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プロローグ

彼が幸せなのなら、それで良かった。


あの子が幸せなのならそれで良かった。


私はどうなったっていい。

あの子の幸せ、彼の幸せが

私の幸せなんだから。

___________________________________________________


「…っ」


ここは、私の部屋。

そして、ベットの上。


なぜ泣いているかというと…


そう、失恋。



私が好きになった人は友達が好きだった

その事実を知った私はただ、「おめでとう」が

精一杯だった。


今までで一番の大きな恋愛。

その分一番大きな失恋。

その日の夜

私はベットに突っ伏して泣いた。



こんにちは。

NANAです。


恋愛には慣れていないのですが…

精一杯がんばります。


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