1話、葛藤女子高生
…私は不安だ。
『いやみんな不安なんだけたどね』
それでも私は不安なのだ
『どしたの?』
…明日、テストなの
『くだらない』
ひどい
『そんなのみんな不安でしょ』
そう、みんな不安。私は私の中の葛藤といつも戦う。
でもさ…
『でも?』
…
『早くいいなよ』
私が一番駄目なの。
『なんで?』
いるでしょ。努力しても報われない人。私はそういう星の名の下に生まれてきたの
『…』無視?いつもそうだよね『あんたさ』
何よ
『どーでもいいけど、変人にしか見えないわよ』いつも私の中での葛藤はその人ことで終わってしまう。まあ、鏡みながら寝る前の30分一人で話してるんだから変人と言えば変人なんだけど…
いや!変人ではない。これは女子高生なら誰にでもあることなのだ。いや、人間ならみんなある。あるでしょ。無性に不安になって私みたいに話すこと。
ない?嘘、隠してるだけ。みんな不安なのだ。不安でしょ?容姿?学力?経済力?今の時代はみんな順番がでるんだから何も感じない方がおかしい。
幸いにも私の秘密は誰も知らない。だから、私はこんなにもみっともないことができる。
一通り叫んだら私は学校に行く。これはもう私の中の日課で別に珍しいことではない。
そう、私は今日もいつものように学校に向かう準備をする。
学校に行こう。…
『…』
…
『どしたの』
…
『どしたのさ』
やっぱ行きたくない
『なしてさ』
だって私の努力は報われないもん。
『また、それ』
だって
『そんなに嫌ならやめるば』
…やめる。学校行くのやめる。
こうして時々私は不登校なる。
くだらない?でも人の悩みなんて、その人にしかわからない。
この話は私の不登校生活から幕をあける