心理学に基づく、しつこい新聞勧誘の断り方
一度はっきりと購読しない意思を告げれば、再び同じ事業者から再勧誘を受けた場合、特定商取引法によって違法となる。
しかしこの法律による罰則は、都道府県知事の独断と偏見によって、業務停止命令が下されるだけだ。
つまりマスゴミのように政治と癒着した権力者たちが受ける可能性は低く、受けたとしても勧誘はただの下請けの仕事。
ただ会社を新しく建て変えれば良いというだけの、権力者のご都合のみによって作られた穴だらけの悪法である。
権力者とコネがなかったり、下請けを雇えないような中小企業はダメ、自分たち大企業の権力者どもは良い、というわけだ。
それでもやるだけやった方が良いが、無理なら下には対策を練るしかない。
『新聞拡張団 マスコミの暴力機関』あらすじ
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『集金人』あらすじ
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まず自分が新聞を購読したくないわけでも、ただしないわけでもなく、無理だ、出来ないということをハッキリと伝える。
「あ~、新聞購読は無理ですね。うちは出来ないです。家計が苦しくて、赤字ギリギリで」
しなければいけない、することができないと言うだけ、心理的に断ったり食い下がりづらくなる。
それから相手の境遇に同情を示しながら、真に責任のある人間に怒りを向けさせる。
「まああなたもノルマとか大変だっていうことは分かってます。読みましたよ、新聞拡張団についての記事とか。もう上司からのパワハラが酷いらしいですね。新聞社なんて無茶苦茶なノルマ課して、あなたみたいな現場の方に無茶させようってわけですよね。それで問題起こしたら知らぬ存ぜぬ、取引先が勝手にやったことで私らも迷惑です、なんて尻尾切りされる。会社があなたに酷い事させようとイジメて焚きつけたくせに、いざあなたがノルマの為に嫌がらせや暴力になんて訴えたら知らんぷり。全てあなたの責任ってわけです。あなたのことをイジメた上司は、あなたが犠牲になってくれたお陰で、何も知らない市民を怖がらせて契約させやすくなって喜ぶだけ。あなたはあなたをイジメて虐げた連中の欲望の為に人生まで犠牲にさせられるのに、連中は何の報いも受けない。本当に酷い。理不尽も良いところです」
次に罪がない顧客側の事情について理解を促す。断っているのは自分だけではないことを思い出させる。
「でもね、今の世の中、新聞なんて購読する余裕のない貧しい人たちが沢山いるんです。見た目にはそう見えなくたって、色んな出費が嵩んで、そんな読んでもないようなものに無理やりお金払わされるなんて酷い、あんまりだって。そんな人たちにしつこく要らないもの売ろうとしたら、そりゃ怒る人たちだって沢山いるわけです。勘弁してあげてください。わかってあげてください」
それでもしつこく来るならその行為の虚しさに思い至らせ、改めて本当に責めを受けるべき相手に怒りを向けさせる。
「まあまあ、考えてごらんなさい。あなたがそうやって無茶な勧誘して得する人は誰ですか? 裏で笑ってる人は誰ですか? あなたをイジメてパワハラしてきた上司たちでしょう? なぜ連中があなたに酷いことしたかわかりますか? あなたにそうやって指示してもない違法な勧誘をさせるためです。自分たちの手は汚さないで、あなたが勝手に連中の為に汚い仕事をさせるようけしかけてるんですよ。それであなたは何が得られるんですか? 人生メチャクチャにされて終わるだけです。使いつぶされてポイです。連中はあなたのこと鉄砲玉にして、自分たちだけ安全圏で甘い汁啜ってるわけです。そういう連中が一番許せませんよ。連中が殺されるべきなんです。報いを受けさせてやりたい。誰ですか? あなたをそんな風にイジメる上司は? 名前は? 住所は? 家族とか知ってますか? あなたをそんな風に使い捨てにして稼いだ金で、きっと良い生活してるんでしょうね。大阪都知事の橋下徹なんかも両親が新聞拡張団でしたっけ。息子を弁護士にして政治家にまでさせられる。上級国民って奴じゃないですか」
こういっても相手が聞く耳を持たなかった場合、それは自分たちへの批判に対して事前に想定し反論しておくことによって無効化する洗脳戦術を企業側が利用している可能性が高く、それに対して批判する。
「もしかして会社の人たちから、こういうこと言う客の言うことは信用するな、みたいなこと言われてます? ああ、それはカルト教団なんかがよく使う手口でしてね、自分たちへの批判を前もって想定して叩くことで、その批判の説得力を貶めようとする洗脳方法なんですよ。だからカルトってやたら「我々は世間からこういった言われない非難や中傷を浴びている~」みたいなこと言うでしょ。「それは我々の社会的信用を失墜させようとする陰謀である」とかまず信者を洗脳するわけ。詐欺だって同じでしょ。「ねずみ講っていうのは世間では評判悪いけど~」みたいなことを最初に話して信用を上げようとするじゃないですか。まず言われてる批判とそれに対する反論と、どっちの方が正しいかって一旦距離を置いてよく考えないと騙されるんですね」
お茶や水をあげるなど、ちょっとした親切心が相手を説得することもある。
パーティに押し入った強盗が、客から料理を差し出されただけで何も盗らずに帰ったこともあるほど、荒み切った心の持ち主には、ちょっとした親切に強く心が揺さぶられる。
玄関などにきて直接応対させられるときは、土間に下りずに、相手を自然と上から見下ろすように心がけ、さりげなく包丁などを手に持って自衛しつつ、
「ああこれ? いま料理しようと思ってたところに来たもんだから、つい持ってきちゃっただけですよ(笑)どうぞお気になさらず。」
と悪意はないようにアピールしながら、緊張感を与え、付け入る隙を与えないようにする。
人間は自分より弱い相手、無防備な相手に対して暴力をふるう抵抗が減る。抑止力としての自衛は絶対に必須。実際に新聞の勧誘員による暴力事件は数多く起こっていることを忘れずに。
包丁を置けなどと言われたら、遠回しに相手の動機を疑う。
「まあまあ別にいいでしょ、あなたが私に襲い掛かりでもしない限り、私が今日あったばかりのあなたを刺すなんてこと絶対にあるわけないんですから。まさかケンカしに来たわけじゃないでしょ? なら気にする必要なんてないじゃないですか」
それでもしつこく食い下がってくるなら、
「すみませんが、そこまで言われると私も怖いので、もうこれを手放せなくなってしまいました。どうしても気になるなら、どうかお引き取りください」
何度来ても同じように包丁をもって応対し、
「また料理しようと思ったところに来られたので。いやぁ偶然って怖いですなあ(笑)」
悪意は見せないように注意しつつ、決して油断していないことを相手に印象付ける。
重要なのは徹底的に親切にする、相手を責めず、本当に悪い者たちに注意を向けさせる。
しかし下手に出ず、主導権を握られないように注意し、こちらの事情を理解させる。