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姫君と幸薄変態ナイト  作者: 石田 真紅亜
5/5

幸薄の昼

久しぶりの投稿ですね

 ああめんどくさい。なんでこんな目に合わなきゃならん。誰か助けてくれ。

 ここは俺の教室だ。そして夕陽がいる。これはいつもの事だ。購買派の俺の為に自分の弁当箱に少し多めに詰めて来てくれる。それを俺の教室か夕陽の教室でつまませてもらうのだ。が今目の前には由紀もいた。俺の机の上には2つの弁当箱が置いてある。1つは夕陽のものもう1つは由紀のものだ。

 ここまではいいだろう。片方はいつもの事だし、告白してきた女の子がいるのも不自然ではない。ただ。

「あ~ん」

「うぅ~」

 由紀がたまご焼きを箸(ついさっきまで自分で使っていたもの)でつまんで俺の前に差し出していた。

 夕陽はなんだか悔しそうにその箸をにらんでいる。

 そして俺は周りから殺人光線(殺意のこもりまくった視線)を浴びまくっている。

「あ~~~ん」

 かれこれ2分ほどこんな状態だ。助けてください。そんな時だ俺の救世主が来たのは

「ん? いかが致したサブロー殿。もう皆集まっておられぞ? 」

 彼は俺のオタク仲間で夕陽と由紀を除いて、唯一俺に恐れず話しかけてくれる男子、後藤圭太《ごとうけいた》だ。他のオタク仲間は少しビビる。

「けいさん! 助かった何とかしてくれ」

 俺は二人の方を指さす。

「ハッハッハ! お邪魔いたした」

 救世主逃走す。けいさんは笑いながら去って行った。助けてけれ。

 こんなお昼休みは夕陽が由紀のたまご焼きを食べることで何とかおさまった。明日から割り箸もってこよう。


次回予告

なんと夕陽が三郎に告白!?

「はぁ?勘弁しろよ。由紀だけで精一杯だよ」

私、サブローの事が好き。大好きあんたがいれば他のものなんていらない。あんたの為なら何でもできるよ?

「おい、雲行きが怪しいぞ」

私はサブローの事なら何でも知ってるよ? 好きなもの嫌いなもの、好みのタイプ嫌いなタイプ、サブローの事なら何でも。

「私こんなキャラじゃないんだけど」

次回『サブローは私だけのものあんな無口なメスには渡さない』

「こえぇよ! なんでヤンデレだよ!?」

「でも、知ってるよ? も、もしも私が告白したらどうする?///」

「え? う、うーんわかんねぇよ」

「別にボクは君が夕陽君を愛してもボクも愛してくれるならいいよ?」

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