28話 ホテル作成
その日の夜は3人が疲れているだろうという事で早めに解散し、それぞれ部屋で休ませる。
ガーシュと今後の方針について話したかったのだが、ガーシュが今夜はジョシュをいろいろ話したいという事でセバスと二人だ。
「セバス、明日は家の引き渡しが終わったらダンジョンに戻って土台固めだ」
「かしこまりました。精一杯補佐致します。いいダンジョンを作りましょう」
そう言ってベッドに入る。
ちなみに風呂は付いてなかった。駆け出しの探索者がそんな宿に泊まったら目立つこと間違いないしな。
まぁ奴隷連れてる時点で目立ってしまうかもしれないが、全員が紋による契約なのでその点でもぬかりなし・・・のはずだ。
そんな事を考えてるうちにいつの間にか眠っていた。
翌朝、日も昇らぬうちに日課の素振りを裏庭でこなし、タオルで体を拭い朝食をとる。
全員が集まったところで、まずはギルドへ行き身分証明書となる登録を済ませ、昨日購入した家へと移動し担当者と引き渡しを済ませた。
2階建ての1階にキッチンダイニング、応接室、2階に6部屋ほどの一軒家だ
これで大金貨3枚である。約3千万だ。王都と考えたら安いのだろうか?
その2階の奥まった一室に転移陣を設置する。
そのまま全員でダンジョンへと転移した。
初めて転移を経験した3人は驚きの表情である。
そんな彼らは放っておき、主だったメンバーを集合させる。
俺、セバス、ガーシュ、ルーリ、アイシャ、エブリンダ、ジョシュ
エルフ6人 ドワーフ6人 ビビ ハイロウ達 オーガ
まぁまぁな人数になってきた。
まず最初にやるべきは・・・・
「エルフとドワーフ、おまえたちに名を与える」
ハルト 農業3 弓術3
ハルキ 農業2 風魔法4
ハルヤ 農業3 弓術3
ハルナ 農業2 気配察知3
ハルヒ 農業2 薬調合3
ハル 農業2 弓術2 収納6
アキオ 鍛冶4 建築3
アキト 鍛冶2 盾術3
アキラ 鍛冶2 魔道具作成4
アキエ 鍛冶3 槌術3
アキナ 鍛冶2 裁縫4
アキ 鍛冶4 錬金術5
分かりやすいようにエルフにはハル ドワーフにはアキと付けたが余計分からなくなったかもしれない。
まぁ、いい。それよりも、
「ハルト、ハルキ、ハルナ、アキト、アキエ。お前達5人は転移陣を使い王都へ飛べ。
王都ではギルドに登録したらランク上げを行え。その際にダンジョン攻略はしてはいけない。これは命令だ。
王都周辺で採取や討伐を中心に行え。そしてなるべくいろいろな人と繋がりを作ってこい。
夜になったら1~2人は報告に戻ってこい。準備が整い次第出発しろ。」
そう指示を出すと5人は頭を下げてから準備に向かう。
「続いてアキは鍛冶と錬金をやれ。ハルとハイロウ達は町周辺の狩りを続けろ。ビビと残りのエルフドワーフは牢屋でDP生産の仕事をしろ。よし行け」
これで残ったのは俺も含めて7人
まずは今日の分のDPが貯まるまで少し話しあう。
ちなみに予定ではDPが175万入る。
昨日俺達がいない間に狩った魔物が増えたためその数も1000に増えたが平均Lvは3.5のままだった。
それでも昨日の分と合わせたら、335万DPだ。
ウハウハだ、大金(DP)持ちだぜぇ
その335万を使い、まずは基本となるホテルを作ると説明する
その設計はガーシュとルーリに任せてある。
以前ガーシュがセバスに「内装は変えられるのか?」と聞いたところDPを足せば可能とのことだったので、設計からやってみた。
出来上がった図面を見せてもらい俺から少し手直しを入れ完成させたのだ。
おれたちがかんがえるさいこうのほてるの出来上がりだ。
設計図を見ながら強くイメージするとパネルに完成形が映し出され300万DPとあった。
うわー高すぎない、これ?ほぼ残り0ですぜ旦那。
そんなこと言ってても仕方ないので作成をする。
≪ DPが足りません ≫
え?なんでだよ?
あっ、そうだ予定であってまだ今日の分は入ってきていないのだった。
DPがたまるまでの間にホテルの全体図を説明する事にした。
そしてガーシュとジョシュに必要になりそうな人数を試算してもらう。
まず大きさは横300m×奥行き100mの長方形で高さは11階建てである。
1階中央にはロビーと受付があり、受付の奥には従業員達の休憩室、そこに紛れるようにダンジョン入口があり降りるとすぐボス部屋になる。
まだボスは未設定だがボス部屋をすぎるとコアルームがある。
これでダンジョン作成の攻略不可ルールには当たらないはずだ。
そして1階にはカジノを大ホールで呼び出し、日帰り男女大浴場、リラックスルーム、モニターホール、
ビュッフェ式大レストラン、銀行、武具店、雑貨店、バーを設置
2階~9階は宿泊施設となり、各階共にシングルルーム30 ツイン25 ダブル25 PTで利用できる5人部屋10を作る。もちろんバストイレ付きだ。
各部屋には人数分のシャンプー、石鹸を2回分用の小瓶に用意する。別料金でヘアオイルも用意。
他に各階毎モニタールームと大浴場、食堂、バーを設置。
10階はのちに披露する特別待遇の部屋を20部屋用意、アメニティは同じように設定。
食堂とバーは同じように設置するが大風呂とモニタールームは各部屋ごとに設置。
11階はVIP用の階となり各部屋を大きくして15部屋設置し、VIPルームの各部屋から屋上へ登ると貸切露天風呂が用意されている。
食事やバー、モニタールームなど各部屋に置く
屋上にはその他の宿泊客用に大露天風呂、プール、観覧車を設置
もちろん観覧車から露天風呂の覗きなど出来ないよう目隠しの屋根も付いている。
値段は相場がよくわからないのでガーシュに一任だ。
聞けば一般的な宿が食事付き大銅貨5~8枚に対して、ここでは俺の一存でシングルで銀貨1枚(食べ放題付)、ツインダブル共に2枚、PT部屋は4枚とさせた。
ガーシュの意見も取り入れ、同じ大きさでも眺めのいい7~9階は少し割高にした。
VIPルームなどは金貨8枚と跳ね上がる。800万ですよ800万。
これでも泊まりたい人は後を絶たないとガーシュは強気だ。
だが庶民の俺はVIPの値段は実際出来上がってから修正していこうということになった
大体の完成図を説明した後、今度は必要な人数について話し合う
まずはメインのホテル業務だが、各階90部屋もあるがシルキーが3体いれば間に合うとセバスは言う。
3勤1休として各階4体×10階で40体
銀行で4体、レストランで8体、風呂とリラックスで8体、モニターで8体、カジノで32体
合計で100体になる。Lv20で呼び出す予定なので20×20×50=1体2万×100体=200万DPである。
今日の残りDP35万と明日の予定DPで明日には全員召喚できる予定である。
それぞれ4体1組で組んでもらい3勤1休で回す。ブラックにはさせないのだよ。
ちなみに1体呼び出したLv20シルキーは
【NAME】
【CLASS】妖精族
【LV】20/30
【HP】533/533
【MP】644/644
【STR】34
【VIT】50
【INT】59
【AGI】39
【DEX】59
【LUC】12
スキル
家事 Lv5
生活魔法
隠密 Lv2
こんな感じになっている。
これくらいならすぐにやられたりはしないだろう。
そしてこのホテルはルーリとセバスが共同オーナーとなりハルヤとハルヒを支配人、女将にする。
シルキー達はハルヤとハルヒの眷族という形をとるつもりである。
そんな感じで説明していたらあっという間に夕方になりDPも予定通り335万になった
ではあらためまして「ホテル作成」
上の方でなにやら揺れてる感じはするがそれほど大きい揺れではない。
ルーリは騒いでいるが日本生まれの俺はビクともしないのだよ。
さてではホテルをみんなで見に行こうじゃないか。
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