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 H a p p y  B i r t h d a y  F o r  A K I


今日は12月26日

秋の誕生日。


朝から「おめでとう」といわれ続けた


そんな日の帰り。


慄「な、なぁ」


秋「ん?」


慄「お前、チャリだろ。その…一緒に帰らねぇか?」


秋「へ…?う、うん。」



~~~


秋「で?」


慄「ん?」


秋「こうやって誘ったからには、何か魂胆があるんじゃない?」


慄「ははっ…やっぱお前はだませねぇな」


秋「やっぱり…」


慄「ほら。誕生日プレゼント。」


秋「う…わぁ…ありがとう!大切にするね!」


中身は鍵の形をした、ルビーと金の装飾のブローチ。


秋はブローチを手に取り、しげしげと眺めていた


慄「なっ…なぁ。」


秋「へ?」


顔を上げた瞬間だった。



2人の影は1つになる



慄「これがホントのプレゼント。happybirthday、千草。じゃあな!」


後には顔を真っ赤にした秋がいた。


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