眩しいぜ!




「では最初にユウの居住空間を作りましょう。


その前にコアに触れてマスター登録をしてください」



「触れるだけでいいのか?」


「お願いします」



先ほどから気にはなっていた丸く光る水晶玉に手を乗せる。




≪ダンジョンマスターの登録を開始します。・・登録完了≫



おぉ しゃべったぞ!


しかもスピード登録!


「できたみたいだぞ、登録」


「おめでとうございます。これでユウも正式なダンジョンマスターとなりました。ではコアに触れながらメニューと唱えますと現在召喚できる一覧が見られます。


そこに初心者セットなるアイテムがあると思いますのでアイテム名の後に召喚と唱えるか、もしくはパネルをタッチしてください」



「パネルが出るのね、了解。まずはメニュー」



やはり目の前に半透明パネルのようなものがあらわれた



そこには項目としてこう書かれていた


・ダンジョンステータス

・マスターステータス

・召喚(魔物、アイテム、食糧、スキル 武具)

・お知らせ




「セバス、俺のステータスを先に見てもいい?」


「かまいませんよ。時間はたくさんありますので。」


では遠慮なくっと。


パネルをタッチしてマスターステータスを開く。





nameユウ

class人族


LV  1/100

HP   105

MP   115


STR   13

VIT   8

INT   15

AGI   9

DEX   11

LUC   1


スキル

迷宮創造

剣術   Lv4

身体強化 Lv2

料理   Lv3

高速思考 Lv1

魔道具作成Lv2

翻訳

不老





おぉぉ!やっぱり剣術と料理スキルがある!


俺の頑張りは無駄じゃなかった!!


見てるか、両親と元嫁よ!!


俺はやったぞぉぉ!



ふぅ、落ちつけ俺。ビークールだ、ビークール。




あっ!食事必要ないのに料理とかいらないじゃん


死にスキル確定か・・・




他には身体強化と高速思考と魔道具作成か


身体強化はサバイバルやトレーニングで身につけたとして、


高速思考と魔道具作成か・・・身に覚えがまったくない。



しかし先ほどから会話の合間にいろいろ考えてる事が出来てたのはこれのおかげなのかな?


何で身についたかわからんが良しとしよう。



「なぁ、セバス。俺のステータスってどうなんだ?」


「ふむふむ。一般の人族のLv1の平均はだいたい10前後ですので、平均か少し高いと言っていいのではないでしょうか?





LUC以外は。」



プルプルと笑い堪えてるのバレバレなんだよ、セバス。



「運は無いのかぁ・・・確かにこれは身に覚えがあるわ。


身体的には平均値なのね。っていうか、セバスにもパネル見えるのか?」



「ええ、見えますが私はダンジョンの補佐なので見えるのです。


他の人にはそのパネルは見る事ができません。


外の人間も自分のステータスは見る事が出来ますが、他人に見られてしまう事はありません。


但し鑑定などのスキルを持っている人には見られてしまうかもしれません」



おぉ、鑑定があるのね!


いずれ欲しいな、鑑定にアイテムボックスに・・・・




ああ、思考が逸れた、けどステータスは平均値だったのは僥倖だ。




「あ、余計なことですがこの世界では早い子で6歳、大体8~10歳くらいまでには魔物を倒してレベルアップしてますのでLv1なのは5歳位までです。」



セバス笑ってんじゃねーよ!



おぅぅぅ・・・・・5歳児と同等で、10歳にケンカで負けるのかよ


本当に余計な事を言ってくれたな・・・





「ぐぬぬ。強い配下に守ってもらう事にするよ。じゃあ召喚してみよう。」



パネルのアイテム召喚を呼び出す。




薬草 1

毒消し草 1


小部屋 一辺5m  30

中部屋一辺20m 100

大部屋一辺50m 200

牢屋  一辺3m  20


通路 20m  1


階層追加    1000

階層追加・迷路 1500

階層追加・草原 1500


宝箱 木    100

宝箱 銀    1000

宝箱 金    10000


藁小屋   10

井戸    30

池 周囲1m 10


初心者セット 居住  300

(中部屋、ベッド、シャワー、机椅子、紅茶セット、紙、ペン)




言われた通り初心者セットを呼び出そうと、セットの中身を確認していたのだがふと気付いた。



「なぁセバス。俺って今DPいくつ持ってるの?」


「2000でございます。」


「2000?少なくないか?」


初心者セットで300使って、領域を広げて階層増やして魔物作って・・・・足りねぇよ!



「初期のDPは一律2000と認識しております」



一律かよ、そりゃ前回の先輩達が残れないはずだよ。


だって初期投資めっちゃ少ないもん。


こりゃよほど気を使わないとダメだな。



「ところでセットの中に紅茶とかベッドとかあるけど、俺って睡眠食事(あと繁殖も)必要ないんだよな?」


「はい、必要ございません。が、リラックスのために寝る事も食べることもできますよ。それと繁殖は必要な器官を排除されてますのでこちらは無理でございます。」



もう、いいよ。繁殖については諦めたから言わなくていいよ・・・



「排泄器官もないんだが食べたモノはどうなるんだ?」


「体内に吸収されて少々ですがエネルギーに変換されます。」


「おっけ。食っても食わなくてもいいのね。でもうまいもの食うのは楽しいからね。


あとで食事アイテムも見てみようっと」



食事の必要がないと聞いて死にスキルだった「料理スキル」が生き返ったぜ。




気を取り直して初心者セットを呼び出す



「初心者セット、しょーーーかん!」


「なんですかそのポーズは?そんなポーズ必要ありませんよ?」


「いいんだよ、気分だよ気分」



仮面を付けたバイク乗りの変身ポーズの様に腕を回しながら召喚したのだった。




お読みいただきありがとうございます。


もしよろしければブックマーク登録お願いします。


評価&感想頂きました。ありがとうございます。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ