表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
23/26

s i d e る い


苦しかった。


秋をあんな形で苦しめていたのが辛かった。


私もひっそり庄君の事が気になっていたから、

告白された時は嬉しかった。


でも…秋が涙を流した時、やっと私は秋の気持ちに気づいてやれた。



私が気絶したとき。夢をみた。



秋がいた。


慄君がいた。


それと、妖精みたいな女の子と


天使みたいな格好の女の人と


顔をベールで隠した人がいた。



私は…剣を持っていた。


目の前には、やっぱり剣を持った秋。


あの子は震えている。



私は黒装束の人に「秋を倒せ」と言われた。


体の自由が利かない。


喋れない。


どうしようかと迷っていた。



秋が…剣を置いた。


涙を…流した。


なんで…?



秋…?


気づけば秋に抱かれていた。


「私は幸せだから」





―ほんと?―…




自然に涙が出た。


秋を倒さずにすんだんだ。


よかった―本当に…よかった―…








秋。―アリガトウ―








評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ