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最強の錬成職(仮)  作者: ShinoNaki
第一章 プロローグ
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第六十六話 力

始まるよ~

天道が走り出す。それと同時に左手に持っている剣が光を増す。剣を振り被ると、先ほどより素早し速度で振り下ろす。間合い的には、まだまだ天道の間合いではない。だが、いやな予感がする。俺はとっさに大剣を前に出し、盾とする。


「っ!無属性魔!魔素障壁(マナ・シールド)!」


シオンが障壁を展開する。展開し終わったとたん、障壁が砕ける。コンマ数秒後、俺の体に衝撃が走る。大剣と天道の光の剣がぶつかっていた。剣が長くなっている。大きさは変幻自在というわけか。面倒な奴め。俺も同じことができるかと問われたら。そりゃ、もう。ね。


「司様から離れなさい!暴風魔法爪突風(クロー・ゲイル)!」


俺を中心に、嵐が起こる。空気を圧縮して、刃物のように鋭くした嵐が天道を襲う。

天道は冷静にバックステップでその嵐から逃れる。


「シオン。あとどれくらいだ?」

「そうですね。大体、3分くらいです」

「なるほど。少しだけ本気、出しますか」

「…ごり押しd「言わせねぇよ!」」


ごり押しではありません。絶対に違います。

少しだけ本気を出すといっても、身体能力の封印を一段階だけ解くだけ。ほんとに少しだよわたしうそつかない。

それはともかく、封印を一段階解いたことにより、今の天道ともためを張れるくらいにはステータスが戻った。勝つ気はないけど。魔法で豪快にさ、決めたいじゃん。シオンが撃つんだけどね。


「聞こえてないだろうけど、行くぞ」


大剣を手に走り出す。あくまで時間稼ぎが目的だ。致命傷を受けないことを第一に、攻撃することを考えない。天道が光剣を振るう。俺は大剣を振り、反動で光剣の間合いから逃れる。返す刃で天道に切りかかる。天道は後ろに飛びつつ、両手の剣をクロスさせて大剣を受ける。軽く火花が散ると、天道が吹き飛んでいく。さっき攻撃することを考えないといったな。速攻で矛盾していく。それが人間だ。

天道は体制を取り直すと、再び走り出す。右手に持っている通常(高レアリティです)の剣で切りかかってくる。大剣の腹を正面にして地面に突き刺し、盾とすることでその攻撃を防ぐ。

直後、大剣に線が走る。ずるずると、線に沿って大剣の上側が滑り落ちる。天道がいつの間にか振りぬいていた光剣が大剣を切っていた。

俺は背後から天道のことを蹴る。わざわざ大剣を地面に刺して、そこに留まらなくても自立するちょうどいい囮にしたというわけだ。


「フィジギフ並みの蹴りを食らいやがれ!」


天道は光剣を前にして二本の剣をクロスさせる。持ちろん直後に吹き飛ぶ。あいつ吹き飛んでばかりだな。


「こいつは、なるほど。まだまだこれからってわけだ」

「一応、聖属性魔法回復(ハイル)


俺の足は焼けただれていた。

心なしか、天道の持っている光剣が赤みを帯びている。

もしかして、火属性とか?現状その可能性が一番高いな。いつの間にかもう片方の剣もほんのりと赤くなっている。あっちは時間制限がありそうだな。溶けそう。というか溶けそうなくらい熱いってどれくらいだよ。


「ちょっとやばいな」

「そうですね。身体能力開放で強度もアップしてるはずですよね。何回いけます?」

「そうだな。五回が限界かな?」

「それくらいっぽいですよね」


こうなると、何をすればいいのやら。シオンの壁にならないといけないのに、さけないといけない。超難問だ。剣もこのありさまだとな。剣、か。そういやそんなことをしてるやつがいたような。


「…魔法で剣をどれくらい作れる?」

「へ?もしかしてジャスさんのことですか?そうですね。十五が限界ですかね」


十五本か。どうにかなるか?


「わかった。合図をしたらそこら中に突き刺した状態で生成してくれ」

「わかりました」


それまでは、このポッキリいった剣でどうにかしますか。

ご視聴ありがとうございました。よろしければ、感想や改善点などありましたら、ぜひ、ぜひぜひ!お願いします。

次回:『ロ~スト』お楽しみに!(題名は変更する可能性が90%です)

追記:一日だってさ。一日。

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