表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
6/334

6 最強の種族!

①うわ・・・、俺貧弱すぎ?

②魔法つかいたいです(´・ω・`)

③これこそ、最強の魔物!


 ステータス

 名称 :純粘液(ピュア・スライム)

 氏名 :

 分類 :半虚現体

 種族 :粘液族

 LV  :1/5

 HP  :10/10

 SP  :10/10

 MP  :0/0

 筋力 :1

 耐久 :1

 体力 :1

 俊敏 :1

 器用 :1

 思考 :1

 魔力 :1

 適応率:100(Max100)

 変異率:0(Max100)

 スキル :<無し>

【ピュア】全ての可能性を秘めた存在。同種族であれば全ての上位種へ進化が可能。

 コスト: 35 DP


 え? 間違いじゃないかって?

 最強の肉体(あらゆる環境に適応)を持ち、圧倒的な(数の)力を持った種族、…うん! 間違いじゃない!

 ステータスが極端に低いけど(てか最低値)これには理由がある。まず、当然だがステータスが高いとDPが高くなる。スキルの所持数と質もそうだ。で、問題なのが【適応率】だ。この値が高いとステータスに比例してコストが上昇するのだが、その上昇率がとんでもない。半端なステータスじゃあの毒には抵抗できないだろうし、ならいっそ数で稼ごうという考えだ。そのために更なるコストダウンを目指す!魔物としてのコストはこれ以上下げられないので、他からアプローチ! これもダンジョンの定番!


【スポナー(小・中・大)】設定したものを自動で【作成】する。【作成】のオンオフ、速度を設定できる。(施設)コスト:小100DP、中1,000DP、大10,000DP


 最初は初期コストが高く、後の【作成】をノーコストで行うものを【創造】しようとしたのだが不可能だった。無から有は作れないためだ。DPの代わりに魔力をコストに使えないかとも思ったが、効率が悪すぎるため諦めた。35DPのピュア・スライムを作るのにDPを魔力に変換してから作ろうとしたら、その工程に1,000DP程かかるらしい。本末転倒である。

 また、これを【創造】した時に分かったことだが、【作成】を行うとき全てのDPが材料として使われるのではなく、【作成】を行うためのコストとしても使われていたのだ。同じものの場合、手作業で作るよりも、工場で生産したほうが低コストになるのと同じで、大量に作る場合、スポナー(工場)を使ったほうが得ということで、今の形になった。

 スポナーの大きさは一度に【作成】できる量が変わるだけだ。生産コスト的には変わらない。DPも敷地も余裕がないので、スポナー(小)を【作成】して設置する。


 ~ 100DPを使用して、ピュア・スライム【スポナー(小)】を【作成】します。一度の【作成】コスト15 DP、最大【作成】速度は10分です ~

 ~ ピュア・スライム【スポナー(小)】を設置します。場所、速度を指定してください ~


「ここに、速度は最大で」


 毒溜まりの横を指定する。すると淡い光を放つ半径1m程の池、スポナーが現れる。それと同時にスポナーからピュア・スライムがわらわら生まれてきた。


(プルプル)


 おぉ、設置と同時に1回目が生まれるのか。数は……10匹かな?

 無色透明な体に心臓部である真っ赤な魔石が収まっている。大きさはソフトボール程度、片手に収まるぐらいだ。…自分で生み出しといてなんだが、かわえぇ~。癒されるわ。

 そうそう、意外だったのは、この世界にスライムに当たる魔物が存在しなかったことだ。似たようなのは居るみたいだけどかなりキモイ、ヘドロみたいなやつだ。他の魔物もそうだが生み出す気せぇへん……。


 ピュア・スライム達は毒液へと向かって行き、取り込み始める。

 この死毒という毒、毒性は強力だけど<増殖LV2>による浸食速度はそこまでではない。HPが尽きる前に耐性を取得できると良いのだが…。

 ずっと見ているわけにもいかない。他の魔物や、ピュア・スライム達の進化先の【創造】、これが失敗したときの代案も考えておかないと……まだ始まったばかりだ。


世界樹の迷宮(仮)

LV:1

特性:植物

DP:12,178(100DP消費)

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[良い点] 内容は面白そうでした [気になる点] 前書きの要約?の存在価値がわかりません 次のページ開いて最初に目に入るのがあれなので、読む気がなくなりました 読書中に話しかけられてるようで不快です …
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ