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短編

十年前に死んだ父がもう一度死んだと警察から連絡が来たので、父が隠した十年間を調べることにした

作者: みき
掲載日:2026/08/22

 父が死んだのは、僕が十八歳のときだった。海沿いの道から車ごと落ちたらしい。見つかった車は大きくこわれていて、運転席には血が残っていた。父の上着と財布、それに結婚指輪も車内から見つかったが、父の体だけは最後まで見つからなかった。警察は、海に流されたのだろうと言った。


 母は三日間泣き続けたが、僕は泣けなかった。父とは、その少し前からうまく話せなくなっていたからだ。高校三年だった僕は受験のことで頭がいっぱいで、父は仕事から帰ると酒を飲み、何か言いたそうに僕を見る。そのくせ、大切なことは何も言わなかった。


 最後に交わした言葉だけは、今でも覚えている。


「悠人」


「なに」


「いや。なんでもない」


 それだけだった。翌日の朝、父はいなくなった。


 だから僕の中で父という人間は、ずっとあの言葉の途中で止まっていた。


 


 三十歳になった春、仕事中に知らない番号から電話がかかってきた。


「高瀬悠人さんのお電話でよろしいでしょうか」


「はい」


「私、長野県警の者ですが」


 最初は詐欺だと思った。会社の会議室を出て、人のいない廊下まで歩きながら、僕は半分だけ話を聞いていた。


「高瀬俊一さんという方をご存じでしょうか」


 その名前を聞いた瞬間、足が止まった。高瀬俊一。それは父の名前だった。


「父です」


「そうですか」


 電話の向こうで、警察官が少し言葉を選んだ。


「大変申し上げにくいのですが、高瀬俊一さんが亡くなられました」


 意味が分からなかった。廊下の窓から春の光が入っていて、その下の道路を小さなトラックが走っていた。僕はその光景を見ながら、しばらく何も言えなかった。


「父なら、十年前に死んでいます」


 今度は電話の向こうが黙った。


「……高瀬さん」


「はい」


「一度、お会いしてお話をさせていただけませんか」


 数日後、僕は長野へ向かった。


 父は長野県内の病院で死んでいた。夜、道路を歩いているところを車にはねられ、救急車で運ばれたが、その日のうちに亡くなったらしい。持ち物は古い財布、家の鍵、安い腕時計。それから、僕が小学生だったころの写真だった。


 写真の中で僕は野球帽をかぶって笑っていた。父が撮った写真だった。


「この男性について調べたところ、少しおかしなことが分かりまして」


 警察署の小さな部屋で、向かいに座った刑事が言った。机の上には、父のものだという茶色い財布が置かれている。


「亡くなった方は、長野では『山本誠』という名前を使って生活していました」


「だったら、別人じゃないですか」


「私たちも最初はそう考えました。ただ、確認のため調べたところ、あなたとの親子関係が認められています」


 刑事が一枚の紙をこちらへ向けた。そこに並んだ文字を何度読んでも、すぐには意味が頭に入ってこなかった。


「つまり、この人が本当に父なんですか」


「はい」


「じゃあ、十年前に死んだのは誰なんですか」


「そこを、こちらも調べています」


 僕は机の上の財布を見た。見覚えのない財布だった。僕が知っている父は、黒い財布を使っていた。


「父は十年間、生きてたんですか」


「その可能性が高いです」


「だったら……」


 声がうまく出なかった。


「なぜ、一度死んだんですか」


 刑事は答えなかった。まだ警察にも、その理由は分かっていなかった。


 


 その日のうちに実家へ戻ると、母は台所で夕飯を作っていた。


「珍しいわね。連絡もしないで」


 母は僕を見ると笑った。十年前と比べれば白い髪も増え、ずいぶん小さくなったように見えた。


「母さん」


「なに?」


「父さんが死んだ」


 包丁の音が止まった。


 母は僕を見なかった。


「そう」


 たったそれだけだった。


 その反応で分かった。


「知ってたんだな」


 母の手が止まったまま動かない。


「父さんが生きてたこと、知ってたんだろ」


「……悠人」


「長野で別の名前を使って暮らしてた。警察から聞いたよ。十年前に死んだんじゃなかった。そうなんだろ」


 母はしばらく黙っていたが、やがて包丁を置き、食卓の椅子に座った。


「知ってたわ」


 胸の奥で何かが切れた気がした。


「じゃあ何? 俺だけ知らなかったの?」


「そうよ」


「ふざけるなよ。葬式までしたじゃないか」


「分かってる」


「俺、大学に行くかどうか迷ったんだぞ。父さんが死んで、母さん一人になると思ったから」


「分かってる」


「何が分かってるんだよ!」


 自分でもおどろくほど大きな声が出た。母はそれでも泣かなかった。ただ、ひどく疲れた顔で僕を見ていた。


「分かってるから、言えなかったの」


「どういう意味だよ」


「約束したのよ」


「誰と」


「お父さんと」


 僕は何も言えなかった。


 十年間、母は知っていたのだ。父がどこかで生きていることを知りながら、僕には死んだと信じさせていた。


「父さんは俺たちを捨てて逃げたんじゃないのか」


「違うわ」


「だったら、何から逃げたんだよ」


 母はしばらく下を向いていたが、やがて小さな声で言った。


「十年前、お父さんが死ぬ三日前に、一人の人が亡くなったの」


 


 母が押し入れから出してきた古い新聞には、『会社員、ひき逃げで死亡』という小さな記事が載っていた。


 亡くなったのは小野寺明夫、四十二歳。父と同じ会社で働いていた人だった。名前を聞いて、僕にも少しだけ覚えがあった。小学生のころ、父の会社の夏祭りに行ったとき、「俊一の息子か」と笑いながら頭をなでてくれた男だ。


 事故があったのは夜十一時ごろだった。雨の強い夜、小野寺さんは自転車で帰宅する途中、車にはねられた。運転手はそのまま逃げ、三日後に父の車が海から見つかった。さらに車の中から、自分が小野寺さんをひいたと書かれた紙まで見つかったという。


「父さんが、ひいたのか」


 僕が聞くと、母は首を振った。


「違う」


 そして、長い間隠していた言葉を吐き出すように続けた。


「運転していたのは、私なの」


 その夜、母は近所のスーパーへ買い物に行っていた。父の車を借りていたらしい。帰るころには強い雨が降っていて、見通しも悪かった。曲がり角を抜けたところで、自転車が目の前に現れた。


「気づいたときには、もう遅かった」


「ぶつかったのか」


「うん」


「それで逃げた?」


「違う。すぐ車を降りたわ」


 小野寺さんは道路に倒れていたが、まだ意識はあった。母は救急車を呼ぼうとした。しかし当時の母は携帯電話を家に置いてきていて、近くに民家もなかった。


 そこへ父が来た。


「父さんが?」


「仕事から帰る途中だったの。私が車を使ってたから、駅から歩いて帰ってきて、それで偶然……」


 父は小野寺さんの顔を見ると、すぐに助けようとした。だが、そのとき母は父を止めた。


「どうして」


「怖かったの」


 母の指がふるえていた。


「警察が来たら捕まると思った。仕事もなくなる。あなたは受験の直前だったし、お父さんの会社にも知られる。そんなことばかり考えてしまった」


「それで?」


「お父さんに相談したの。どうしたらいいのって」


 母が言うには、迷った時間は十五分ほどだったという。父はそのあと小野寺さんを車に乗せ、病院へ向かった。途中で救急車と合流できたが、小野寺さんは助からなかった。


「医者は、十五分早ければ助かったとは言わなかった。でも、お父さんはずっと言ってた。俺がすぐ助けを呼んでいればって」


 僕は新聞の記事を見つめた。そこにはただ、「ひき逃げ事件」としか書かれていない。けれど、その短い言葉の裏には、十五分間迷った二人の人間がいた。


「それで父さんは、全部自分がやったことにしたのか」


「うん」


「母さんを守るために?」


 母は答えなかった。


「俺を守るために?」


 それにも答えず、しばらくしてから静かに言った。


「たぶん、それだけじゃない。お父さん自身も、あの十五分から逃げたかったんだと思う」


 父は事故の三日後、海沿いの道まで車を走らせた。車内に財布や上着、結婚指輪を残し、無人の車を海へ落とした。その日の夜、母のもとへ一度だけ電話があった。


「俺は死んだことにする」


 母は何度も止めたらしい。


「俺が運転していたことにすれば、お前は捕まらない」


「そんなの駄目」


「悠人の大学もある」


「だからって」


「俺がここにいれば、もっと調べられる。お前のことも分かる」


 最後に父は、「もう連絡しない」と言ったという。


「本当に十年間、一度も連絡なかったの?」


「一度だけ」


 母は寝室へ行き、小さな箱を持って戻ってきた。中には一通の封筒が入っていた。消印は八年前。差出人の名前はない。


 便せんに書かれていたのは、一行だけだった。


『悠人は大学に行けたか』


「返事は?」


「してないわ」


「なんで」


「約束だったから」


 父は家族を守った。


 そう言えば、きれいな話になるのかもしれない。けれど僕には、そんなふうには思えなかった。父は母の事故を隠し、自分も罪から逃げた。僕には十年間、死んだ父を思わせ続け、母にも一人でうそを抱えさせた。


 正しかったとは思えない。


 ただ、それでも僕は父を責めきることもできなかった。


 


 数日後、僕は父が暮らしていた町へ向かった。山に囲まれた小さな町だった。


 父は古いアパートの一階に住み、近くの工場で働いていた。そこでは山本誠という名前を使っていたらしい。


「無口な人でしたよ」


 工場の社長は、僕が息子だと知るとおどろいた顔をした。


「酒も飲まないし、休みの日もほとんど出かけない。でも、人の仕事はよく手伝ってましたね。困ってる人を見つけると、黙って手を出すような人でした」


「家族の話は?」


「いないって言ってました」


 その言葉が少しだけ胸に刺さった。


「ただ、毎月、給料が入ったあとに必ず銀行へ行ってましたね」


「銀行?」


「ええ。何か送ってたんじゃないですか」


 警察にも事情を伝えて調べてもらうと、父の口座から毎月二万円ずつ、同じ口座へ送金されていたことが分かった。十年間、ほとんど一度も欠かしていない。


 受取人の名前は、小野寺菜月。


 亡くなった小野寺明夫さんの娘だった。


 事故当時、彼女は十一歳だった。父親を失った少女へ、父は別人の名前で毎月お金を送り続けていた。


「本人は誰からのお金か知らなかったそうです」


 刑事が教えてくれた。


「最初は気味が悪かったようですが、母親一人の家庭で生活も苦しかったので、そのまま使っていたそうです」


「今は?」


「看護師として働いています」


 僕は少し迷ったあと、会えるかどうか聞いてもらった。


 小野寺菜月さんと会ったのは、駅前の小さな喫茶店だった。


「あなたが、あの人の息子さんなんですね」


「はい」


「似てますね」


 そう言われて、僕は返事に困った。父に似ていると言われたのは久しぶりだった。


「父が、申し訳ありませんでした」


 頭を下げると、彼女はすぐに首を振った。


「やめてください。あなたが謝ることじゃないです」


「でも」


「私も最近まで知らなかったんです。毎月お金を送ってくれていた人が、父の事故に関係していた人だって」


 菜月さんは、一通の封筒をテーブルに置いた。


「これが届いたんです。亡くなる少し前に」


 父からの手紙だった。毎月の送金とは別に、初めて父が送ったものらしい。


「読んでもいいですか」


「どうぞ」


 中の便せんには、見覚えのある字が並んでいた。少し右にかたむく、昔と変わらない父の字だった。


『小野寺菜月さんへ。


 私は、あなたのお父さんが亡くなった夜、その場にいました。


 私は十年間、自分が何をしたのか、何をしなかったのかを考えてきました。


 お金を送れば許されるとは思っていません。謝れば終わるとも思っていません。


 ただ、あなたが大人になるまでは、少しでもできることをしたいと思いました。


 あの夜、私はもっと早く動くべきでした。それをしなかったことを、これからも忘れることはありません』


 手紙には、母のことは一言も書かれていなかった。自分が車を運転していたとも書いていない。ただ、自分があの場にいて、助けるのが遅れたことだけを書いていた。


「これを読んで、警察へ行こうと思いました」


 菜月さんが言った。


「でも、その前に山本さんが事故で亡くなったって聞いて」


「父を恨んでいますか」


 口にしてから、聞くべきではなかったと思った。


 菜月さんはしばらく考えていた。


「分かりません」


 そして少しだけ笑った。


「たぶん、一生分からないと思います」


 それは、とても正しい答えのように思えた。


 


 父の部屋を片づけることになった。


 六畳ほどの部屋には、おどろくほど物がなかった。冷蔵庫、小さなテレビ、布団、食器が二つずつ。本棚には古い文庫本が何冊か並んでいた。


 机の引き出しを開けると、写真の束が出てきた。


 僕の写真だった。


 小学校の入学式、運動会、中学の卒業式。最後の一枚は高校三年の春で、僕が玄関で靴を履いている後ろ姿だった。いつ撮られたのか覚えていない。


 写真の裏には、『悠人 十八』とだけ書かれていた。


 その下から、一冊の大学案内が出てきた。


 僕が通った大学のものだった。


 さらに新聞の切りぬきがあり、卒業者一覧の中にある僕の名前へ赤い丸がつけられていた。


「なんだよ、それ」


 誰もいない部屋で声が出た。


 父は知っていたのだ。僕が大学へ行ったことも、卒業したことも、たぶんどこかで調べていた。


 それなのに、一度も会いに来なかった。


「生きてたなら、来いよ」


 返事がないことは分かっている。それでも言わずにはいられなかった。


「一回くらい、来ればよかっただろ」


 机の一番下に、白い封筒があった。


 表には、『悠人へ』と書かれていた。


 その文字を見た瞬間、手が止まった。


 封を開けた。


『悠人へ。


 これをお前が読むことがあるのかは分からない。もし読んでいるなら、たぶん俺はもういない。


 お前には、父親は十八のときに死んだと思っていてほしかった。勝手だと思う。俺もそう思う。


 あの夜、俺は母さんを守ろうとした。でも、それだけじゃない。


 警察に行けば母さんが責められる。会社にも知られる。悠人の受験にも影響する。そんなことばかり考えていた。


 本当は、小野寺を助けることだけ考えるべきだった。


 俺は十五分、迷った。十五分もだ。


 だから、俺には母さんだけを責めることはできなかった。俺も同じだった。


 あの日から、自分が父親なのか、人を死なせた男なのか、ただ逃げただけの男なのか、ずっと分からなかった。今も分からない。


 だからお前にも、俺をいい父親だったと思ってほしいとは言わない。悪い父親だったと思ってくれていい。


 ただ一つだけ言いたい。


 お前が生まれた日のことを、俺は今でも覚えている。あんなに小さいものを、自分が守れるとは思えなかった。それでも守りたいと思った。


 たぶん俺は、その気持ちだけで間違ったことをたくさんした。


 すまなかった。


 悠人。


 大学卒業、おめでとう。』


 最後の一行だけ、少し字がにじんでいた。


 僕は手紙を持ったまま、しばらく動けなかった。


 十年前の葬式では出なかった涙が、そのとき初めて流れた。


 


 父の葬式を、もう一度行った。


 二度目の葬式だった。


 今度は棺の中に、本当に父がいた。白くなった髪、深くなったしわ。僕の知らない十年間が、その顔には残っていた。


 母は棺の前に立ち、長い間動かなかった。


「何か言わないの」


 僕が聞くと、母は小さく笑った。


「言うことが多すぎるのよ」


 そう言って、棺にそっと手を置いた。


「だから、会ったときに言う」


「会えると思ってる?」


「どうかしらね」


 母は少しだけ考えた。


「地獄だったら、会えるかもしれないわね」


 僕も少し笑った。


 こんなときに笑うのはおかしい気もしたが、父ならたぶん怒らないだろう。


 火葬が終わったあと、母と二人で駅へ向かった。しばらく歩いてから、母が口を開いた。


「悠人」


「なに」


「お父さんのこと、どう思った?」


 すぐには答えられなかった。


 人を助けることをためらった男。妻を守るためにうそをついた男。息子を十年間だました男。被害者の娘へ毎月二万円を送り続けた男。遠くから息子の大学卒業を調べていた男。そして、最後まで自分を許せなかった男。


「分からない」


 僕は答えた。


「父さんが、いい人だったのか悪い人だったのか、まだ分からない」


「そう」


「でも、父さんだったんだとは思う」


 母がこちらを見た。


「それだけ?」


「それだけでいいよ」


 父が何者だったのか知りたい。


 そう思って僕は長野まで来た。


 けれど結局、答えは見つからなかった。


 人間は、一つの言葉では決められないらしい。善人でもあり、悪いことをした人でもある。誰かを守った人でもあり、誰かを傷つけた人でもある。


 その全部が、父だった。


 その日の夜、実家の押し入れから十年前の葬式の写真を見つけた。


 祭壇の中央には、若い父の写真が置かれていた。四十八歳。笑うのが苦手だった父が、めずらしく少し笑っている。


 僕はその写真をしばらく眺めたあと、今回の葬式でもらった父の写真を横に置いた。


 五十八歳。


 十年間、別の名前で生きた父。


 二枚の写真は、同じ人間なのに、まるで別人のように見えた。


 十年前、僕は父を一度失った。そして今日、もう一度失った。


 それなのに不思議なことに、二度目に父が死んでから初めて、僕は父という人間を少しだけ知ることができた。


 写真をしまおうとして、ふと手が止まった。十年前の父の写真の裏に、文字が書かれていることに気づいた。


『悠人が撮った写真。俊一、四十八歳』


 母の字だった。


 覚えていなかった。


 僕が撮った写真だったのか。


 写真の中の父は、少しだけぎこちなく笑っている。


 その顔を見ているうちに、忘れていた記憶が戻ってきた。


「父さん、たまには笑えよ」


 僕がそう言うと、父は困ったような顔をして、


「こうか?」


 と笑った。


 僕がシャッターを押した。


 その写真だった。


 十年前、父は僕に何か言おうとして、


「なんでもない」


 と言った。


 ずっと、その続きを知りたかった。


 たぶんもう、知ることはできない。


 それでも僕は写真に向かって言った。


「父さん」


 少し間を置いた。


「今度は、ちゃんとさよなら」


 返事はなかった。


 けれど、それでよかった。

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― 新着の感想 ―
父親の写真にまつわる最後の場面が静かで印象に残りました。長いあいだ分からなかった父の一面を、写真を通して少しずつ知っていく流れがよかったです。
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