がんばる四十過ぎの初老
時間あれば更新します
死んだ。
間違いなく死んだだろこれ。
思えばあれがフラグと言うやつか。
先日買った宝くじ、所謂ロトだ。
連続5回分買ったつもりが5口で買ってしまった。数字はボックスで選んだのだが、、、
1~3等まで当選。
その当選金で初の海外旅行。
絶景でも見るか!と、意気込んで参りましたはナイアガラの滝。
チャーターしましたよ。プロペラ機。
よくわからん契約書にサインをしたのがいけなかったのか、死んでも自己責任ってなんだよ!
今目の前にはそのナイアガラの滝。
パイロットと通訳の二人が言う。
異常ないのに制御不能。
何故、何故?神様ぁ~!
そこまで訳さなくて良いよ?
きっとその神様のバチでもあたったのか、全ての運を使いきった自分のせいだろう。
ならば、いるかわからん神様よ。
バチを当てるなら自分だけにしろ!
あの二人にはまだ運もあるはず。
でも、一言だけ神様に言わせて貰おう。
上げて落とすな。
これからの人生薔薇色のはずが、
今やセスナで急降下。
二つの意味で上げて落とされたわ!
まぁ、生まれ変わりでもあるなら、次も人間でお願いします。
バラバラになった飛行機。
パイロットと通訳は何故かほどよく滝壺から離れた岩場にしがみついている。
何故自分は浮いているのだろう?
あっ!双子芸人のやるやつか!
まぁ、あの二人が死ななくて良かった。
上昇し続ける自分。
体の周りがキラキラ光ながら散っていく。
それと同じく意識も散っていく。
ん?
まだ意識がある。
声は出ない、体の感覚もない。
まさか幽霊とかになったのか?
なにもかも聞こえない。何も聞かせて、、、
って言わすなよ!
クスクス
なんか聞こえた。
プークスクスとかいうなよ!
「言ってませんよ?」
出たな?ショッカー!ひー!とか言ってみろ!
ってかしゃべれません。見えません。
聞こえ、、、てるなぁ。
「こんにちは」
あらまどうもご丁寧に。
初めましたこんなんです。
どんなだよ?
自分に入れる突っ込みだが、本当にどんなんだか、わからん。
「あのぉ、、、」
あ、見えないし、伝える術がないのだが、どうしたもんだろう。
「大丈夫ですよ?聞こえてますから。」
おおぅ?そなの?
では改めて初めましたこんなんです。
もといはじめまして、こんにちは。
ところであなたはどなたでしょうか?
はっ!人に名を訪ねる前に自己紹介せねば。
おっす。オレひげ面。
確か45歳だったよ。つい最近まで。
「ごめんなさい」
ん?聞こえる感じだと女性かな?
何故謝るし?
「実は、、、」
なんかいろんな説明があったが、要約すると、
偉い神様が地球の危機を救おうとしたが、間に合いそうもなかったので、一番運の良いやつを悪く言えば生け贄に地球を救ったとかなんとか。
オレ生け贄?
で続きがあって、地球を救った功績で神格化したらしく、ここにいるのがオレ?
で、死ぬ間際に言った生まれ変わるなら人間ってのをすぐにできなかった事と生け贄にした事の謝罪だったらしい。
で、偉い神様とやらは、もうひとつの願いを叶える為に離席中との事。
あ、パイロットと通訳さんね。
良い感じの20xx年でここは遠さねぇぜぇ~って言いそうな人相のパイロットと、なんとかキャンプで隊長さんの後ろで動いているかのようなお姉さん。きっと隊長はビリーとか言うマッチョだろう。
、、、、、、、、、
続く沈黙。
ところで、生まれ変わりがすぐに出来ないとの事だけど、生まれ変われるの?
「勿論です。日本で言う所の異世界転生と言うやつですよ?」
うむうむ。
きっとダメ神じゃない方の良い感じの女神様の方だな。
オレのイメージではだが。
「チート能力とかもつけられるんですよ?」
なにゅ?
それは素晴らしい。
略してそれすば!
っと言うか、神格化の件について聞きたいのだが、、、
神格化した事で出来る事って何?
「様々な事象と本質を見る目と、古代魔術と魔法、ものを作る事、後は何かを司る事ができます。ただ、神格化と言っても、その格によって出来る事の大小があります。
後はスキル創造ですね。ただし既存のスキルではないので、メリットのある能力はデメリットが必ずつきますので、スキルを作る際はデメリットの設定をして下さい。そうしないととんでもないデメリットになってしまいます。
それと、デメリットがメリットと対価が合わない場合はメリットの能力がデメリットより小さくなるのでご注意下さい。」
ほうほう。作り方は?
「はい。
作り方は単純です。例えば暗いとき、光あったら良いのに。あ、明るいままだと寝られないから、1日の半分くらい明るければいいかな?
みたいな感じです。
ただ、今の例は最上位の方が以前やった事なので、どこまであなたができるかは不明ですし、神威の現れ方のそれぞれなので、一概にはいえませんので。いろいろと試して見て下さい。」
なるほど。では早速
[ステータス~ex個人®]
種族、強さ、能力を見る事が出来る。
さっきの事象本質を見るって能力の劣化させてスキルにしてみた。
デメリットは見ている間は硬直し、見られてる対象はだれが見ているかわかる。
[経験値ダウン ~ex個人®]
現在のステータスのままレベルを下げられる
仮定として
レベル02→01→02
力 10→10→13
防 10→10→12
素 10→10→12
魔 10→10→13
体 10→10→15
運 10→10→11
この場合レベル2が2回目なので
レベル2-2となる
経験値の下げ幅は任意にも可能
仮にレベル1~2に上がる為に必要な経験値が10だとして、経験値獲得時に9下げる事も可能。
取得経験値はストック可能。
ただしレベルを上げる為には必要分消費する。
なおレベルダウンした場合、下げたレベルまで経験値の総所得値は落ちる。
ストック値は別の値となる
仮にレベル1まで落とした場合、総所得経験値は0になるが、
ストック値があれば、その値は取得したままの数値となる
裏技 ex個人®のみ
レベル1~2まで上がるのに取得経験値(ストック含む)が10倍の100取得してもレベルが上がらなかった場合、経験値取得1.5倍の[経験値ブースト小]のスキルを獲得。
100倍の1000。1000倍の10000。10000倍の100000で経験値ブースト中→大→特
と変わる。
レベルの上限は999
デメリットはレベルを下げた時の経験値の消失
1日に一度レベルを上げないとレベルが下がる。
必要経験値は20×レベル(2~999=500499)×998
9999970020かな?
約100億でカンストなのだが、、、999-999にするためには9兆9900億?
世界を滅ぼしてもカンストは無理だろうな。
[経験値変化~ex個人®]
スキルにレベル(経験値)をつける事が出来る。
デメリット、経験値ダウン系統がないと取得出来ない。
[スキル変化~ex個人®]
魔法や格闘術、物作り、技量の必要な事象の能力を表す
デメリット、スキル変化前には使えるだけで、技量は上がらない。ただし、使える能力はスキルに変化させる事が可能だが、努力必須。
ふむ、これなら、神眼があれば魔法も物理も両方のスキルが取得出来るようになるだろう。
あ、あと
収納と、転移とかは、転生してから考えた方が良いな。
きっとデメリットが大きくなりすぎるから。
[能力付与~ex個人®]
持っている能力を物につける事が出来る。
デメリット、着けた能力は戻せない。付与時にはその性能が落ちる事がある。
[レベル変化~ex個人®]
全ての技能にレベルをつける事が出来る。
デメリット、経験値ダウン系統がないと取得不可
[混ぜるな危険 固有]
あらゆる物を混ぜて新しいものに変化させる
デメリット、二つ以上の物が一つになる。
分解不可能
よし、これらを自分に着けてみるか。
今なら、経験値ダウンのデメリットもレベル1のオレにはデメリットにならないからな。
「あ、あのぅ、、、」
おお、良い感じの方の女神様。何か?
「今なんだかとんでもないものが作られた気がする。、、、んですが?」
そうなの?全て揃えなくてもぶっ壊れ性能ばかりだろうけどね。
ただ、単品だとデメリットの方が大きくなるだろうけど。
「ところでex個人とはなんなのです。、、、しょうか?」
ああ、スキルの、個有化と、スキルのランク付けみたいなものにしました。
概念としては、
使えるだけ、通常スキル、ユニーク、レア、extra、ex個人
と言う感じですね。
因みにex個人は神格化していれば、入手可能です
つたない文章ですがお読み下さった方に感謝