表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
複垢調査官 飛騨亜礼 ≪短編連作版≫  作者: 坂崎文明
第七章 AIヒューマン

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

66/78

AI問答 40代ひとり暮らしが日本を滅ぼす?

「メガネ君、めぐみちゃんと神沢社長の隣にあの方(・・・)がいるんだけど、私、帰ろうかしら?」


 神楽舞が茶室から帰ってきて、そんなことをいう。

 めぐみちゃんというのは、Web小説投稿サイト『作家でたまごごはん』の三代目運営リーダーである織田めぐみである。

 彼女は織田有楽斎(うらくさい)の子孫だという。

 織田信秀の十一男で信長の十三歳年下の弟で、千利休に茶道を学び、利休十哲の一人にも数えられている。後に有楽流茶道を創始した。

 それで彼女の()れるミルクコーヒーは美味しいのかもしれない。


「ま、舞さんもあの方(・・・)とは初対面ではないし、とりあえず、座りましょうか」


 メガネ君がいやいやして首を横に振っている舞を何とか説き伏せようとする。


「舞さん、神沢社長もいるし、ここはちょっと行ってみたほうがいい」


 飛騨亜礼も畳みかけた。

 仕方なく、舞は『市場に連れて行かれるドナドナ』のような様子で茶室に入ってった。


「おお、メガネ、飛騨、舞さん、久しぶりじゃの。そっちの美人のウサギさんの名は?」


 茶室に入ると、ちょん(まげ)にどじょう髭、まるで(・・・)織田信長(・・・・)のような(・・・・)戦国武将が声をかけてきた。


「私、<うさうさ☆>といいます。よろぴく☆」


 まずい!と思ったが、光速の<へし切り長谷部>が<うさうさ☆>を両断したかに見えた。

 が、真田幸村が漆黒の忍び刀で受け止めていた。

 さすが幸村さんだとメガネが胸をなでおろした。


「あ、こちらは<織田信長>さまです。ま、そういう設定というか」


 石田三成が冷や汗をかきながら弁解する。


「そうですか。びっくりしました。本当の日本刀みたいですね。迫力あります」


 <うさうさ☆>も顔面蒼白になりながら空気を読んで話をあわせる。

 いや、本物の日本刀だし、本物の<織田信長>だとはさすがにメガネ君には言えなかった。

 正確には一度、死んだ魂が神霊になり、火星で仮初めの機械の体を得て甦ったという複雑な事情があった。長くなるので説明は省く。

 

「まあ、そういう訳なんだけど、ちょっとクイズでもしようか」

 

 神沢優が妙なことを言い出した。


「クイズって?」


 メガネ君が問い返す。


「皆さん、お手元に置かれているサイバーグラスを着用してください。人工知能(AI)<ワトソン>から問題が出ます。その理由について答えるクイズです」


 神沢優と飛騨以外の座布団前にダークブルーのサイバーグラスが置いてあった。

 それぞれ着用する。


「第一問です。40代ひとり暮らしが日本を滅ぼす。さて、理由はなんだ?」


 人工知能<ワトソン>らしき男の声がした。

 サイバーグラスの内部モニターに『第一問、40代ひとり暮らしが日本を滅ぼす』という金色の文字が浮かび上がってきた。

 AI問答がはじまった。

NHKも凄い番組を作ったものです。

ネタ満載です。


AIに聞いてみた どうすんのよ!?ニッポン

http://www.nhk.or.jp/special/askai/

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
このランキングタグは表示できません。
ランキングタグに使用できない文字列が含まれるため、非表示にしています。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ