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ニョッ!(*・ω・)ノ 元気してた〜?

作者: 七宝

寝ぼけて書いた雑記なので、意味不明な箇所があるかもしれません。ご容赦願いません。来いやーーーー!


来てみろやーーーーーーーーーーーー!!!

目が覚めたので起き上がって、部屋を出る


何かを踏んだ

それは生暖かく、気持ち硬めのスライムのような感触で、ひどく不快だった


うんこだった


咄嗟に片足立ちになり、壁に手をつくと、


手に


「ぐしゃ」っと小さなものを潰した感覚が


手を離すと、潰れた卵を下半身に纏ったゴキブリが落下した


バランスを崩した俺は叫びながら尻もちをついた


ちょうどその時、口に鳥のフンが落ちた


意外に無味だ⋯⋯


あ、やっぱちょっと苦い


んでお尻が痛い


腰もめちゃくちゃ痛い⋯⋯クソ


極めつけに、顔に放尿された。知らん犬に⋯⋯


知らん犬には首輪が付いていて、その首輪にはリードが付いていて、そのリードの先には人間の手があった


顔を上げると、そこには知らない女の顔があった


知らない女が俺の家で犬の散歩をしている⋯⋯?


自分の犬が他人(ひと)の顔に小便をひっかけてるのに何も注意しないのか?


「なんか文句ありそうな顔ですね」


「え」


予想外の言葉に俺は唖然とした


「⋯⋯な、なんで他人の家で犬の散歩なんか!」


俺がそう言うと、女は犬の鼻をほじって口を開いて鼻くそを放り込んで咀嚼せず舐め溶かして飲み込んでまた口を開いた


「鳥はどこを飛ぶ?」


「?」


「鳥はどこを飛ぶ?」


「⋯⋯空?」


「空は中? それとも外?」


「外⋯⋯?」


「声が小さい!!!!!」


「外!!!!」


「ここ、鳥飛んでますよね」


「もしかして外だって言いたいんですか?」


「言いたい。めっちゃ言いたい」


「それはたまたま家に鳥が入ってきてたからそうなっただけで、それがなかったらあなたの変な屁理屈も通らないわけで」


「タラレバの話なんてしてません!」


「あ、すいません」


「もういいです! 帰ります! プンプン!」


「ああ、ごめんなさい⋯⋯」


どうしよう、怒って帰っちゃった⋯⋯


えっ


ちょっとマッチョ。


なんでアイツが怒ってんの!?


「ハリボーのステーキは要らんかえ〜!」


外からさっきの女の大声が聞こえたので玄関を少しだけ開けて見てみると、家の前で鉄板山盛りのハリボーをかき混ぜていた


「ボーハリのキーステ要らんかえ〜!」


俺は女のもとへ赴いた


「おい」


「ハイチュウの⋯⋯はい、なにか?」


「デュクシ!」


「痛っ!」


足を蹴ると、女は一瞬怯んだ後俺を睨んだ


「何するんですか」


「そんなにかき混ぜるステーキがどこにあるんだ!」


「はっ!」


女はハッとした顔で俺を見た


「はっ!」


女はハッとした顔で俺をまた見た


「はま寿司!」


女ははま寿司っとした顔で俺を見た


「宇宙ってなんなんだろね」


俺が問うと、女は目を閉じて「う〜ん」と唸りながら顔を上下上上右上右に動かし、Bボタンを押して口を開いて奥歯のスピーカーから音声を流した


『綺麗デ汚クテ、黒イモノ』


「はい矛盾してまーす! バーカバーカ! 小学生からやり直してくださーい!」


「えっ! 実は今ちょうど小学生からやり直したいと思ってたんです! やったー!」


そう言うと女の体はみるみるうちに小さくなり、本当に7歳くらいの少女の体になってしまったけど、お湯をかけたら戻りました


「どう、焦った?」


「マクポ」


「は?」


「マクポ」


なに言ってんだこの女


「いいか? マクポはもうないんだよ。とっくの昔になくなったよ」


「君」


「なんだよ」


「無くなったものの話はしちゃダメなのかい?」


「ダメだろ」


「ダメなの!?」


女は論破歓喜1秒前の表情をしたまま驚いた


「うん、ダメ」


「じゃあ、亡くなったおばあちゃんの話とかも出来なくなるけどいいの?」


「いや俺ばーちゃん生きてるし」


「例え話が通じません!」


「例え話なら最初に例え話って言えよ! 言ってから始めろよ! バーカバーカ! お前のかーちゃんでーべそ! ミョウガの皮! パグの皺! やーいやーい! 悔しかったら反論してみたまえ〜!」


「パグの皺?」


「え、パグ知らない?」


「マクポ」


「さっきも言ったけど、もう無いから」


「もう無かったら話をしちゃダメだったらママがパグの皺だったら私がマクポだったら私はペンですか?」


「ハリボー溶けてるよ」


「あ、ほんまや! おおきにな!」


ということで、近所に迷惑をかけないという約束でステーキ屋を許可した


家に入ると、まだダチョウがいた


やっぱりここは外なのか?


〈ピングポング〉


インタホンが鳴た


娘だた


「パパただいまー!」


「おう、おかえり」


「ロン毛バケーション」


「おう、そうだな」


「ちん毛バケーション」


「おう、そうだな」


「パパ、クラスの男子が言ってたんだけど、こんどーむ? ってなぁに?」


なヌ!? クラスの男子め、娘になんてことを吹き込みやがったんだ!


と、とりあえず誤魔化さねば!


「わカらナいホうガいイ……」


「え? くねくねのやつ?」


「それよりパパと遊ぼう! 何したい?」


「じゃあこっくりたんやろ!」


「こっくりたん?」


さん、じゃないのか?


「こっくりたんってゆーのはねー」


CM開始(ง˙ω˙)ว


私が初めて刑務所に入ったのは4歳の時でした。今では私がおじいさん。孫にあげるのはもちろん単三電池だったり、単四だったり、時にはガリガリ君だったりします。


CM終わり(ง˙ω˙)ว


蝉! 180円(税込)!


CM終わり(ง˙ω˙)ว


「まず、こーゆー紙を用意するのね」


【小学生の頃神だったもの】


 ①ぶどう味

 ②シール

 ③柔らかい

  消しカスが

  出る消しゴム

  から出るカスを

        丸めた物体


「んじゃはじめるよ!」


「うん、とりあえず見てるわ」


「こっくりたんこっくりたん!」


娘かわええ〜


「隣の席の野村くんを限界まで拷問して八つ裂きにしたのち、遺体を400分割して毎週遺族にデアゴスティーニを名乗って郵送し、この世の宿題をすべて殲滅し、この世の教師をすべて滅却し、この世のピーマンをすべて焼却し、マクポを復活させてくだちゃい」


かわええ〜


「あっ、きたきた!」


娘の人差し指の置かれた1万円札がゆっくりと動き出した


「マジかよ⋯⋯」


1万円札が止まったのは、①の『ぶどう味』の上だった


「さ、寝よ」


娘は歯も磨かずに、シャワーも浴びずに、ご飯も食べずに、宿題もせずに、ゲームもせずに、笑いもせずに、無表情のまま自室へ入ったきり出てくることはなかった


翌朝、スマホから聞いた事のないアラーム音が鳴った


画面を見てみると、『【朗報】マクポ、復活!』とあった


マジすか?(^ω^)


家を出ると、前の道で女がなにやらやっていた


「なにやってんの」


「ハリボーが鉄板にくっついて取れないのです」


「ではこのきびだんごをあげましょう」


「わーい(^q^)ありまとー」


女が仲間になった


俺は女を連れ、マクポナイドに向かった


「マクポくだたい」


「アピャシにもくだピャい」


「チッ、分かりました。ご注文は以上でよろしかったでしょうか」


「あ、あと〜」


「よろしいですね。2点で990円になります5、4、3、2、1⋯⋯」


「もう1個マクポください」


「はい、ではお会計変わりまして3点で300円です」


「えっ、300円!?」


「持ってないんですか?」


「アピャシ持ってます!!!」


そう言って女は俺の後ろからしゃしゃり出てきて、脇の下に生えていた雑草を3本引きちぎって店員に渡した


「3本ちょうどお預かりいたしまして、300円のお釣りになります」


「HAHAHA」←車校に観光に来ただけなのに受付の人に入校希望の人と思われて声をかけられて、でも何言ってるか全く分からないからとりあえず笑っておく俺、という夢をこの一瞬で見た


「マクポ食べるの久しぶりだね」


「ああそだね

 そだねそだねヒ

 久しブヒ   」


紫色の包装紙を開け、2人揃ってかぶりつく


「ん゛お゛!?」


「おほっ!?」


思っていた味と違いすぎて、2人揃ってオホ声を上げる我ら武士(もののふ)なり


死地にこそ誉れあり!!!!!!!


「なんか変な味するんですケドー!」


女がカウンターの細木数子似の店員にクレームを言いに行った


ありがてえ


俺こういうの言えねーから


言ってくれんのありがてえ


「ああ、これはぶどう味なので!」


「ぶどう味ィイイイ!?!?」


「ぶどう味で復活ってニュースにも書いてあったと思うんですが⋯⋯」


スマホで調べてみると、マジそやった


うん、そやったわ


「でさー」


「だよねだよねー」


「444444444444444」


出入口の近くで食べている女子高生3人組の会話が耳に入った


「ねーちゃん(麻雀の発音)が言うにはさ〜」


「分かる分かる〜、にょっちの姉様(ネーさま)(チーかまの発音)変わってるもんね〜」


「99999999999999」


友達の姉のこと、姉様って言うんだ






〈プルルルルルル プルルルルルル〉


画面には『公衆電話』と出ていた


「出るの?」


「うーん⋯⋯」


「出るの?」


女が心配そうにしつこく聞いてくる


「怖いけど、もしかしたら親戚とかからの緊急の連絡かもしれないから出るわ」


通話ボタンを押す


『あっ、もしもしこんちゃっすー』


聞いたことのあるような気がする男の声


「もしもし⋯⋯」


『俺さんですよね?』


「えっ⋯⋯」


『俺さんの携帯ですよね? 「はい」か「いいえ」で答えてください』


誰なんだ。なぜ俺の名を知っている


「⋯⋯⋯⋯いいえ」


こんな得体の知れない奴とマトモに関わっちゃダメだ


『んー? あのぉー』


なんだ⋯⋯?


「はい⋯⋯?」


『なんだろう、嘘つくのやめてもらっていいですか?』


!?


確信を持って俺の名を聞いていたというのか? 誰が? 一体、何のために? こいつは一体誰なんだ? このなんとなく聞いたことのあるような⋯⋯誰の声だ⋯⋯誰の⋯⋯


「はっ!」


そうだ! あの人だ!


『どうしました?』


「はま寿司?」


この女はま寿司好きすぎるだろ


「あの」


『はい?』


「写像の話しませんか?」


『写像? なんすか写像って』


「ダメだこれ笑」


『あっすいませんなんか言葉知らなくて』


やっぱりそうだ。これで確信した!


⋯⋯けど、どうすればいいのこれ?


ていうか、あっちから掛けてきたんだよな


「ところで、何の用だったんですか?」


『あーそうそう、伝えたいことがありまして』


初対面で伝えたいことって何!? 怖くね!? 絶対嫌なこと言われるやん!


「聞きたくないです! 知らない人の話なんて!」


『それってあなたの感想ですよね? 続きいいですか?』


なにこいつ!!!


『結論から言いますね』


「はい⋯⋯」


『あなたの娘さんを誘拐しました』


えっ⋯⋯

        娘を?

  だから名前⋯⋯

           

      ええ⋯⋯?

え⋯⋯?


「今なんて⋯⋯?」


『マクポ』


「あの、マクポもうないですよ」


『復活してますよ』


「あ、そうだった」


何やってんだ俺! アホやん!


『じゃあ失礼しますねー、ほんじゃ』


〈ガチュァ⋯⋯〉


切られてしまった


後ろから物音がするので振り返ると、女がオリジナルのはま寿司ダンスを踊っていたので蹴って川に落として店を出た


それにしても、店内に川があるなんてまるで「外」じゃないか


え? 「お前の家と一緒だね」だって?


俺の家は鳥が侵入してただけのことがあの女の屁理屈で空になって外になっただけだぞ

ここみたいに実際に川があるのとは全く別物だろ


家に帰ると、真っ暗だった


とりあえず部屋に行って布団に入ろう。指も痒いし。娘も誘拐されたし


そうじゃん!!!! 誘拐されたんじゃん!!!!!


〈ピングポング〉


インタホンが鳴た


娘だた


「パパただいまー!」


「あれ? 誘拐されたんじゃ⋯⋯」


「ロン毛コートダディ」


「娘⋯⋯?」


「ワキ毛コーポレーション」


「どうしちまったんだ⋯⋯」


「函館のジョージャジョー」


「ニョンキー・D・PUFFY」


「ほっっっっっっっっそいネギ」


「なぁ、おい⋯⋯え」


娘に触れようと伸ばした手が、すり抜けた


「パパ、ごめんね⋯⋯」


訳が分からない


なぜ娘は謝っているんだ?


「どうなってるんだ!」


何度触れようとしても、娘に届かない


「わたし、死んじゃったんだ」


「何言ってるんだよ!」


届かない


届かない


「ごめんね⋯⋯ごめんね⋯⋯」


「⋯⋯本当に、なのか⋯⋯?」


「ごめんね⋯⋯知らないおじさんに6500円あげるからって言われてついて行ったらこんなことに⋯⋯」


6500円!(´;ω;`)


「謝らなきゃいけないのは俺のほうだ」


「パパ⋯⋯」


「お前を守ってやれなかった俺の責任だ。本当にすまなかった。俺を呪ってくれ」


「呪ってくれって⋯⋯気持ちは分かるけど、それは違うよパパ⋯⋯」


「そうだな、ごめん⋯⋯」


思い返せば電話のあいつは要求をしてこなかった。どこに来ていくら払えとか、全く言わずに切りやがったんだ


その結果がこれとはな⋯⋯


あの時俺はマクポの話でふざけてた

許せねえ。馬鹿じゃねーか、あの時の俺


〈ピングポング〉


インタホンが鳴た


娘だた


「パパただいまー!」


「えっ?」


「ウデ毛のかき氷」


「ヒザ毛の栗」


目毛(めげ)ラーメン」


「いやおかしくないっすか!?」


「あたしが2人⋯⋯?」


「だよね!? そうなってるよね!? なにこれ?」


ᕙ( ˙ᵕ˙)ᕗ10分後!


どうやら娘は1度息を吹き返して、また死んでしまったらしい。その時に2人目の幽霊が生まれたんだとか


変すぎじゃん


「とりあえずザ・たっちのネタできる?」


「えっ」


「それは⋯⋯」


2人とも困ったような顔をしている。さすがに非常識不謹慎最低男過ぎたか⋯⋯?


「ザ・たっちはあんまり⋯⋯」


「うん、あんまり⋯⋯世代じゃないし⋯⋯」


そっか、ネタ知らないか⋯⋯


〈ピングポング〉


もしかして3人目か!?


「警察です。あなたが俺さんですね?」


「⋯⋯⋯⋯」


「答えてください」


「その前に警察手帳見せてください。偽物かもしれませんからね」


「いい心がけですね」


「それほどでも」


「さて、これからあなたを逮捕します」


「なんぜやねん」


「胸に手を当てて聞いてみな」


「えっ⋯⋯そんな、俺はあの女以外に殺人なんて⋯⋯はっ!」


「そう、お前を浜寿(はまとし) 司女(つかさくのいち)殺害の容疑で逮捕するゆ!」


「逮捕されるゆ!」


されました


俺がいなくなった家では幽霊2人がなに不自由なく暮らし、俺は刑務所でいじめられ、マクポナイドはまたマクポを復活させるらしい。確かメロス味だったはず

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