チャコは暇を持て余す
若さが有り余って仕方の無いチャコでしたが、やや鈍臭いので仕事の無い日は基本的に引きこもり。
それ以前に独りで外に出るのはもう懲り懲りだったので、よく家の中を全力疾走して昇華していました。(実はおばあちゃん猫になっても走り回っていたして)
猫は好奇心旺盛なもの、しかしチャコは暇とても暇。
これ以上なく暇なのでトイレに入ろうとする人の後を着いて回るとドア外で待機。
その頃のトイレの横には洗濯機があり、やがて洗濯機の上に乗ってドアが開くのを待ち構えます。
用を足した人がドアを開けるとチラリと見えた指先に猫パンチ猫パンチ。
爪は出さないので皆げらげら笑いながらチャコの様子を見ていました。
洗濯機の上が気に入ったのか?ひんやりして気持ち良いのか?チャコは何も無くとも洗濯機の上でまったりする様に。
ただある日の事、いつもの様に洗濯機に飛び乗ろうとしたら蓋が閉まっておらず。
しかも運悪く漬け置き状態だったので、ぴょんと飛び上がるとそのまま洗濯槽にドボン。
飛び出してずぶ濡れになった体で家中を走り回るチャコでしたが、正直中で溺れなくて良かったです。
チャコはお風呂に入っている時も覗きに来ました
当時の家の浴室はドアでは無く分厚いカーテンで遮られていただけだったので、猫なら下を簡単にするするっと抜けられたのです。
毎度「何してるのかしら?」という感じにやって来るチャコに指で弾いてお湯ををかけると、きゃっと言わんばかりに逃げ出して、またそろりそろりとやって来るチャコ。やはり暇なのか。
様子を見ているとお風呂が気になっているらしく浴槽の辺りまで来てうろうろするので、指を出して誘ってあげると楽しそうに猫パンチをして来ます。
タオルに空気を含ませてブクブク泡を立ててみると、がぶり寄り状態で面白そうに見つめます。
こんな毎日の入浴がチャコのお陰で本当に楽しい一時になりました。




