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第3話、安らぎの場所

パソコンをひらく。そこには、私の世界が始まるいや、違う。

正確には『私達の世界』ここでは普段私が口にできない言葉で満ちているのだ。

『ねぇ、私は生きていいの?』


『…もちろんだよ。』

知らない女の子が答えを求めて、また、知らない女の人が問いに答える。

ここには、なんとも言えない空気で満ち足りている。ここにいるかぎり私達は特別でいられる。

まわりから見れば明らかに異常とよばれる空間。でも、みんな同じゃないか。何かに頼って、誰かに依存して自分が必要にだということを確認している。

ここにいる人たちは、社会という空間でそれができないのだなんで、それが出来ないのかって?

答えは一つ私が、私たちが駄目な人間だからである。

ここに居れば私は守られている、自分が駄目だっていうことを感じないで住む…

違う。ちゃんと感じてるんだ。自分が駄目だっていうことを…ここは麻酔みたいなもんだ。麻酔がきれるとどうしようもない、劣等感に襲われる。本当にどうしようもない自分。

どうして、自分は駄目なんだろう。

考えても答えはでない。書き込みをする『どうしては自分は駄目なんだろうって』

すぐに返事が書かれる。『そんなこと、ないよって』それに返事を書く

『ありがとう』

私のことを知ってる人は私のことを優秀だと思ってる。

学校すら行ってないけど成績はいつもトップ。

今更、不登校なんて珍しくない。

入れない大学はない。

…羨ましい

これは、高校生の評価がテストていう尺度で判断されるからだ。

でも、私には何もない。意味のあるものは何も持ってない。人との強い絆とか、譲れない何かとか…私には何もない。だから私は駄目なのだ。

そんな自己嫌悪に陥りながらパソコンを見る。

…すると私宛に1通のメッセージが届いてた。

その、メッセージは今までのメッセージとは少し変わっていた

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