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猫は続くよ〜extend of the cats〜  作者: さむらい
5/11

引越

 県内の短大へ進学が決まった私でしたが、自宅から通うのは少し大変だったので校内にある学生寮へ入る事に。

初めて家を出たのもあり、母と一日一度安否確認のため自宅へ電話をかける約束をしました。

でもその時も自分の事はそっちのけでミーちゃんの話ばかり。

その場に居たら電話口に出して貰って話しかける程でした。

ミーちゃんは不思議そうな顔をして受話器から出る私の声を聴いていたそうです。


そしてそこまで遠い場所では無かったので週末になると何かとかこつけて電車で自宅に帰っていました。

一週間ごとに見る部屋は見る度に汚れ寂れていく様な感じがして嫌だったのを覚えています。

それでもやはりミーちゃんに会える喜びに比べたら些細な事でした。


そして兄も私の短大と同じ市にある会社に就職し社員寮で暮らしていたのですが、やっぱり頻繁に自宅へ帰っていたので車に便乗させて貰ったりもしていました。


 我が家は自営業をやっていたので自宅近くに仕事用の事務所を借りていたのですが、大家さんの都合で移転して欲しいと言われていました。

そして丁度良く近所の空家を借りられたので父母と兄・私が揃った日曜日に皆で事務所の引越しです。


事務所と空家を何往復もして資材やカタログ等を台車で運び、兄と私はお駄賃として夕飯代を貰って家を後にしました。


 そしてまた一週間の始まりです。

学生寮から電話をかけていつもの様にミーちゃんを電話口に呼んで貰うも返事は必ず「いま居ないのよ」

ミーちゃんまたちょっと夜遊びが過ぎるかなぁ?そんな風に思っていました。

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