じてんしゃ
ふつうのまちに、ある子どもがいました。
なまえをたかしくんといいます。
たかしくんはじてんしゃにのるのがすきでした。
たかしくんは はしることよりもはやいじてんしゃにむちゅうです。
ジリリリリリリリン!
ジリリリリリリリン!
だれもが ベルをいっぱいならすと みちをゆずってくれるので 王さまになったかのようです。
あるとき ほどうをはしっていると まえにおばあさんがあるいていました。
いつものようにベルをならしまくります!
ジリリリリリリリン!
ジリリリリリリリン!
ジリリリリリリリン!
ジリリリリリリリン!
ジリリリリリリリン!
ジリリリリリリリン!
おばあさんにあたる! とおもっても おばあさんはどきませんでした。
たかしくんは おばあさんをひいてしまいました。
おばあさんは たおれました。
なにか あつみのある みずたまりが ひろがりました。
だれかが なにか さけんでいます。
おばあさんは きゅうきゅうしゃにのせられ どこかへいきました。
たかしくんは おまわりさんといっしょに パトカーにのりました。
つれていかれたさきに トーチャンとカーチャンが きました。
ケンカをしていました。
トーチャンが たかしくんをなぐり おまわりさんにつれていかれました。
トーチャンとは もう2どとあえませんでした。
カーチャンとも まいにちあえなくなりました。
カーチャンにも 2どとあえなくなりました。
そのあと 「たかしくん」をみたひとはいませんでした。
じてんしゃのルールは じてんしゃのためだけに あるものではありません。
トーチャン カーチャン せんせい おまわりさんにルールをおしえてもらいましょう。
あぶない。
教えてもらおう!交通ルール!
大人がやっていても、マネしてはいけません!