朝 の 1 コ マ
次の日。
私達は部室までの廊下でたまたま会った。
慄「おはよー。」
秋「おはよ。きのうは…ありがと///」
慄「ところでさ…もうそろそろ…返事、聞かせてほしいんだけど…」
秋「…///」
慄「や、別に今じゃなくていいよ!!言えるようになったらいつでも言って!」
秋「うん…ありがと。ごめんね…気持ちの整理つかなくて」
慄「ゆっくりでいいよ。それに――…‥
――――このやり取りをこっそり聞いている人がいた。
るいと庄君、それに事情を知った柚歩先輩と帆乃である。
柚「なになに!?何かあの2人すっごくいい感じじゃない?」
帆「るいちゃん達、この事知ってたの?」
る「う、うん…」
4人はこの光景を10㍍離れた所で見ていた。
しかし、何となく視線を感じていた秋は、急に立ち止まって振り返ってみた。
4人はこの秋の行動に驚き、慌てて近くにあった大きな柱の陰に隠れた。
しかし、安心するのはまだ早かった。
1番前にいた庄君に3人が体重をかけ、2人の様子を見ていた。
慄「どうしたの?」
秋「ううん…なんか見られているような気がしてさ…」
慄「そういえば…」
その時。
3人の体重を1人で支えていた庄君がバランスを崩し、
残りの3人も前に倒れこんだ。
慄・秋「ああ~っ!」
秋「るい!庄君!帆乃ちゃん!それに…柚歩先輩まで!!」
る「あちゃ~…」
柚「ばれちゃったね…」
帆「ここはとりあえず…」
庄「にげるぞ~!!」
秋・慄「待て~~!!」
―この時は知るよしもなかった。
あんな事になるなんて―
こんにちは、NANAです。
後ろはギャグですね…
最後のは、ちょっとした次回予告です。
秋の身に何かが起こります…