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ヘレティックワンダー 〜異端な冒険者〜  作者: Twilight
第三章 迷宮都市前編

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第58話 理由

お久しぶりです。

一ヶ月もの間が空きましたが、ようやく新章に突入します。

章タイトルは決まってないですが、「迷宮都市 前編」ってところです。

それではどうぞ。


 木漏れ日が差す森の中、一人の青年が剣を手に猪のような魔物と対峙していた。

 青年は両手で剣を持ち、剣先をダラリと地面に向けながらも油断なく魔物を見据える。

 猪のような魔物は、自分の縄張りに入ってきた目の前の敵を排除しようと鼻息を荒げながら、今すぐにでも突進しかねない程に興奮していた。


「ブモォォォ!!」


 猪の魔物は地面を蹴るような予備動作に入ると、次の瞬間、弾丸の如き勢いで真っ直ぐと猛進してきた。


「――はあッ!!」


 それを右に行くと見せかけて、直前に左へと避ける。その途中で猪に向かって大雑把に剣を振り、身体に傷を負わせた。

 猪は横からの衝撃を受けてバランスを崩すと、運悪く足をもつらせ横倒れになる。

 その隙を突いてすぐに駆け寄ると、首へと思いっきり剣を突き刺した。


「グオオオオォォォォ!!?」


 猪は悲鳴を上げながら痛みから逃げる様にもがき、抵抗してくる。

 数百キロの巨体が全力で逃れようと暴れまわる中、少しでも気を緩めたら剣が抜け、吹き飛ばされてしまうため、手を放さない様に肉体を魔力で強化しながら地面へと縫い付ける。

 一分、二分と時間が経過していく中、猪も少しずつ力が抜けていくのを握っている柄から感じながら、死にゆく最後まで油断せず我慢強く待ち続ける。

 そして抵抗がなくなったのを感じるとゆっくりと剣を抜いていく。

 剣の血糊を振り払い、死んだ魔物へ黙祷を捧げると亜空間へと仕舞った。


「――よし、帰るか」




──☆──★──☆──




 万のゴブリンによる町への襲来から一週間が経った。

 あの事件を機に俺のランクもFからEへと昇格し、Dランクの依頼を受けられるようになっていた。


「――それでは、依頼の完了を確認しました。こちらが今回の依頼の報酬です。ご確認ください」


「はい」


 ユートはトレーに置かれた報酬を一瞥するとすぐに集めてポケットに仕舞い、トレーを前に押し返した。


「じゃあ次は、この依頼をお願いします」


 前もって取って置いた新しい依頼書を出してその手続きをしてもらう。


「……はい。新たな依頼を受理しました。それでは気を付けてください」


「どうも」


 ユートは慣れたように振る舞うと、踵を返し次の依頼場所へと向かう。

 すると、ギルドを出る前に、テーブル席で酒を飲んでいる見知った知り合いから声を掛けられた。


「よう、ユート! また新しい依頼クエストを受けたのか!?」


「ああ、次は平原のやつだ」


「ご苦労なこった! あっ、もし儲け話を見つけたらこっそりと俺にも教えろよ!」


「それならお前が見つけた時は俺にも教えろよ」


 ガハハッと男は笑うとそっぽを向いて、また酒を呷り始めた。

 逃げたな。

 こいつは適当な奴だったと呆れていると、また一人俺に話しかけてきた。


「あっ、ユート! また一人か? そろそろ俺のパーティーに入って来る気になったか!?」


 話し掛けて来たのは同年代ほどの見た目の剣士で、ケインという名の男だ。この前のゴブリンの襲来を機に知り合い、この一週間の内に何度かこいつの作ったパーティーに二度ほど入れてもらっていた。

 そして、何が気に入ったのか事あるごとに俺を勧誘してくる変わり者だ。

 性格は良く、パーティーのムードメーカー的役割を持っており、想像していた冒険者のイメージとしては良い意味で違った。


「わりぃけど、今んとこはないな。けど、そんときゃよろしくな」


「ちぇっ、まあ仕方ねぇな。気が変わったらいつでも連絡しろよ!」


「おう、ありがとな」


 ケインにそう返すと食い下がることなく、すぐに諦めてくれる。こういう部分がケインを気に入った所以ゆえんの一つだ。

 先程の酔っぱらい同様、こうしてゴブリンの襲来を転機に何人もの冒険者と顔を繋ぎ、知り合うことが出来ていた。

 どうやら、あのゴブリンジェネラルを倒すに至った弩砲バリスタの矢を俺が放った、という噂が知れ渡った結果らしい。

 というのも兎を助け、そのまま門の前へと帰ってきた時、怪我をして横たわりながら呻いている冒険者たちを見て、何の気なしに治すのを手伝ったのにいたく感銘を受けたのか、その怪我人たちが俺のことをペラペラ喋ったらしい。


 いわく、一歩間違えれば敵前逃亡と疑われかねない中、衛兵と交渉しあの弩砲バリスタの矢を放たせた。

 いわく、ゴブリンジェネラルをあと一歩のところまで削るも、先輩の功績を奪わぬため静かに名誉を譲った。

 いわく、魔法によって重傷を負った人間をすぐに動けるレベルまで回復させた。

 いわく、北門で死者も怪我人もなくなったのは彼のおかげである、と。


 敵前逃亡のことなんてあの時は頭になかったし、名誉を譲ったどころか倒しきれなかっただけだ。

 魔法で回復させたのは間違いないが、俺だけで全ての怪我人を治療した訳でもない。


 このように俺の知らない内に謎に美化(笑)された姿が知れ渡った結果、他の門を守っていた冒険者が俺を疑ったり、不信感を持たれるという最悪な事態にならず、何故かむしろ興味を持って俺に話しかけて来た。

 そうして、俺が間違った噂を聞き付けた冒険者に対し、この事を説明する度に笑い話になり、仲良くなったという訳だ。

 この事を教えてくれたのは、次の日に俺が依頼を受けて夕方に帰ってきた後に話し掛けて来たケインだった。


 しかし、それだけなら良かったのだが、それよりも厄介なことが起きた。

 それは――


「おっと」


「ちっ、前見て歩けよ」


 町の門から出ようとしたところで、外から帰ってきたと思しき冒険者に通り過ぎ様ぶつかりかけた。

 冒険者の男は俺が避けたから当たらなかったものの、あの位置で避けなければ体が当たっていたことだろう。


 後ろを振り向くと、先程の三人の冒険者は尊大な態度で風を切りながら人の群れへと消えて行った。

 そう、このように俺が目立ったから気に食わないのか、一部の冒険者から嫌われたようなのだ。

 何とも理不尽なものだが別に怒ることではないし、というかむしろ呆れてさえいる。

 それに不利益になるほどのものでもないので、すぐに頭の中から除外すると、門を潜り外へと歩いていった。




 太陽が沈み、夕焼け色の空がもうすぐ暗くなる頃、草原での依頼を終え、報酬をもらった俺は宿へと帰り夕食を取っていた。

 そんな時、後ろで同じように食事を取っていた冒険者の会話が耳に入ってきた。


「そういえばお前よぉ、迷宮ダンジョンに入ったことあったって言ってただろ?」


「ああ? 迷宮ダンジョンん~? 確かにあるが、何処の話してんだよ。迷宮なんていくつあると思ってんだ」


 どうやら迷宮について話すようだ。これは興味深いと耳を澄ませて盗み聞くが、酔っぱらっていて少し呂律が回ってないようだ。


「はぁ? 迷宮つったら、迷宮都市の奴に決まってんだろ!?」


「バカかお前? この世に迷宮なんていくつあると思ってんだ! いちいち話のときに迷宮都市かなんて分かる訳ねぇだろ! それに迷宮都市つったって、あそこにもいくつあるのか分かってんのか? 町の中央にある大迷宮、四方に一つずつある中迷宮、そして初心者用の小迷宮二つで、全部で七つもあんだぞ。小迷宮でも大迷宮でも迷宮は迷宮じゃねえか!」


「そんなショボい迷宮についてなんざどうでもいいんだよ! それより! 俺が言いたいのはお前の言ったその大迷宮ってのにお前、入ったことあんのか?」


「は~、全くこいつは……。それで大迷宮だったな。ああ、確かに俺は入ったことはあるが、それがどうした?」


「くく、それがよぉ、俺の知り合いに聞いた話なんだがな。なんと、つい最近その大迷宮の最高到達階層の記録を塗り替えた奴がいるらしいぜ!」


 最高到達階層か……。どれくらいすごいのか分からないが、何となくすごいという事だけは理解できる。


「おお! そりゃすげえな! 偉業じゃねえか! で、そいつは一体誰なんだ? 迷宮の深階層に挑むような奴等は有名な奴って相場が決まってるが、あの最強最悪の悪魔がついに動きだしたか? それともどっかの魔女のパーティーか?」


「いや、あの“剣聖”様だよ」


「剣聖ってーと……ああ! “誓いの剣”のリーダーか! 確か最年少でSランクにまで昇格して、パーティーを率いてるっていう」


「そうそう、そいつだそうだぜ! 何でも最高到達階層を三百まで到達したとかで、そこまで辿り着いたって話だ」


「へぇ~、ってあれ? なんかどっかで聞いた事あるような……。あっ、そうだ! その話、確かひと月前に風の噂で聞いたことあったぞ」


「はあ!? そんな訳ねえだろ! だって俺が聞いたのは一昨日だぞ!?」


「いや、確かに俺はひと月前に聞いた事がある。あれは……そう、お前が話したのと大体同じだが、到達階層は二百八十四階層だったか。今までの到達階層が二百七十九でそれよりも五階層も到達階層を伸ばしたって、迷宮都市から来た連中が自慢げに話してた記憶がある」


「なっ!? そんな馬鹿な!?」


「へへ、お前誰に聞いたかわからねえが、適当にホラ吹かれたみてえだな」


「はあ!? お前の方がホラ吹いてんじゃねえのかよ!」


「そういうお前は誰から聞いたんだ? まあ、ひと月以上も前のことをさも最近みたいに語る様な知り合いがいるんじゃ、口が裂けても言えねえよな!」


 ワハハと勝ち誇ったように男は笑うと、ホラを吹かれた男を肴にして酒を飲み進める。

 それを尻目に、ユートは面白い情報を手に入れたと笑みを浮かべると、御馳走様と手を合わせ部屋へと戻っていった。




 翌日。

 今日も今日とて精力的に依頼をこなし、金とレベルと貢献度を稼いでいた。

 そして二つの依頼を終え、ずっと泊まり続けているアマンダさんの宿で昼食を食べている時だった。


「――おう、ユート! 隣空いてるか?」


「ああ、ジャック。空いてるぞ」


 ジャックはどっこいしょとわざとらしく口にしながら、ゆっくりとカウンター席の隣に座った。

 そんなジャックを尻目に、黙々と目の前の料理を口へと運んでいた時だった。


「最近、調子はどうだ?」


「普通だな」


「お前、いつもそれしか言わねえな」


 呆れたような顔をしながら、ジャックはサーブされた料理に手を付け始める。

 だって、それしか言うこと無いだろ。

 無言の反論を繰り出しながらも、俺は食事中はあまり喋らないので、話し掛けられるまでただただ食べ続けた。


「最近、連続で依頼を受けてる変な奴がいるって噂になってるぞ。あれはお前だろ?」


「……なんだよそれ。別人だろ」


 咀嚼中に話し掛けられたので呑み込んでから、適当に言葉を濁す。


「いや、どう考えてもお前しかいないだろ。普通、依頼って毎日受けるようなもんじゃないだからな。まあ、金が無い奴なら仕方が無いけど、お前そんなに苦しいって訳でもないだろ?」


「……何で俺だという前提で話が進んでるのかは問わないが、金は40万ほどだな」


「……それ他の人間、特に冒険者には絶対に言うなよ?」


「何故?」


「そりゃお前、冒険者には良い奴だけがいる訳じゃないからな」


「そういうことね。まあ、頭には入れておくよ」


 そもそも他人に対し、自分の持ち歩いている金をペラペラ喋る理由なんて無いので心配無用だ。

 ジャックはお人好しだし、裏切らないと思っているから伝えただけだ。

 そう思ったので適当に返事をしながら、食べ終わったスープ皿に匙を置いた。


「本当に分かってんのか……? それで言いたくねえなら言わなくていいが、何であんなに依頼を受けてんだよ」


「うーん。まあ、特に理由は無いけど、レベル上げと貯金だな」


「レベルなんて上げて何になるんだよ。英雄にでもなりたいのか?」


 皮肉のつもりなのか、少し言葉が刺々しい。

 なんか嫌な事でもあったのだろうか?


「レベルを上げる行為に疑問を持たれるとは思わなかったな。別に普通だろ?」


「普通じゃねえよ。いや、お前は知らないのか。だからこんなに歪なのか……?」


 後半部分が小声気味で聞こえにくかったが、俺の耳は音を拾った。

 真横にいる人間に対して、歪とか言わないでもらいたい。悲しいんで(棒読み)


「もしかしたら知らないかもしれないからあえて言うが、レベルを上げる行為は並大抵の事じゃない。これはどこの国でも変わらない真理だ」


 ジャックが真面目な顔と声で語りかけてくる。

 それをボーっとしながら耳を傾ける。


「レベルっていうのはな、神が俺達に与えた祝福であり試練だ。武器を持ち、技を磨き、仲間と連携し、強敵と戦い、命を奪う。こうしてレベルが上がり、俺達の糧として力が体に宿る。でも、同じ敵を沢山倒せばいいって訳じゃない。

 多くの種類の敵と戦い、経験を積むことで能力値が上がる。時には逃げたり、負けることも経験だ。

 まあ、魔物と負けたら死を意味するから、この場合は対人戦とかでの話だ。真に受けて魔物に玉砕すんなよ。責任取れねえからな」


 する訳ねえだろ。


「それでだ。普通、ただの村人とか町に住んでいて、外にほとんど出ずに寿命を終える奴のレベルってのは20にも届かない。いいとこ14、5ってところだ」


「あれ、おかしくないか? 外に出ないってことは魔物とも出会わないってことだよな。なのにレベルって上がるのか?」


「ああ、そこに疑問を持つのか。さっき俺が言っただろ? 技を磨いたり、命を奪う(・・・・)って。 この命を奪うっていうのは何も魔物だけの話じゃない。何かわかるか?」


「命、か。魔物以外ってことは動物ってことか?」


「うーん、間違っちゃいないが惜しいな。答えは全部だ」


「全部?」


「そう、全部だ。魔物も動物も植物も虫もこの世にある生きているもの全てだ」


「それはつまり、樹を切り倒したり、虫を潰したりとかそういう話か?」


「ああそうだ。誰だって生きてりゃ虫も潰すし、食べ物を食うだろ? それに、生きるために働いてりゃ、体に筋肉がつくし、効率的に動けるようになる。そういうところの積み重ねでレベルが上がるんだ」


 それは、ごく普通の人生論に見えて世界の真理についての語りだった。


「……何でそれを知ってるんだ? 何故俺にその話をしたんだ?」


「まだ話が終わってないが、まあいい。何故知ってるかは、みんな子供の頃に親からそういう話をされるんだよ。大体みんな忘れるんだが、俺はその時の事がやけに記憶に残ってるから覚えてただけさ。そして何でお前に話したのかと言うとだな。結論から言うと、レベルっていうのはそんな簡単に上がるもんじゃねえってことだ」


 えっ、そうなの? 普通にレベル上がってるんですけど!

 事実、最近19から20にレベルが上がってたりする。


「けど、レベルを上げることが強くなる最大の近道だろ? なのにそれを否定するのは違うだろ」


「別に俺は否定しちゃいねえよ。だからな、無理をしてレベルを上げようなんてするな。それは命がいくつあっても足りない行為だ。お前に何か大切な理由があるってんなら止めはしねえ。でも、大して理由が無いならやめておけ。いずれ命を落とす」


「……ありがとな、ジャック」


 けれど、お前は何も分かってないよ。

 

「そういえば言ってなかったけど、その内、迷宮都市に行こうと思ってんだよね」


「は? 今話してたこと全無視!?」


 命を落とす? そんなのどこでだって同じことだろう?

 街中でも死ぬ危険はあるし、死はどこにでも潜んでる。


「いやあ、金を貯めてる理由を聞いてきただろ? 確か町へ行くために乗合馬車ってのがあるらしいじゃん? それで行くつもりなんだ。何かお前が話すから言いにくくて……」


「ちょ、ちょちょ、ちょっと待て! それは嘘じゃなくて、ガチな奴か?」


 いちいち死を恐れていたら外にすら歩けやしない。


「そのつもりだけど。まあ、これから一週間くらいを目安に色々準備して行くつもりなんだけどな」


「マジか……というか何で迷宮都市に行くんだ、というのは野暮だよな……。迷宮都市に行くなら迷宮が目当てだろうしな」


 それにどうせいつか死ぬなら、満足しながら楽しく朽ちていきたいじゃないか。


「そういうことだ。困ったことがあったら、聞きに行くから、そん時は頼むぜ!」


「はぁ、仕方ねえな。というか今話したのマジで無駄だったのか……。俺が真顔で話してんのが馬鹿みてえじゃねえか」


「いや、そんなことはないぞ? 結構面白かったし、ためになったしな」


「面白がってじゃねえよ! 俺ん中では結構真面目な話だったんだぞ!」


「ははっ。あっ、それとレベル云々の話してたけど、俺レベル上がったばっかだから。それだけは伝えとく」


「――やっぱり、俺一人が馬鹿みてえじゃねえか!!」


 ジャックの心の叫びが木霊した。

 その後、アマンダさんに五月蝿いと怒られていたのはご愛敬だ。


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