表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ヘレティックワンダー 〜異端な冒険者〜  作者: Twilight
第二章 魔物大氾濫篇

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

28/105

第28話 緑小鬼――ゴブリン――


 俺がギルドの出口に向かっていると、一週間ぶりに彼らに出会った。


「おお、いたいた! 丁度タイミングが良かったみたいだな!」


「何言ってんだよ! あんたのせいで、危うくすれ違うところだったじゃないか!」


「落ち着けお前たち。それにしても久しぶりだな、ユート」


 誰かと思ったらジャックにオルガ、アルジェルフ達だった。

 なんと言うか元気な奴等だ。

 特に前者二人。

 逆にアルジェルフがいつも通り過ぎて、凸凹(アンバランス)な感じがして面白い。

 それにしても、何故だか俺を探している風に聞こえたんだが、どういう事だろうか?


「久しぶりだな、ジャック、オルガ、アルジェルフ。それで三人そろってどうしたんだ?」


「それがな、お前が今日で長期依頼が終わると聞いて、一緒に町の外に出ないかと思ってな」


「変にごまかすんじゃないよ! ホントはユートが心配だったからなんだろ?」 


 そこでオルガがニヤリと笑い、ジャックにツッコむ。


「んな!? ち、ちげぇ! ただ気になっただけだ! そういうお前こそどうなんだよ!?」


「え!? あ、あたしはその……」


 逆に返されるとは思っていなかったのか、オルガは慌てて口ごもってしまう。

 そのまま続かず、ごにょごにょと小さくなっていき最後には無言になった。


「まあ兎に角、お前のことが気になったから一緒に行かないか? という事だ」

 

 最終的にアルジェルフが意見をまとめてくれた。


「あー、なるほどそういう事か。だがいいのか? 俺と一緒に行ってもお前たちにとってはつまらないだけだと思うけど」


 だって薬草採取だし。


「そんなこと分かってるよ。でも初心者が一番死にやすいからな。ただの付き添いだ」


「そうそう。勝手にあたし達が付いてくるだけだと思えばいい」


「それに、パーティを組む経験にもなるからな」


 三人揃ってそう言われては無下に断ることも出来ない。


「ああ、分かったよ。でもまず先にレイグのおっちゃんの所に行くからな?」


 ちょっとばかし照れくさくなったので、頭を掻きながら投げ遣りに言ってしまう。


「じゃあ、一緒について行くか」


 ジャックの提案に二人とも反論は無いのか、黙って頷いた。

 とりあえず俺は三人と一緒に、レイグのおっちゃんの店へと向かった。




──☆──★──☆──




 ここ一週間、お互いに何をしていたのか話に花を咲かせながら歩いていると、すぐにおっちゃんの武器屋に着いた。

 ここに来るのは三度目なので、見知った様に中に入っていきおっちゃんを呼ぶ。


「おーい! おっちゃんいるかー?」


 中でガチャガチャと物音をさせた後、一分と立たずにこちらに何かが向かってくる。

 レイグのおっちゃんだ。

 その手には布に巻かれた大きなモノも一緒に持って来ている。


「おう、やっと来たか! 待っていたぞ! それに何やら大勢連れているようだな」


「ははは……」


 俺の後ろにいる三人を見てレイグのおっちゃんがそう答えるが、何とも言えず苦笑をもらしてしまった。


「まあいい。早速本題に入るとしよう」


 そう言うと、木製カウンターに布に巻かれたモノをゴトリと小さく音をたてて置くと、するすると巻いてあった布を取り外していく。

 中から現れたのは勿論、頼んであった“弓”だ。

 実物の弓を見るのは初めてではないが、そんなものとは比べものにならないほどそれが高価なモノだと言うのは、一目見て理解出来た。


 樹をそのまま削り出して作ったのではないかと言うような、しなやかで粘り強さを感じさせる生命力溢れる弓。

 ピンッとこちらに音が聞こえるかのように錯覚させる、真っ直ぐ張られた弦。

 それらの二つが重なり合っているそれは、高度なバランスを保っているようにも思わせた。


「……あー、見ているところ悪いんだが、本題に入るぞ?」


 苦笑い交じりに訊ねられて、自分がこの弓に見入っていることに気が付いた。


「おおっと、すまない」


「いや、別に構わねぇよ。これはあいつが長い年月を掛けて生み出した、一個の芸術品みたいなものだと俺も思うしな」


「それって、どういう意味だ?」


「これは俺の知り合いに手伝ってもらったって、前に言ったよな? そいつが昔に『どんなものにも最もシンプルな形があるんじゃないか』とか言い出して、それから数十年くらいずっと試行錯誤し続けて、そしてついに作り上げたのがこの【礎弓】なんだ」


「それは……なんと言うか壮大な話だな」


「がっはっは! 俺もそれを聞いた時、同じ事を思った。何せそんなものがあるなんて、考えてもみなかったんだからな」


 懐かしそうな目をしながら、レイグは語った。


「まあ、昔話はここまでにして最初に戻るぞ。さっき説明したように、これは弓を作るうえでの基礎(ベース)となるものだ。つまり、本当の意味での完成ではないという事だ」


「本当の意味での完成ではない?」


 今まで黙っていたオルガが気になったのか、反復してレイグへ聞き返した。


「そうだ。皆それぞれ性格や特徴が違うように、人には“癖”と言うものがある。お前さんがこの弓を使えば使うほど情報が蓄積されて、それだけお前さんにあったオリジナルの弓を作ることが出来る」


「まあ、剣でも槍でも似たようなもんはあんだけどよ」と続けていった。

 「情報の蓄積?」と思って聞いてみると、何でも「物が丁寧に扱われているのか、粗雑に使われているのか、どういう癖があるのか」というような使い込まれた道具からの情報を拾うことは、一流の職人にとって文字通り、手に取るように分かるのだとか。


「そしてお前さんにとってこの弓が物足りなくなった時が、弓を造り替える時だ。その為にはある程度、自分で整備するための知識を覚えてもらわなければならない」


「えっ、それはどういう――」


 「――意味だ?」と訊ねようとする前に唐突に腕を掴まれると、レイグに鍛冶場の方へと連れ込まれた。

 

「ちょっ! いきなりなにするんだ!?」


「弓って武器は見た目通り繊細なモンなんだ。手入れの仕方ぐらい分かってなきゃ、使いこなすことなんて無理だからな。おい、お前ら! ちょっとばかし、こいつ借りるぞ!」


 後ろから「おーう」という間の抜けた声が返事を返してきた。

 十中八九、ジャックの奴だろう。

 あいつ、俺を見捨てやがったな。




 ――その後十分ほど、レイグに手入れの知識と方法を無理やり教え込まれると、


「俺は忙しいから、ここまでだ。あと、これな」


 そう言って【礎弓】と五十本ほど入った矢筒を二つ渡してくると、鍛冶場へと戻っていった。

 無論、矢の代金はしっかりと支払った。(結構渋られたが)


「ふぅー……」


 怒涛の勢いで物事が進んでいったせいで、少しため息が出た。

 だがこれで本当に用事は終わったはずだ。

 なんと言うか、ゲームでいう所の「チュートリアルがようやく終わったような気分」だ。

 この世界で生きている者にとっては不愉快かもしれないが、それ以上この感情の形容の仕方がない。


「お疲れさん」


「ああ。それにしても待たせて悪かったな。暇だっただろう」


「別にこのぐらい、どうってことねぇよ」 


「そうそう。それに、人によっては小一時間くらい待たされることがあるんだからな」


「そもそも、俺達が提案したことなんだから、気にしなくていい」

 

 ジャックが本当に気にした様子を見せず、オルガが全然大したことは無いと言い、アルジェルフが自分から提案したことだからと俺に声をかけてきた。


「そうか、ありがとう。じゃあ、ようやく用事が終わったことだし、外に行こうか」


 その言葉を皮切りに、俺たちは動き出した。




──☆──★──☆──




 ダラムの町には東西南北の四つの門から伸びている道が存在する。


 東を真っ直ぐ進んでいった先には、冒険者が一度は訪れると言われる【迷宮都市ウェルダム】。


 反対に西へ向かえば、多くの町や都市を内包している【ノルヴェスティ王国の王都】へと着く。


 南へと向かった先には、様々な海鮮や装飾品、そして人魚で有名な【海港都市ウルマール】。


 最後に北へ行けば、鍛冶師の素人から一流職人までの多くが住みついている【鉱山都市ドグマ】。



 そういう俺は今どこにいるのかと言うと、この世界で俺が最初に降り立った“ルクスの森”と呼ばれる場所の外縁部に来ている。

 無論、『薬草採取』の依頼(クエスト)を熟すためだ。


 ダラムの町の南門を抜けて数十分ほどに位置するここ――ルクスの森には、様々な動物や魔物、そして自然豊かな為に別名“恵みの森”とも呼ばれている。

 もし俺がここ以外で、(いや)、此処とは正反対の自然が少なく、魔物が強い所に迷い込んでいたら、俺はとっくのとうに飢え死にしているか魔物に殺されていただろう。

 

 そう思ったら、俺は結構恵まれているのかもしれない。

 まあ、異世界転移なのか召喚なのか今のところはっきりとは把握出来ていないし、異世界に呼ばれることを「恵まれている」と言えるのかは誰にも分からない。

 森の中を進みながら心の内でそんな考えを抱いていると、自然と口から思ったことが出てしまう。


「何と言うか、普通の森にしか見えないな……」


 周りには至る所にキノコや植物などが生えているし、魔物はまだ見かけないが小動物も遠くに見える。


「まあ、そりゃあ下層や深層まで行かなければ普通の森と変わらないしな」 


 ジャックも俺と同様に考えた事があるのか律義に返してくる。

 

「なあ、下層や深層って言葉で大体想像できるんだが、具体的にどこらへんを指しているんだ?」


「それはだな、ルクスの森は上層、中層、下層、深層の四つに分けられているんだ」


「更に付け加えるなら、上層はLv15ほどの魔物に対し、中層はLv15からLv30という風になっている。下層からはLv50なんて普通に出てくるし、深層に至ってはLv80を超える怪物が存在すると言われている」


 ジャックの説明に今度はアルジェルフが補足してくれた。


「ま、マジか……そんな高レベルの魔物が普通に奥で(ひし)めいているとか、この森大丈夫なのか……?」


 レベルの表記が未だ謎だが、何となくこの森がちょっと心配になった。

 それに、少し印象が禍々しいものに変わってしまった様にも感じるのは、気のせいだと思いたい。


「ははっ、そんな高レベルの魔物が現れるなんて滅多に無いんだから、そんなに気にしなくていいと思うぞ」


「そうだと良いがな……」


 オルガが気休めの様に言ってくるが、嫌な予感しかしない。

 こういうのが“フラグ”という奴なのだろうか。

 そんなことが起きないと良いなー……いや、ホントマジで。


「っと、お喋りはここまでだ。ユート、見えるか? あれが“緑小鬼ゴブリン”だ」


 魔物の気配に気づいたのか、声を小さくして話しかけてくる。

 ジャックが指をさす三十メートルほど先には、魔物大図鑑で読んだ通りの生き物がいた。


 緑小鬼ゴブリン

 それはこの世界で最も知られている、凶悪で醜悪な魔物だ。

 緑色の体表に尖った耳、粗削りな棍棒、鼻を衝く薄汚れた体、老人の如く丸まった背、そして申し訳程度の腰布を纏った子供くらいの(なり)をした魔物。

 一般的には子供数人で倒せる程度の力しかないが、奴等が厄介な点は狡猾で仲間をおびき寄せることだ。

 罠を使って相手を嵌め、時に命乞いをして油断した隙に殺しにかかる。

 ずる賢く、生き汚いこの魔物に大昔から何人もの人々が殺されてきた。

 それだけじゃなく、何よりも緑小鬼(ゴブリン)が人間から忌み嫌われている理由は、メスを母体とすることだ。

 犯し、穢し、辱め、孕ませる。

 これにより仲間の数を増やしていく。

 この方法で数を増やすのは、オークやトロールなどの人型魔物に多く共通していることだ。


 そんな人間にとことん嫌われている緑小鬼(ゴブリン)は、未だこちらに気づいている様子は無い。


「ああ、見えるぞ。俺が倒しに行こうか?」


 俺は三人に提案してみた。最初のアサルトボアを除けば、これが魔物との本当の初戦闘という事になる。

 呪斧使いの男はまた別だ。


「いけるのか?」


 ジャックが俺の目を見て問うてくる。お前に殺せるのかと――。

 残りの二人も見守るように、こちらへ視線を向ける。

 多分、気付いているのだろう。

 俺が人を殺した事が無く、それ故人型である緑小鬼(ゴブリン)に躊躇してしまう可能性を。

 だから心配してくれているのだろうが、それは杞憂だ。


「――大丈夫だ」


 その視線を受けても俺は怯むことなく、そして誰に言うでもなく自問自答でもするかのように言った。


「そうか。じゃあ、行って来い。俺たちは後ろにいるからな」


「落ち着いてやるんだぞ!」


「目を(つぶ)らず、武器を恐れるな。そうすれば大丈夫だ」


 三人とも見守ってくれるのかアドバイスをくれた。

 今の言葉を胸に刻みながら緑小鬼(ゴブリン)へと一歩一歩、焦らずゆっくり歩を進めていく。


 左腰に佩いている真新しい長剣を、いま一度触って確かめる。

 緊張や恐怖をしているかと思ったが、不思議と心は穏やかだ。

 それを証明するかのように、少しばかり早くなった心臓の鼓動が一定のリズムを刻んでいる。


 これから俺がすることは相手を、生物・・を殺すという事だ。 

 元の世界で自分の腹ほどの大きさの生物を殺すことなんて、ただの一般人には一生無い経験だろう。

 無論、虫やそれに類いする生き物を殺した事や死を身近で感じた事は幾度もあるが、それとは比べ物にならない話だ。


 そして俺は今からそれを実行する。

 緑小鬼(ゴブリン)とて生きているし、もしかしたらあの緑小鬼(ゴブリン)は人を殺したり、女を犯したりしていない善良な緑小鬼(ゴブリン)かもしれない。


 ――人を基準に考えるとすれば。


 それでも俺は容赦なく殺す事を選択するだろう。

 誰がどうというのではなく、ただ俺が俺自身の意志によって命を奪うのだ。



 彼我の距離が十メートル程になると、先程は気付いていなかった緑小鬼(ゴブリン)もこちらの存在に気付いたのか、敵意を向けて叫んでくる。 


「ギィッ!? グギィギィ、グギャギャギャッ!」


 ……残念ながら何を言っているのか全く分からないが、無理矢理、緑小鬼(ゴブリン)の言葉に当て嵌めるとすれば、


『すわっ、人間か!? お前は弱そうだ、殺して喰ってやる!』


 といったところだろうか。

 でも不思議なのは、スキル【言語術】が緑小鬼(ゴブリン)の声を翻訳していないのだ。

 言語として認識されていないのか、それとも言語じゃないのか、そもそも魔物には無理なのか。

 色々と研究しがいのある疑問が()いてくるところだが、目の前の緑小鬼(ゴブリン)に集中するために疑問を一旦仕舞っておく。


 どうやら緑小鬼(ゴブリン)は俺を弱そうな奴だと見縊(みくび)っているのか、不快な声をあげながらこちらを嘲笑(あざけわら)っている。


 ――都合がいいのでこのまま相手が調子に乗っている内に、殺すとしよう。

 

 俺は即座にそう決めると、緑小鬼(ゴブリン)に向けてゆっくりと歩き出す。


「ギギャギャッ!! グギィ、グギャギャギャギャ!」 


 その緑小鬼(ゴブリン)は未だ奇声をあげているも警戒している様子をあまり見せない。

 そして距離がようやく五メートル程になると、警戒される前に剣を抜いて走りだした。 

 

「グギャ!?」  


 俺を格下だと侮っていたのに、いきなり剣を抜いて走り出して来たから慌てている。

 でも野生の本能からか、持っていた棍棒をこちら目掛けて振り下ろしてくる。


「くっ……! はあっ!」


 それを手に持った剣で受け止めて逆に力で押し返すと、緑小鬼(ゴブリン)は足元の木の根を踏んで地面に倒れた。

  

 ――今だ!


 この瞬間の隙を狙って、押し返した剣でそのまま袈裟切りに剣を振るった。

 

「グギャギャ!」


 だが緑小鬼(ゴブリン)は左手で地面の土を掬って投げてくると、間一髪で横へと避けた。


「ちっ!」


 舌打ちをしながら剣を振るうのを強引に止めると、慌てて後ろに下がる。

 その間に緑小鬼(ゴブリン)も体勢を整えると、こちらに敵意では無く殺意を向けてきた。

 その視線からピリピリとした殺意を肌に感じる。


(最悪だ……一撃で仕留めきれなかった。それに警戒されてしまっている。……さて、どうしたものか)  


 緑小鬼(ゴブリン)を見据えながら冷静に状況を把握していると、しびれを切らしたのか怒声をあげて棍棒を振り回して来た。

 

「ギャググギャ!!」


 そこで俺は目の前まで迫って来ている緑小鬼(ゴブリン)を、バックステップで避けてから火魔法を放った。


「ファイア」

 

 馬鹿の一つ覚えみたいにツッコんできてくれたので、魔力を気持ち多く込めた魔法の炎は緑小鬼(ゴブリン)に避ける暇を与えず、火だるまにした。

 苦しそうにジタバタと暴れながら地面に体を擦り付けて、炎をかき消そうともがき続けている。

 だが万が一、周りの木々に燃え移っても困るので、数十秒ほど経ったらすぐに水魔法で火を消した。

 炎の中から現れたのは所々肉体が焼け焦げている、今にも死にそうな瀕死の緑小鬼(ゴブリン)だ。

 もう戦えない以上後に待つのは死のみ。俺はこれ以上苦痛を味合わせない為に、緑小鬼(ゴブリン)の胸を剣で貫いた。


「………」


 静まり返るその場には勝者と、緑小鬼(ゴブリン)だったモノの肉体が焼けた、吐き気を催す臭気だけがそこにあった。


現在の残高

138000-1000(矢代)=137000ノル


ゆーとは 礎弓を てにいれた! 


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ