おとしもの
ふつうのまちに、ある子どもがいました。
なまえをたかしくんといいます。
あるとき たかしくんがふつうのまちを 1人であるいていると
どうろに おさいふがおちていました。
たかしくんは おまわりさんに ひろったおさいふをとどけるために
こうばんへむかおうとしました。
すると わきみちから 1人のおとながでてきて
「おとしたおさいふを さがしていたんだ」
「いま きみがもっているおさいふは わたしがさがしている
おとしたおさいふだ」
「かえしてもらえないか?」といってきました。
たかしくんは ひろったおさいふを そのおとなにかえしました。
そのおとなは おさいふのなかをみて きゅうにこわいかおになり
「はいっていたおかねがない」
「さてはおまえがぬすんだんだな」
「おまわりさんにつきだしてやるからいっしょにこい」
と大きなこえでおこりはじめました。
びっくりしたたかしくんは おこるおとなのいうとおりにしました。
いわれるままに ちかくにあったくるまにのって どこかへつれさられました。
そのあと たかしくんをみたひとはいませんでした。
おかあさんやおとうさん しんせきのひとたち まわりのひとたちが
いっしょうけんめいにさがしましたが やさしいたかしくんはみつかりませんでした。
おとしものがあったときは おまわりさんや ちかくにいるひとに
おしえてあげましょう。
そしてどうしたらいいかききましょう。
こわいおとながいたら 大きなこえをだして にげましょう。
あぶない。
https://www.secom.co.jp/homesecurity/bouhan/b/bouhan017.html
知らない人ってどう言う人?