お散歩キャット
ミーちゃんの事もあったので、家族間でチャコは独りで外に出さない様にしようと決めましたが、良くしたものでおっとりした性格からか?チャコ自身も家の隙間から外に出ようとはしませんでした。
しかしずっと家の中に閉じ込めておくのも可哀想なので、暇を見ては母がリードを付けて近所を散歩していたそうです。
私も家に帰った時に連れて行きましたが歩道の隅にあるブロックの上に乗って楽しそうに歩いたりあちこちにおいを嗅いだりとチャコも外に出るのがとても嬉しかった様でした。
我が家は自営業、平日母は事務所で父は外を回っての仕事です。
母がチャコを散歩に連れて行けない日は「今日はお散歩に行けないのかなぁ?」とそわそわしているのが見て取れたそうです。
そんな時母は「お父さんが帰ってきたらお散歩連れてって貰おうね」と話しかけたそうです。
すると玄関に行ってドアの前にぺたんと座り、父の帰りをずっと待っていたというのです。
チャコは人の言葉をちゃんと理解していたんですね。
短大を卒業した私は地元で就活、内定頂いた会社もあったのですが不手際があり結局また短期の学校に通う事となりました。
私の力不足や我が儘等もあり家族ほか多大な迷惑をかけてしまったのは事実で、今でも本当に申し訳なく思っています。
自宅での生活を再開した私、チャコとずっと一緒の生活の始まりです!
チャコからしてみればお客様扱いだった私と共に生活する様になり、一緒に遊んで食事してお散歩もして、じきに家族として受け入れてくれた様でした。
そして不思議な事にチャコの見た目にも少しずつ変化がありました。
短毛種ではあるものの全体的に白っぽく、耳など差し色で薄くぼやけた茶色でヒマラヤンの子猫みたいだったのが、成長するにつれ全体的に灰色でやや焦げ茶色の模様がはっきり浮かんできたのです。
この時かかりつけの獣医さんが「先祖返りかもしれない」と言って、写真等の記録を欲しがったそうです。
しかし残念ながら全く撮影していませんでした。
まさかそんな変化があるとは思いもしませんでしたし当時の私が写真嫌いな事もありましたが、それ以前にミーちゃんの事や家族内での変化があった時期だったので色々余裕が無かったのかも知れません。
獣医さんはチャコの尻尾を見てもう一言「ワオキツネザルみてぇだな」
と言ったそうです。
まぁ確かにその頃のチャコは見事なくっきり縞々尻尾でしたがw




